「思考は現実化する」…かもしれない!?
思考は現実化する、とはナポレオン・ヒル(アメリカの自己啓発の人)の言葉で、何かを本気で叶えたいと思うと、無意識のうちにそれが実現するように行動するようになると言う説があります。
「つくパーのレースで勝てるようになりたい!」
我が家の少年の熱い気持ちの行方は??
4月に引き続きエントリー

つくばRCパーク・オフロードラウンドレース5月(エントリー数は89)に息子と参加してきた。
前回は、2WDストックがB1、4WDストックがA7と、事前に2回の練習を重ねた息子としては納得いかないリザルト。
しかし、確実に手ごたえは感じられたため、今回は「上位に食い込み、優勝争いに絡めるようになるにはどうしたら良いか」を息子と2人で考え、4/26に再びつくパーへ足を運んだ。
上位陣のレース中のラップタイムと比較すると、2WDで平均0.3秒ほど遅く、4WDはファステストを除けばほぼ互角であることが分かる。
以前の記事にも書いたが、やるべきことは、上位陣の走りを研究すること及びその走りができるクルマを作ることだと結論づけた。
今回は限られた時間の中で対策。ベストを尽くしての参戦。

AS92497 リヤインバーテッドショックスタンドオフセットを投入した。明らかに低重心化し、路面に押しつけられる感じになる(ヒロキ)


CV-B74.2-LA ダブルジョイントドライブシャフトセット・逆ねじ仕様【アソシB74.2/B74.1用】を投入。おススメですぜ。
TeamAJ大津氏に教わる


今回もteam AJのつくパースペシャリスト大津氏に色々と助言を頂いた。
つくパーを走るに当たっては、基本的な仕様はマネさせていただいているが、2WDのギヤ比と熱問題については詰めきれておらず。
練習走行ではタイムは悪くなく、前回の練習が嘘のように呆気なく15秒台を出せるように。
しかし、どうにもモーターがアツアツになってしまう(危ない匂いがするw)問題を相談。

加速重視だと設定したピニオンが27Tでは小さ過ぎて吹け切ってしまっていると指摘。31Tに交換して、進角も調整。スピードと熱問題にメドが立った。
「どう?走れてる?」
たびたびヒロキを気にかけていただき心強かった。
そんなエキスパート大津氏と同じメインで走りたい。とにかくAメインに残るぞ。
予選

前回のレースで予選、グリッド位置の大切さを痛感したヒロキ。
予選のヒートは以前の戦績が考慮されると聞いたが、2WDは3ヒートあるうちの第1ヒート。タイムが出辛い可能性があるが、最初から攻めて行く走りで臨んだ。

結果は

ノーミスで19周に入れて5番手。それでもやはり上位の壁は厚い。

4WDは第三ヒートとエキスパート揃いのヒート。
予想した通り、予選なのにまるで本戦のように早くも白熱する。
ヒート3位につけるが最後にミスしてタイムロス。惜しくも20周入りを逃す。
4番手につけた。



よし、二駆四駆Aメインに残れた。
うん。ここまでちゃんと戦えている!
前回より明らかに進化、進歩している!
そのことをお互いに確認。

実は朝からピリついていたヒロキだったが、ようやく少しだけ表情が緩む。
ピリピリするということは、それだけ真剣であり、緊張していること。それだけ本気であること。
と、今なら分かる…
…
(なんだコイツ、機嫌悪いなー!何なんだよ!!)って思ってたのは内緒である(笑)
決勝

2WD Aメイン決勝
5番グリッド。
スタートから大荒れの展開。
ストレートエンドのジャンプ着地でクラッシュ発生。
その混乱を抜け出て大津氏、大森氏に続く3位にジャンプアップ。
と、思った瞬間トップを走る大津氏が左奥のマウンテンで転倒。そこに続々と後続が突っ込む大惨事!
抜け出したのは紅一点、永瀬選手…
続くのはダークホース、ヨコモのレン選手(中学1年生)
3位に大津氏、そこに喰らいつくヒロキ…
その後ろにはヨコモのエース、タクト君!
早くもタクト君の猛プッシュに耐えるヒロキ。
そして次のストレートエンドのジャンプ踏み切りでトップの2台が絡んでクラッシュ!!
レン選手がトップに。
続くヒロキとタクト君というヤングが上位を占める事態に!!
これはアツい展開だ。
しかし、その次の周でレン選手が転倒、ヒロキがトップに…続くタクト君も転倒し、
単独トップ状態に。

そこからは危なげない走りで(途中対抗車線から飛び出したクルマと正面衝突がありヒヤっとしたけど)トップを守り抜きゴール。
結果的に展開に恵まれた勝利であるのは間違いない。
しかし、混戦を生き抜くサバイバル力は、やはり常にワチャワチャ大混戦のGBサーキット仕込みだと感じた。
見事、つくパーラウンド2WDストック初優勝🏆

4WDストックAメイン決勝

4番グリッド。
スタート後の最初のマウンテン後にタクト君が転倒。
前回優勝の大森選手、大津選手に続く3位につける。
と思ったのも束の間、ジャンプ着地を刺されて、レン選手に3位を奪われる。レン選手、速い!!
その後、2位の大津選手がジャンプ着地で転倒、レン選手がコース中央のコンビネーションで転倒。
2位にジャンプアップ。
そこからはひたすら1位の大森選手を追いかける展開。

残り1分を切った。
なんと、ヒロキB74.2CEが大森選手XB4との差をグイグイ詰めている!!
プッシュに次ぐ猛プッシュが始まる。
見ているこちらも思わず声が出る。
会場が沸いた。
最終周、マウンテン後のコーナーで仕掛けるも弾かれ、コースフェンスへそれてしまう。
ギリギリの勝負は2位でフィニッシュ。
惜しくも優勝は逃したが、ヒロキの持ち味を出しきれた良い走りだったと思う。


まとめ

終わってみると、2WD 優勝、4WD 2位と少々出来過ぎな結果だったと思う。
しかし、つくパーラウンドレースの面白さ、ギリギリの競り合いの熱さは最高であることを実感。
今度は四駆で優勝したい!という欲が芽生えてしまったヒロキ。
ワタシは通っているうちに顔見知りになってお話できる人がたくさん出来た。
次回は全日本が終わった後にお邪魔したい。
…
一方で、今回の参戦にあたって、TeamAJ、TeamGBの崎山さん、タイト君親子、そしてキッズレーサーパパのpapoさんの応援が励みになった。



我々の活躍を我が事のように喜んでくれる仲間のありがたさが沁みる。ありがとうございます。
…
今回はピットをタクト君親子とご一緒させていただいた。前回のキッズレーサーミーティングでさらに仲良くなったこともあり、チームは違えど色々な話が出来た。(れん君とも仲良くなりVTECネタでヒロキ爆笑)
今回もレース後のフリーランでタクト君とヒロキの熱血鬼ごっこが続く。本当にラジコン好きだな、君たち。
「オメーには負けねーよ!」
千葉と茨城の同級生同士のアツい戦いはこれからも続く。
今回もお世話になった皆様、ご一緒した皆様ありがとうございました。

動画はコチラ↓
白熱の四駆決勝!