
「パパ、これからはきちんと挨拶して、周りの人とかに横柄な態度とか、失礼な態度をとったらダメだよ。自分も気をつけるから」
最初は何を言われているのか理解出来なかった。
「ん?どういうこと?パパはそんな態度とったことないぞ?」
「これからだよ。これから自分たちは振る舞いとか見られるんだよ!」
日頃から「挨拶しなさい」「大きな声で声がけしなさい」などとサーキットでのマナーについては口を酸っぱくして伝えてきた。
しかし、現実は、ワタシの後をついて来て、ボソっと小さな声で挨拶…
そんな息子を不甲斐なく思い、強く叱ったことも。
本人の性格、資質、色々ある。
しかしである。
そもそも挨拶とは、「相手を認める」「相手を承認する」行為。
自分が相手を認め、相手にも認めてもらうという社会的な行為なので、その自覚がない挨拶には何の意味もない。
挨拶は強制されてやるものではないのだ。
だから、体育会系で挨拶が身体に染み付いていて、自然にできる人は自ずと得をする(と思う)
「俺文化系だし、人見知りだし、シャイだし、陰キャだし…」
などと良い歳をして言うのは見苦しいw
で、なかなか気持ちの良い挨拶ができない息子(パパ評価)による冒頭のセリフである。
(今更何言ってるんだ??)
と思わなかったと言ったらウソになる。
だが、今回、全日本でAメインファイナリスト、表彰台を勝ち取り、沢山の方から賞賛され、声をかけていただいた彼は、自分を律して行こうと決めたのだ。
無印の存在から、多少なりとも人から見られる存在へ(なったかはよお知らんけどw)
(元々サポート頂いている時点で違うんだけどね。それも散々言ったけどね…)
今回の全日本は、そんな1人の少年の成長を促す素晴らしい機会になった。
そこは素直に喜びたい。
ワタシ?
誰も見てないと思うけど、ヒロキ少年の父として恥ずかしくないように頑張ります…(まず痩せる)
今後ともヒロキ少年をよろしくお願いします!
挨拶が苦手、人見知りなお子さんを持つお父さん、お母さん!ラジコンやらせましょう!!(違)
