ラジコンファンの皆さまこんにちは。
おかげ様で、息子氏、無事小学校を卒業いたしました。4月からは中学生。
ブカブカな学ランをまとって、自転車通学です。
さて、そんな息子氏は絶賛春休み。
競技バギーの練習に行きたい!と言い出すと思いきや
「千葉チャンプ連れて行って!」
「欲しいヤツを自分で買うから!」
そんなオーダーを受けて、向かった千葉チャンプ。
さて、どうなる?
お金の重さを思い知る
はるばる、ウチから小一時間かけてRCアドバイザーチャンプ千葉店へ。
彼のお目当ては、アソシB7のパーツ…ではなく、京商ZX7の予備パーツ、でもなく…
タミヤ!!
しかもM05シャーシ?!
ラリーマニアの少年。
これまでもスバル黄金期のインプレッサや、ランエボ、ブラットなどをTT02ラリーやXV02シャーシで楽しんで来た。
何故今Mシャーシなのか。しかもM05。
最新のMB01が出たというのに。
「M05にはRaがあるんだよね」
なんだそれ。
なんでも、アップライトを専用品にすると最低地上高を稼げ、ラリー仕様になるそうな。
スーパー1600仕様のスイフトを作りたいと。
そんなのを何処で調べたのか?(YouTubeらしい)
で、お店にはお目当てのシャーシ、ボディ、パーツ、全て揃っているようだ。
では、さっさと買って帰ろうじゃないか。
そもそもだよ?わざわざ実店舗に行かなくても全部ネットで買えたんじゃないか?
と言うワタシの疑問は次の瞬間氷解する。
…なかなかレジに向かおうとしないのだ。
パパ「どうした?」
少年「こんなにお金使って良いのかな…」
パパ「罪悪感があるんだ?」
少年「(頷く)」
パパ「その気持ち、大事だよ!」
フルベア、その他含め総額15000円強。
競技バギー、レース、をやっている時のテンションだと、誤差?!みたいな額(感覚がバグっている)も
いざ、自分の貯めたお小遣いを財布から出すとなると、途端に罪悪感、喪失感に襲われるのだ。
この感覚は大切にしたい。
実店舗で大きな箱を手にして分かるこの感覚。
「自分にとって高価なものを買う」
ネットショッピングでは、なかなか実感しづらいのは事実だ。(後で請求に青ざめるパターンw)
これを実感するための実店舗なんだと理解した。
で、散々悩んだ末にレジに向かって精算。
お札を出す手が震えている(ように見えた)
箱を抱えてニコニコ。喜びを噛み締めて家路へ。
彼にとって競技バギーはある種のスポーツであり、
趣味のラジコンはスケールモデルとして、実車をラジコンで再現することにご執心のようだ。
いずれにしても、コロナ禍で親子で始めたラジコンが、親の押し着せではなく、彼自身の意志で趣味に定着したことが素直に嬉しい。
M05シャーシを組む
恥ずかしながら、今までM05シャーシを組んだことがなく、どんなものか知らなかった。
なるほどFFの入門用シャーシなのだと知る。
今まではほとんどが四駆で、FFの走りには興味津々。
TT02の時も思ったが、タミヤの入門用シャーシは、一周まわって凄いものだと思い知った。
このM05シャーシも、この構造、材質、造りでこんなに走るの!?を再び味わえるのだろうか。
夢中で組み立て始める。
例によって、メカ類はタミチャレにハマっていた時代に使っていたものが転がっているので、それを自由に使って良いことにした。
時々、説明書の見方、ビス穴位置の確認に声が掛かるが、それ以外全くノーアドバイス。
プラスビスに苦戦していたが、精度の良いドライバーで押しながら締める、を実践。(TT02の時は力任せに締めてネジ頭を舐めてしまっていた)
競技用がなぜヘックスビスなのかも組んでみないとわからない。
メカ積みも自分で。
配線は美しく、は競技から学んだ。要らぬトラブルを防ぐ意味もある。
2日ほどでシャーシは完成。
ここまで「限られたスペースにいろんなのがギチギチに詰まっていて、組み立てていてワクワクした!」そうだ。
次はボディだ。
どんなボディになるのだろうか?
続く
次回、ボディ〜シェイクダウン編へ