エンジンバギー

【親子で】エンジンバギーに挑戦③【ラジコン】

ラジコンファンの皆さまこんにちは。

皆さまは花粉は大丈夫でしょうか?

ワタクシ、今、目の痒みと鼻水でかなり辛いです。早く花粉終われ!と祈る毎日であります。

さて、今日は強烈なインパクトを受けたエンジンバギーの話の続編です。

エンジンバギー を始めるには

自宅に帰りつくと早速、エンジンバギーについて動画を見たり、調べてみたり・・・

そこで見つけたのがオフパワーさんのブログ記事。

我らがGBヒカル選手がワークスドライバーをつとめるPRレーシングで有名な、あのオフパワーさん。エンジンバギーの世界でも有名だったことを知る。

その記事には、エンジンバギーの魅力、メリット・デメリットが分かりやすく書かれており夢中で読み進む。

そして、気になる初期投資はどれくらいかについても書かれていた。それによれば・・・

※オフパワーさんのブログより

じゅ、じゅうよんまん・・・・・

ちょっとおいそれと出せる金額じゃないことを今更ながら知る。

ラジコンはお金がかかる。それは知っている。

特に電動の競技バギーを始めてからは結構な額を注ぎ込んでいるのも事実。

さらにエンジンまで踏み込め・・るか?

これはなかなか悩ましい。

趣味(遊び)にどこまでという明確な線引きはない。だからこそ判断が難しい。

ワタクシ、一介のビンボーリーマンである。

正直に言えば現実的には無理だ・・・

再びけんちゃんサーキットへ

さて、前回のブログにあった定例レースは雪で翌月に延期となった。それからしばらくしての話である。

またまたやって来たのは「けんちゃんサーキット」。快晴のラジコン日和。

今回もコーチA氏にお誘いいただいた。

前回までは「体験」だったが、今回は練習である。これが何を意味するか?!

つまり、A氏所有のMBX7Rを譲ってもらうことになったのである。

※マシンを目の前に!

しかも、中古とはいえ走行に必要なものフルセットつき。

これなら前述の大きな投資に踏みきらずともなんとか今出せるギリギリでエンジンバギーをはじめられる。

あの迫力と興奮が手に入る!!(ただし、当面はなーんも買えない極貧状態になることに変わりなし・・・・)

そのことを伝えると、日頃寡黙な息子は、

「え?本当に?いつ練習?行く!」とはしゃぐが、すぐに

「大丈夫なの?ツーリングは売っちゃう?仕方ないよね?」

子どもながらに親の懐を心配している。

「やりたいんだろ?エンジン」

「うん。」うなずく息子。

パパ、頑張る(笑)

そして、ご縁に感謝である。

我が家の家訓は

「遊びは真剣に。でも熱くなり過ぎないこと」(今作った)

やっぱり金銭的に無理となれば、潔く辞めれば良いだけだ。

いざ、触ってみると

前回はお客様気分で。へー凄いなあ、そうなんだー、で済んだ。

しかし、これからはワタクシがこのMBX7Rをメンテしていく・・・・できるのか?

自信はない・・・

何故なら、クルマは大好きで、オイルやプラグ交換はしたことがあるが、ラジコンのエンジンには一切の知識・経験がないのだ。

あ、草刈り機ならあるか(笑)

2ストロークエンジンにグロー燃料。

こんなに小さいのにエンジン!

人間、知らないものや分からないものには恐怖を覚えてしまう。EPハイエンドバギーも初めはそうだった。自分でバラせるまで結構時間がかかった。(今ではフツーにできる)

またイチから勉強かー。

この日、新品スターターボックス、プラグヒーターまで用意してあり、その調整や扱い方法を教えてもらうことに。

また、受信機やサーボ用に、バッテリーが要るという。これも初めて知った!大体30分くらいで交換か充電が必要。(リポなリフェがある)

スターターにも二本のバッテリーがいる。

そーなのかー、エンジンだけどバッテリーも必要なのかー。

燃料は自分で買ったものを使う。

※小川精機のナイトロックス。ニトロ25%。4L缶。3520円。これで200分以上走れる。

早速、燃料ボトル(これも新品)に燃料をチューっと吸わせ、タンクに注入。満タンで125cc入る

※アルミ製のストローがついている

最初のエンジンがけはA氏にやってもらう。

※このオカモチに燃料、スターターボックス、燃料ボトルを格納して持ち運べる。
※京商製スターターボックス。スターターギヤ位置がマシンのメーカーによって違うので位置を微調整。

スターターボックスに載せ、プラグヒーターを押し当てながら数回クランキング・・・

ぶぶぶぶぶーーーー

白煙と爆音!!掛かった!

勢いよく飛び出していく7R。今回は複数台同時走行。やはり皆さん上手いので、なんとかついて行こうとするのに必死。

だが、それがたまらなく楽しいと言う。

前回より走りにキレが出てきたかも?

〜〜〜〜〜

さて、送り出す側として一つ一つ見ていくと、走り出すまでに結構手間がかかるなあと思った。

この煩雑さを高いハードルと捉えるか、マニアの喜びに感じるか、が分かれ道な気がするのだ。

GBネットワーク!?

結局、A氏がやることをずっと見ていた。次からは自分でやるのだ!と全集中。

そんな折、新たな来客。

なんと、GBで息子とバチバチやっているキッズレーサーAO君親子が現れた!

我が家と同じく、息子レーサー、パパメカニックの親子ラジコンの先輩だ。

聞けば、我が家と同じように中古マシン(MBX8)を譲り受け、エンジンバギーを始めるとのこと。

ちなみにAO君はこの春から中学生でウチの息子の2つ上だ。ラジコン歴も我が家より長い。

ムラはあるがハマればかなり速い。

エンジンバギーでレースをやるとしても、大人の中に小学生1人より、ライバルがいた方がイイ。

比較されたりして本人達は嫌かもしれないけど、レースをやるなら「あいつにだけは負けない!」は重要だ。

GBでのレースで、息子はAO君に破れ、何度も涙を流し、次は勝つ!と挑戦し続けて成長した経緯がある。

もちろんパパメカニックとしても然りで、今でもたいしたメンテはできないが、多少の手間を惜しまないことの重要性を学ぶ機会になった。

この日、アガマ、PRレーシングのワークスドライバー、ヒカル君親子も来ていて,けんちゃんにいるのにGBサーキットにいるような錯覚を覚えた(笑)

まさにGBネットワーク!

ヒカルパパも親子ラジコンの大先輩だ。しかもパパもエンジンバギーを走らせるという。

何という心強さだろう。そしてうらやましい。

A氏はウチだけでなく、AO君家のマシンまで面倒を見ることになり、ヒカルパパ氏と協力しながら我々初心者のサポートをしていた。

かなり大変だったと思う。

逆に言えば、この面倒を見てくれる人がいないとエンジンバギーを始めるのは難しいとも言える。

EPみたいにバッテリーを繋げは走る!!(EPも競技となれば分からないことだらけで、誰かに教わりながらじゃないと難しい)

ではないからだ。

親子で練習だ!

さて、コーチA氏がAO君家(エンジン慣らしらしい)にかかりっきりになると、必然的にワタクシがやらねばならなくなる。

燃料を給油してみる。

給油口を開けると、なんと湯気が立ち込めている!油面が見えないぞ。ドバッとあふれる💦

湯気をフウッと吹いて飛ばしてから給油することを教えてもらう。・・・

給油タイミングが分からず目一杯走らせてガス欠で止まり給油。

初めてのスターター。プラグヒーター。

これがまた掛からない💦

結局A氏に見てもらうとプラグのようだ。プラグ交換と燃調をみて貰って再起動。

いやー、これは難しいし、分からない(T . T)

早くも心が折れそうなワタクシ。

走らせたくて横でウズウズしている息子。

しかし、しかし

数回繰り返すうちにだいぶ慣れてきた。怖く無くなってきたぞ。

「次給油!」大声で伝える。

操縦者と給油者の阿吽の呼吸が重要なんだと気づく。

EPとはまた違う世界がみえてきた。

まとめ

この日分かったこと。

・最初は中古を譲り受けて始めるという手もある

・走り出すまでが結構大変

・エンジンが掛からないと泣きそうになる

・給油タイミングとかチームワーク大事

・教えてくれる人凄く大事

この日は暖かいこともあり、たくさんの方が走らせていて、その中での練習となった。

混走でいろんなことが見えてきた。

GBヒカル氏のマシンや、他の速いマシンに食らいついて行こうとする息子。

しかし、まだまだストレートで突っ込み過ぎたり、クランクで引っかかってロスしたり、単独で走っているときには見えてこなかった課題が分かってきた。

また、競り合って体勢が崩れたままジャンプに突入して対向車線に飛び出してクラッシュするなどヒヤッとする場面もあった。(お詫びと無事を確認)

今後気をつけないといけないことなどをヒカル氏にレクチャーしてもらう。うなずきながら聞く息子とAO君。

走り方を指南して貰えるのは非常にありがたい。それが息子にできるかはまた別だが、走りのイメージは大事だ。

そんなこんなでエンジンバギーをやることになった我々親子。

正直、続けていけるかは全く分からない。

EPのレース活動と並行してやるとなると中々難しそうだ。

だが、何事も経験。

とりあえずやってみよう!せっかくの機会だし。

次回は初レース参戦についてである。

さあ、どうなる? 次話はコチラ

metabonz宮