ラジコンファンの皆様ごきげんよう。
3月ですね。このなんともフワフワしたソワソワした気分は何でしょう。仕事は期末処理やら何やらでちょっとストレスにヤラレ気味なワタクシ。
ですが、我々にはラジコンがある!
そしてこの春の陽気!
やらない理由は無いのであります。
というわけで、今日はTT-02でラリーをたのしんだ話です。
ラリーが、ラリーがやりたいです
某日。ホームサーキットのGBでタミチャレにラリーを増やすと言う情報が駆け巡った。
情報源は悪の組織フタバ模型専門店。
やはり、と言うべきか、GBお実行氏のブログでは先行煽り動画を載せてキタ!
スーパードライバーM氏によるXV01が水溜りをドリフトで抜けて行く!
うおお!カッケー!!
よし、ラリーだ!ターマックラリーをやるぞ!
宮「石さん、GBでラリーやろうぜい」
石「フハハハハハハ。ワシのXVが火を噴くぜ!」
宮「(・・・燃えちゃう?電装か?)じゃ、よろしくー」
しかしふと、つい先日XV01をヤフオクで売却したことを思い出す。
・・・マシンがない。
ならば、とジャンク山から取り出したのはTT-02(無印)シャーシ。
これをハイポジションで組み立てたらラリーになるんじゃね、と思い立つ。
ボディは以前スペアで確保したデルタがあったはず。庭でシューシュースプレーを吹く。
グリル周りの塗装とステッカー貼りは息子に依頼。相方石氏の手による素晴らしい塗装が施されたドライバー人形セット(これがデルタにベストマッチ)を貼り付けてみる。
そういえば、ずっとインプレッサ、ヤリスWRCのイメージが強かった石さんもランチア・デルタだ。
しかもマルティニカラー!!
そこでワタクシはステッカーを貼るのを諦め、白一色で行くことに。
まず基本コンセプトはタミチャレに出場できること。
これ、意外と大事で際限ない散財を防ぐ効果もある。
10.5ターンブラシレス。6.6Vのリフェバッテリーで駆動。ESCはTBLE 02S。大丈夫かな、これ・・・(本当は04SRが欲しい)
サーボはフタバの9570SV。サーボはケチってはいけない、と祖父の遺言に書いてあった我が家である。
さて、ジャンク山から取り出した、とは言え、全くのノーマルではない。
思いつくままに書くと、
・フルベアリング
・前後カーボンダンパーステー
・ローフリクション・ステンレスサスボール
・アルミドライブシャフト
・アルミステアリング セット
・ハイトルクサーボセイバー
・アルミサーボマウント(イーグル製)
・アルミリヤアッペライト 3.0度
・アジャスタブルアッパーアーム(フロントのみ)
・フルヘックスビス化
・ユニバーサルドライブシャフト、専用デフカップ(フロントのみ)
・TRFスペシャルダンパー
と、我ながら結構な投資に気づいたが良いのだ。
このオプションを入れ、自分色に染めてゆく過程も最高に楽しい!
いや、楽しむべきだ(笑)
最初から完成してる、なんて面白くない。
ダンパーエンドを長いモノに交換。
ラリーだけに柔らかいバネを探す。
ありました、Mシャーシ用のTRFバネ。
TRFダンパー標準のヤツよりかなり柔らかい。
デフはフロントはガムを入れた重デフ、リヤはボールデフにしてみた。
それで、今回試したのがダンパーオイル抜き!
以前CC01でやってみて挙動が実車っぽくなることに味をしめた。さてどうなるか?
いざGBへ
今日はmetabonz相方の石さんもわざわざ魔鏡サイタマからやって来た。
前回来て一発で気に入ってしまったと言う。
ワカル、ワカルよ石さん。
この雰囲気、人、環境を知ったら通っちゃうよね(笑)
この日は、我々おじさん族も多かったが、キッズもたくさん。
いいぞ!ラジコンブームキテルぞ!
息子はグランツーリスモ7をやる!とこの日はラジコン休み。(アレは確かに凄いけどちょっと寂しい)
石さんはXV01のほかに、京商ビートルとファントムを持参。ワタクシはTT-02ラリーとファントム、TD4スーパーアバンテを持って来た。
GBサーキットは一日中オンロードもオフロードも楽しめる。欲張りさんにも大好評だ。
やるなTT-02!
正直に言おう。
ワタクシ、TT-02を甘く見ておりました。
ぶっちゃけ初心者向けのやっすいヤツ!くらいの認識で、ありました。
自分だって初心者のクセに、そう思ってました。(息子用に買って自分は走らせたことがなかった)
今は海よりも深く反省・・・・
だって、めちゃくちゃ良く走るジャナイノ!
まず、スロットルのツキが良く、とにかくレスポンス(反応)が良い。
素直なステアリング。しなやかにロールしながらコーナーを抜ける気持ち良さと来たらもう!
10.5ターンのパワーがあるモーターにラリーブロックタイヤの組み合わせ。
ターマック(アスファルト)ではグリップが良い感じに抜けて豪快なスライドを楽しめる。
コーナー手前でフェイントをかけてリヤから振り回すなんてのも自在だ。
これは楽しい!
この日は他にもラリーカーのお客さんがいて、ワタクシと同じランチアデルタボディのTT-02が!(2台も)
豪快にテールを滑らせて楽しんでおられた。
思わず笑顔になってしまう瞬間・・・
石さんのXV01と、ほか2台のデルタ!デルタ!自分のデルタ!
「あれ?どっちが自分の?」
ストレートエンドまで譲らずに二台まとめて壁ドン(笑)
みんなゲラゲラ笑いながら走らせる。
カツカツにコーナーを攻めるもよし。ひたすらコーナーの進入を派手に決めることだけを楽しむもよし。
これだ!これがラリーの楽しさだ!
XV01はまるでクラウン?
石さんの自慢のXV01をやらせてもらう。
出足から滑らか!
クラウンかっ🤚
ツッコミたくなるくらい滑らかにニューんと加速する。そしてコーナー!
狙ったラインを外さずピタッと走れる。
こんなになんか上質な走りだったっけ?
フロントモーターならではの抜群の安定感。
しかしいざ握れば、やはりテールを振りながら暴れ馬になる。この二面性と来たら!
TT-02のギュンギュンな感じと違って滑らかで速いこのベルト駆動の感じ。
あ、DB01だ、と納得する。実際足回りは共通部品もあるし。うーむ、また欲しいかも。
いや,新作のXV02か?
オイルなしダンパーは?
結論から言えばNGである。
荷重移動が楽ちんで、振り回せるけど、戻りも速くて揺れが収まらない。
ギャップに取られてストレートが真っ直ぐ走れない。
カウンターを常に当てて走る感じで、楽しいけど凄い疲れる(笑)
次はオイル入れてチャレンジだ。
まとめ
皆さま、TT-02ラリー、やりましょう!
ツーリングが得意じゃないワタクシみたいなヤツでも楽しめる。
実売10,000円弱でボディ付きのシャーシに必要なオプションで、この走り。
いや、XV01でも良いんだけど、とにかくラリー。実車感抜群のスケールボディを振り回して遊ぶ!
これは楽しい!
もちろん、フラットダートを走らせても楽しいし、アスファルトも凄く面白い。
タミヤ、欲しい時には大体品薄の法則。見つけたら即買いだ。
Metabon宮