コラム

【コラム】デジタル・デトックスとラジコン【できるかな?】

ラジコンファンの皆さまこんにちは。

皆さま、デジタル・デトックスなる言葉を聞いたことはありますでしょうか?

スマートフォンを始めとするICT機器、さらにX(Twitter)やFacebookなどのSNSどっぷりの生活から脱却して、本来の人間らしい生活を取り戻そうという趣旨のアレです。

なんでそんなことを申すかと言いますと、嫁氏、娘氏より「スマホ依存」「SNS依存」指摘され、

「んなわけあるかよ!普通だろ?人並みだろ?」

と思って調べたスクリーンタイムが・・・(5時間を超えている日も 汗)

さらに、

そのスマホ依存とラジコンの関係がある、との追い討ちをかけられ窮地に立たされるワタシ。

実際はどうなのでしょうか?

デジタル・デトックスとラジコンの関係は?

ラジコンとSNSは相性抜群

いきなり結論から申し上げると、

ラジコンとSNSの親和性は非常に高く、スマホ依存、SNS依存に加担している可能性を否定出来ない、と結論づけられた。

概要はこうだ。

極論だが、そもそもSNSというのは自己満足を共有するためや、承認欲求を満たすため、孤独感を薄め、繋がりを感じるために存在していると考えられる。

「こんなところ行ってきたぜ!」

「こんな美味いもの食べたぜ!」

「こんな経験したぜ!」

だいたいこのような趣旨の投稿を行い、それに対する👍いいねをもらったり、リプライなどで交流を楽しんだりするパターンが多いように感じられる。

このワタシの書くブログもそうである。

自分の経験したことや思ったことなどを備忘録よろしく、写真を交えて書いては公開している。

公開するということは、読んでもらいたい、という気持ちがあるからで、良いねや感想をもらったらテンションは上がるわけで。

嫁氏、娘氏が言っているのは、それを気にするあまり、実生活に支障が出ている、という警告なのだ。

特にラジコンとSNSの相性は抜群に良く、

「こんなに楽しいこと、こんなに夢中になれる、熱くなれることは自分の中に秘めているだけじゃもったいない!」

「ラジコンを通して、こんなに交流が広がった!人生が豊かになった!これは発信したい!」

実際、SNSでの繋がりからのリアルで交流に発展した例も多数あり、そんなことは自分たちの学生時代には考えられなかったことだ。

まさに現代のコミュニケーションツールとして機能している。

今のコロナ禍から始まったプチ・ラジコンブームも、ラジコンという趣味の特性とSNSという手段、プラットフォームの相乗効果によってつづいている気がするのだ。

しかし、何事にも限度というものがある。過ぎたるは及ばざるが如し。

ラジコンは楽しい。

楽しかった思い出を呟いたり、ブログにしたり。

まあここまでは良いと思う。

しかし、ブログ記事を書くために行動したりするのは違うかなとも。

なかなか加減が難しい。

デジタル・デトックスはできるか?

実際、息子がレース活動を休止している現在、

明らかにSNSをチェックする頻度は下がった。

スクリーンタイムも減った。

しかし、パパが仲間とキャッキャウフフする、オヤジラジコンをすると、また記事を書いたり、呟きまくったりが再開する。

簡単に言うと、心が浮き立つ時にSNSが駆動する、と考えた方が良さそうだ。

自分にこれと言ったネタが何もない時、暇な時にSNSを覗くと、楽しそうな投稿、新しいマシンなど、羨ましい気持ちになる。ムズッと刺激される(笑)

いーなぁ!みんな楽しそうだなあ!

あの人のあのマシン、欲しいなあ、買っちゃうか!

あのカスタム良いなあ、マネしちゃおう!

と、行動の引き金になることも。

で、意図的にスマホを置いて、極力見ないようにした結果、何が起きたか?

ラジコン以外に意識が行くようになったのだ!!

片付かなかった部屋を整頓したり、ずっと汚れっぱなしだった愛車を洗車したり、読書したり・・・

仕事でも、読む気がしなかった書類に目を通すようになったり(笑)

同僚との会話を楽しんだり。

いかに自分がスマホに執着していたかに震えた(笑)そしてラジコンにも。

自分の行動力は実はポイント制で、スマホ、SNSにかなり消費されていたことを知る。

しかし、そうは言っても、やはり気がつくとスマホを開いてチェックしている自分に気づく。

今やLINE、メールで重要な連絡もあるからだ。

ラジコンって実にアナログな楽しみだし、デジタルと関係なさそうだけど、自分の楽しみ方だと密接に関係していることがわかった。

結論は、やはりスマホを置いて、なるべくそれ以外を楽しめたらと思った次第。

リアルに集中しろ、と言う感じ。

もちろん、ラジコンは楽しみたいし、ブログ記事は都度書いて行こうとは思う。

皆さまも今一度、スマホ、SNSとの付き合い方を見直してみてはいかがだろうか。

ではでは。