
今だから、今しかないから…
時には無理をすることだってある!!!(©︎チーム無謀)
土日に千葉〜大阪往復という、苛烈極まるラジコン遠征旅。
何故そんなに無理してまで行くのかって?
そこにどうしても今、行く価値があるからっ(キリッ)
さあ、どうだった?
名付けて「勝手にチームAJ祭り!」

2025.6/5〜6/8。
月末に開催されるストック全日本に向け、
同会場にて、TeamAJの加藤航輝選手、AJ安宍代表による、アソシエイテッドユーザーへのユーザーサポートが行われた。
それに合わせて、今回のストック全日本に出場するTeamAJドライバーも集結。
名付けて「勝手にTeamAJ祭り」
そこに何としても参加したかった我々親子なのだった。
…

6/7 土曜日の深夜1時、千葉を出発。
ワタシは仕事の、ヒロキ少年は学校での1週間分の疲れを背負ったまま、クルマは西へと急いだ。

約1時間の仮眠を取るだけで、トラブルなくマニアリに到着。
…眠い。眠いけど頑張る!!
3回目のマニアリは、もはや西のホーム!!(と言わせてくださいw)

お約束の大悶絶からの…

到着して挨拶もそこそこに、すぐにアライメントを取り走行開始。
そう、翌日のSHOKEN(初見レイアウトでのぶっつけ全日本予選シミュレーション記録会)に向けて、全日本を見据えて走りまくるためにはるばるやって来たのだ。

案の定、最初は想定通りに大苦戦。(もうマニアリは3回目だと言うのに)
ヒロキ「とにかく難しい…」
航輝さんにも走らせていただき、

「ピキピキでちょっと操作が難しいかもしれません。もちろんこれはこれでアリだと思いますよ。ここからヒロキ君が走らせ易いように合わせて行きますか?」
流石、航輝さんである。
用意してきたワタシの妄想セットでは、気持ちよく走れるスイートスポットが極端に狭いことが判明したのだけど、それを頭から否定せず、良い方向に持っていく提案。
素晴らしい応対力だなあと頭が下がります。
ヒロキが気持ちよく走れるセットを

今回どうしても来たかった理由が、
全日本チャンピオン加藤航輝選手がいらっしゃるということ。
そして、ストックマシンを走らせるというめったにない機会だから。(普段はモデしかやらないはず)
オープンクラスの全日本チャンピオンが本気でストックマシンをセットすると、走らせるとどうなるのか。
それは知りたいし、一緒に走らせたいですヨ!

チャンピオンのドまん前にピットを構えさせて頂き、
航輝さんがセットを出した貴重なマシンをやらせて頂く。
…
ヒロキ「凄く走らせやすいです!」
航輝さんのセットのフィーリングがヒロキによくマッチしたようで、まずはそこに我が家のクルマを合わせることに。
作業は航輝さんの指示にしたがってワタシが。(安宍さんと航輝さんの前で作業するのは緊張しますw)
何をどう変える、何のために変える、変えたらどうなる、を一つ一つ質問に答えていただきながらの作業。
ワタシのような文系マンには、そう言う理屈が大事で、ただコピーしてもすぐに忘れてしまって再現性がなくなってしまうのであります 汗
…
そんな中、航輝さんはいろんなユーザーの方からひっぱりダコ。
次々に声をかけられて、クルマをみてのアドバイス。
人当たりの良さ、的確な一言。本当は何歳なの?ww
また、自身のマシンも惜しげもなく見せて、ノウハウを共有。
そう!
ラジコンの奥の深さの一つ。
セットは大事。
でも、最後はやっぱり腕なので、セットを公開するのは当たり前の仕事だそうです。
AJヤングドライバーとのぶつかり稽古

セットが出てハイペースに走れるようになったら、お待ちかねのぶつかり稽古。
ミライ君、ハルキ君といざぶつかり稽古!
さらに東野さん、XRAYキヨマサ君や、RCMX清水オーナーとも…




いやー、こんな練習してたら速くなるの当たり前じゃないですか!!
大迫力のチキチキバトル。
ホームのGBでもお馴染みのぶつかり稽古。
何が違うか、というとズバリ、年齢層のフレッシュさ(笑)
伸び盛り、速さが進化しつつある若手がキレっキレで激走する様子に圧倒されまくり。
マニアリは若手を積極的に育成しているんだなあ、凄いなあと思った次第。
ヒロキも寝不足でフラフラながら、アドレナリン出まくりで楽しんでいた模様。
もちろん、航輝さんとも!
モーターもギヤ比も同じなのに、
後ろを追いかけてもすぐに置いていかれてしまう…
何処ならついて行けて、どこで離されるのか…
「何か…よくわからないけど、何か掴みかけたよ、パパ!」
なら良かったよ、来て良かった(涙)
またマニアリの皆さん、航輝さんとのセッションがしたいそうです(贅沢)

今日のアジシイズム!

ピットで作業していると、前に座っている安宍さんと航輝さんの会話が聞こえてくる。
安「コーちゃん今何やってるの?」
航「◯◯です」
安「なんでそれやるの?」
航「〜になるのでやるようにしてます」
安「そうなんだ、どうやって知ったの?」
航「◯◯(世界的に有名な選手)がやってて…」
とにかく気になったことはすぐに聞く!質問する!
それが安宍イズム!!
…
安「ヒロキ君もパパも気になったらすぐ聞いた方がいいよ!せっかくコーちゃんいるんだし!」
ワタシ「は、ハイーッ」(汗)
ヒロキ「あ、ハイ」(照)
せっかくの特等席を無駄にしないように心がけたいと思いましたよ。
早速、日頃から気になっていたことなどをガンガン質問。嫌な顔一つせず丁寧に答えて下さる航輝さん。
もうね、凄く年上の方と話してるキモチになります(笑)
本当はいくつなんですか?!航輝さんww
AJでご飯🍚

夜にはお待ちかね、AJご飯ミーティングー
みんなで焼肉定食!
安宍さん「ウマっ!!」
本日も「ウマ」頂きました(笑)
この安宍さんの一口目の発声は非常に信憑性が高く、本当に美味しくない時は発声されないことは確認済みですw
(何回言うか航輝さんとカウントしてましたw)
データ的には、安宍さんはまず肉から食べる。ヒロキと航輝さんは野菜から食べる。
航輝さんはパセリが苦手。東野さんはトマトを食べない(ヒロキパパメモよりw)
弾む会話と、美味いご飯。
同じ釜の飯を食う仲、と言いますが、こうして親睦が深められるのは素晴らしいと思いました!
安宍さん、ご馳走様でしたm(_ _)m
SHOKEN記録会

翌日、朝からみんなでコース整備(レイアウト変更は前日夜に皆さんで大半が終わっていた模様)
チームワークの良さ、雰囲気の良さにマニアリって凄いなあと感心いたしました!
…

初見レース記録会とは、
誰も走ってないレイアウトで、全日本選手権の予選日を想定したシミュレーション。
コントロールプラクティス(3周合計タイム)と4回の予選を二駆、四駆と行っていくもの。
この日は、二駆4ヒート、四駆3ヒートにタイムで分けられ、最終的なグリッドを決めるまでをやりました。
(決勝はありません)
ヒロキの結果は、

2WD 総合6位

4WD総合10位
でした。
本人的には「本調子ではなかった」との言い訳多数。
「本当のオレはもっと速い」
ああ、ハイハイ。そうですね(笑)
でも、その負けん気は凄く大事。
納得いってないようですが、遠征という中ではそこまで悪くないのではとワタシは感じました。
ただ、狙うはテッペンです。
遠征だろうと何だろうと圧倒的な速さ、結果を出す航輝さんを目の当たりにして、
まだまだ未熟も未熟、ハナクソな自分たち身が引き締まる思いです。
みゆかちゃん達マニアリキッズの速さ。マニアリパパたちの真剣さ。
ワタシも刺激を受けまくりました。帰りのクルマでずっと胃が痛かったことに気づきました(笑)
まとめ

今回の遠征での最大の収穫は、
安宍イズム、航輝イズムに触れて、
「結果を出す人はここが違う!」
というところを間近に感じられたこと。
一例を上げれば、レースのヒートの合間にする、ダンパーオイルの補充や、ESCセットの見直し、タイヤの剥がれ、グルー補充…
TQなんだから、もはや何もしなくても良いのでは?
ワタシなんかは思ってしまいますが、
最善の最善を尽くす姿勢に、深く感銘を受けました。
…
また、マニアリの皆さんは速く走るためのノウハウを全く隠さないのも毎度の驚きです。
毎回、キヨマサパパさんにタイヤについて説教されてますww
「前、教えましたよー?なんでやらんの?」
「ハイーッ」(汗)
遠征は体力的にかなりキツかったですが、素晴らしい経験ができました。
お世話になった皆さまありがとうございました!!
(今回の勝手にAJ祭りの仕掛け人、DK氏にも本当にお世話になりました!ありがとうございました♪)

