ラジコンファンの皆さまこんにちは。
私事ですが、両目の手術を受け、それに伴いラジコン活動をお休みしておりました。
レーサー息子氏は、地元の定例レースにも出られず、練習にも行けずでしたが、ラジコンをやらない週末も逆に新鮮だったようです（笑）
さて、手術も無事終わり、視力が劇的に回復したパパ氏。
しかし、まだ術後間もなく、雑菌による感染症に気をつけたいところ。この週末までは自宅待機かと思っていましたが・・・・
ラジコンに連れて行け！！
好天に恵まれた日曜日。
何処かに出かけたい気分だ。何しろ今までぼんやりしか見えなかった風景、モノたちがクッキリ見える。
路面のアスファルトの粒々まで見える！！
もちろん運転だって苦じゃなくなった。
間違いなく世界が変わったのだ！
しかし、医師には術後間もないので感染症だけは気をつけて欲しいとクギを刺されている。
大人しくしておくのが良識あるオトナと言うものである。
その時だった。
彼は喉を絞るような声で叫んだ。
「GB行く！！行く前にダンパーメンテやる！」
息子氏、パパ都合によるラジコン活動休止明けを待ち望んでいたのだ。
我が家にとってラジコンと言えばGBサーキットでバギー。
恐る恐る嫁氏に伺いを立てる。
嫁氏は「眼を絶対擦らないこと、遅くならないこと」を条件に許可。
GB行きが急遽決まった。
約1か月ぶりになる。
二階のラジコン部屋では、息子氏がはやる気持ちを抑えながらダンパーを外し始めていた。
ホントはどうせラジコンやるなら、パパも走らせたかったが、それは次の機会で。
この前はよく走ったのに問題
時間の都合で二駆モディファイドのみを持ち込んだ。
GBメンたちの温かい出迎えを受け、やっぱりここは最高だと痛感。
笑顔が絶えない優しきバギーメンたちが勢揃い。ヘイヘイさんとも久しぶりに談笑。息子さんとご飯の話、良かった。
ちょっとした交流で心は充電されてゆく。
ダンパーはメンテしたし、タイヤも少し前回走らせただけで、まだバリミゾだ。
さあ行け息子よ！
？？
なんか上手く走れない？
ジャンプがもたつく、コーナーでのたうち回る・・・変なところで転びまくる・・・
前回の練習では普通に走れていたのに。
バギーでは往々にしてこういうことがある。
しかし、上手く走れないのには必ず理由があるハズだ。
救世主現る
同じ京商ユーザーのアライさんにマシンを見てもらう。
リヤダンパーの取り付け方がおかしいことをすぐに見抜く。
慌ててダンパーメンテをしたのでショックタワー側のスペーサー位置が逆になっており、ダンパーの路面への角度がおかしくなっていた。ギャップが上手くいなせない原因だ。
次にサトーさんが走りを見て、タイヤを変えてみることを提案。フロントが勝ちすぎていて振り回されているようだという。
サトーさんに前後セットでタイヤを貸していただき、履き替える。
操縦台の息子氏
「さっきより凄く走りやすい！」
前後のグリップバランスが重要のようだ。
さらに車高のバラツキをキチンと補正。
タイヤ、ダンパー角度、車高を整えた。
さあ、どうなる？
見違えるように走るぞ！
この日もささっきーさんなど、エキスパートドライバーたちとの混走で鍛えてもらう。
いかについて行くか。
いかに混戦から抜け出すか。
いかに転ばずに走り続けるか。
見違えるように走るようになったRB7で走り込む。
それにしても競技バギーは奥が深い。
ちょっとしたことで全然走らなくもなるし、また見違えるように走るようにもなる。
良い走りをすれば、
「今の良かったよ！」
誰からともなく声が飛ぶ。
息子の走りを見守る人たちがいる。
まだもう少し走りたい、というところでタイムアップ。
まとめ
帰りのクルマで息子が言う。
「いろんな人が味方になってくれるからGBが好き。」
「ラジコンが出来るだけでやっぱり楽しいし、嬉しい。」
競技ラジコンはパパと息子の2人だけでは完結しないのだ。
いろんな人に応援され、支えられて続けられる。
ここで息子、ワタシ共々育ててもらっている、と実感する。本当に感謝である。
来週はつくパーに遠征予定。
見えるようになった眼を生かしてしっかりメンテし、ラジコンについてちゃんと勉強したいと誓った日曜日なのだった。
metabonz宮
