ラジコンファンの皆さまこんにちは。
いよいよ、TEAM AJの新製品、「1/10EPバギー用ウイング【6.75インチ・2枚入り】が発表になりました。
(発売は7/11頃のようです)
最大の特徴はバギー用ウイングの主流である、6.5インチ(ナロー)、7インチ(ワイド)でもない、6.75インチを採用したこと。
また、見慣れたデザインのリブタイプに加えてハニカムタイプを採用して一際目を惹きます。
TEAM AJの日本を代表するトップドライバーたちもテストして性能を磨き上げた逸品です。
今回、我が家もプロトタイプをテストする機会に恵まれましたので、その模様を。
パパ氏、初めてのパーツテストに震える
「ウイング送ったのでテストよろしくね!レポート50枚で!!」
AJ安宍代表からの突然の連絡・・・
え、え?
ジュニアチームはテストとかないやろ?と勝手に思っていたワタシと息子氏。
しかもレポート50枚!!
お茶目な安宍さん…
じゃなくて、
「あの、誠に言いにくいのですが、パーツテストとかやったことなくて・・・」
「多分ウイングは一番高いところについているパーツなので、取り換えると結構違いが判ると思います。
パーツを変えた瞬間は、違和感を覚えることもあるかもしれませんが、その違和感が違いなんです。」
「違和感ですか」
「違和感を持つということは、自分の走りのイメージが確立されている証拠なので、自分の走りの基本ができたら、すぐに違いは感じ取れると思いますよ。」
「走りの基本…」
「色々と試してみて、初めは走らせやすいところから探ってもらえればよいのかと思います。」
(な、な、なんか超本格的じゃね?!)※パパ氏心の声
安宍代表は続けます。
「その次のステップとしては、タイムを計ることが重要なんです。あまりタイムを気にしちゃうとラジコンがつまらなくなるんで、ジュニアチームにはそこまで求めていませんが、本当はタイムを毎回測らないと・・・」
(タイムキターーーーッ、本格的なヤツキターーーーッ)
つまり、であります。
あくまで、本格的な性能の検証はトップドライバーやベテランの方々もやってくれてるから、
息子氏やタイト君らジュニアドライバーは、どんどん経験を積んで「違いがワカル男になれ!」
それで、少しでも良いからアウトプットをしろ!
ということだと受け取りました。
…。
が、違いました。
「チーム員全員で作り上げたいんです!!」
なんと、我々ジュニアチームも、きちんとした一員として扱って頂いて、みんなで作り上げると。
これから他にもチームメイト全員の意見を取り入れてパーツを作って行くと。
安宍さん・・・カッコイイ( ´∀`)
届いたウイングを見つめながら、親子で話し合います。
「やってみたい!」
息子氏がちょっとだけ逞しく見えます。
ならば、この機会を最大限に活かさなければ!!
いざ、GBでテスト
GB崎山監督には「テストに行きます!」と事前に伝え、ホームへ。
こんな時、AJチームドライバーでもある崎山監督がいてくださってものすごく心強かったです。(この日は珍しく早起きでしたw)
もちろん崎山監督も新型ウイングのテストを継続していて、今回、ヒロキ少年に教えながら一緒にテストをして下さることに。
「テストは同じパックのバッテリーの中で。ウイングを小まめに取り替えながら違いを感じるよ!」
「全開で走るんじゃなくて、少しペースを落としてでも同じラインを通って。違和感があればそれが違いだよ!」
「コーナーを手前、奥、出口で考えて!それぞれで感じたことを口にしてみて!」
これがテストか・・・
操縦台下で2人のやり取りを聞きながら、
「次、ピットインで!ウイング変えるよ!」
声をかけます。
気温は30℃。まだ6月だというのに汗
走って換えて、メモして換えて…
とにかく時間が過ぎるのが早いです。
あっという間に午前が終わり午後の部へ。
午後からはウイング後部コーナーにつけられたポッチ部に穴開けしてテストです。
ここに穴を開けるだけでかなりフィーリングが変わります。
ラップを重ねて、
またセロテープで塞いで違いを確認です。
初めてのパーツテストは?
さて、GB崎山監督のご協力の下、初めてのパーツテストをして参りました。
まず大前提として、我が家が普段どんなウイングを使っていたか、なんですが、
ダート、カーペット問わず、某Y社の◯くらくウイング・ナロー・ヘ◯ーデューティ(1.2mm厚)これ一択でございました。(ストコンで初めてJCのを使いました)
理由は明快。
とにかく、薄いウイングでは練習で転んであっという間に割れてしまうんです。もう数パックでボロボロ。
で、テープかなんかで補修すると、重量バランスもおかしくなったりして。
なら割れにくいのは何だろう、でたどり着いたのが上記の製品でした。
キッズなユーザーに限らず使っている方も多いのではないかと思われます。
で、
今回のテストで注目したのは、1.0mm厚の2タイプ。
取り替えながらではありますが、約10パック。かなりのクラッシュ、転倒しまくりで上記の状態です。
割れも歪みもありません!!
強いて言うならヒンジが当たる部分に跡が見えるくらいで、タフさに舌を巻きました。
上記2枚は0.8mm厚のもの。
息子氏をご存知の方ならお分かりと思いますが、かなりの飛ばし屋で、転んだ時のショックも相当にハードです汗
そんな中、この耐久性はかなりアリなのではないでしょうか。(軽いのにタフ、軽いのにタフなんです)
で、今回、1.0mm、0.8mmと(実は他にもあ・・・何をするやめろ、dgdadmtg)テストして来ました。
ずっと分厚いウイングだった少年が放った言葉がこちらになります。
「ぜっっっんぜんコーナリングが違う。曲がりが軽い。鼻がスッと入る!!」
そうなんです。
賢明な読者の方ならとっくにご存知ですよね?
やはり安宍代表のおっしゃる通り、ウイングは1番高い位置にあるパーツで、
コーナリング、ロール感にめちゃくちゃ影響がある大事なパーツだったことを今更ながら痛感しましたです。
重たいウイングはタフな代わりに錘を上にぶら下げてる状態だという…
しかも、それは参考までに測っていたタイムに如実に出ていました。(ここでは載せませんが)速くなりますww
ウイングは特にカーペットとかハイグリップなら重いよりは軽い方が何かとメリットあるんだなあ、と。
まとめ〜ヒロキ少年のおススメは〜
おそらくこれからTEAM AJの特設ページで当ウイングに関するトップドライバーなどコメントが出ると思いますので、是非そちらをちゃんとしたデータとしてご覧頂くとして・・・
ヒロキ少年の独断と偏見でのGBサーキットを走るならのベストバイは、
ズバリ、ハニカムタイプの0.8mm(サイド穴は空けない)だそうです。
2タイプを比較すると、リブタイプの方がコーナーの入り、出口ともシャープで動きが軽く曲がるとのこと。
ハニカムタイプはウイングの剛性が高く、よりグリップが安定して、マイルドになるとのこと。
サイド穴を開けるとよりグリップ感が向上するとも。(サイド穴はセロテープで塞げば元の感じに戻るそうです)
ハイペースでラップを刻むならマイルドな方が良いとの感想でした。
ちなみに1番タイムが出ていたのが0.8mmのリブタイプ。
ジュニアチームのチームメイト、タイト君ちもOCKでテストをしてきたそうです。
今回のパーツテストは、ジュニアレーサー、そして我々パパメカニックにとっても、非常に貴重な経験になりました。
そして、数々のテストをしたからこそ言えるのは、
「旦那、このウイング、買いですぜ!!」
皆さんならこのウイング、どう感じる?どう使う?
是非お試しください!!