ラジコンファンの皆さまこんにちは。
寒い日が続いておりますが体調は大丈夫でしょうか?
ワタシの周辺ではインフルが猛威を振るっており、明日は我が身かと戦々恐々であります。
さて、今日は先日のオフロードサーキット鹿沼(OCK)のラウンドレースに参加して来たお話です。
我が家から高速を飛ばして2時間半。
今回で2回目の訪問となるOCKですが、ラウンドレースへの参加は初めて。
しかも、練習なしのぶっつけです。
さあ、どうなった?
OCKマンスリーレースに初挑戦
2025.1.19 オフロードサーキット鹿沼 1月レース。
天気は薄曇りからの晴れ。1月とは思えない暖かな陽気に。
本来レースに出るなら、前日入り、あるいは前週に入ってしっかり練習し、クルマも合わせてから挑む方が良い。
しかしながら、部活その他諸々の事情でなかなか叶わなかった。距離の問題も大きい。
OCKのレースには以前から挑戦したいと考えていた。
先述の問題から
「練習してないから、走りこんでないから」
と言っていては一生レースなんか出られない。
ならば、行ける時に行こう。
痛みを伴うのを覚悟して初見レースに挑むしかない。
何より、マニアリの全日本で味わったあの緊張感とほぼ初見でいきなりレースだったことを踏まえ、
我々親子のレベルアップに手段は選ばない!
なんて書くとガチガチみたいだけど、6月まで本当に時間がないのだ。
出来ることをやろう。
素晴らしいハイスピードなコース!そこに集まる選手たちの凄さ
鹿沼に遠征する理由の一つが、この考え抜かれたハイスピードなレイアウト。
GBと同じ屋外タイルカーペット貼りながら、スピード域が高いため、相対的にグリップは薄く感じ、クルマの良し悪しが分かりやすいという。
長いストレートの爽快感は抜群。
ジャンプも勾配、角度や位置が絶妙で、とにかくテクニカル。
また、集まるメンバーも、teamAJ大塚さんを始め、全日本クラスの錚々たるレジェンド選手が揃っている。
ヒロキ少年やたいちゃんなど、ヤングドライバーにとって、学ぶべきお手本、真似したいことが山盛りのOCK。
既に、チーヨコのタクト君親子が積極的にOCKレースに参戦して結果を出していることも、もちろん刺激になっている。
レースはどうだった?
結果から言うと、ハイレベルな戦いにAメインにすら残れず、惨敗であった。
初見とはいえ、二駆四駆ともにAメイン勝ち上がり圏内に居ながら、混戦を制するどころかミス(特にジャンプ)を多発してドボン。
四駆は最後の最後、勝ち上がりのチャンスを掴みながらの無理をしてクラッシュ。久しぶりにレースで涙を流すヒロキ少年。
この悔しさを忘れるな。
…
もちろん収穫もあった。
マニアリでの反省を踏まえて、初見で上手く走れないのは当たり前。
ゼロの状態からどこまで持って行けるかを鍛えよう、と行く前に話をしてあった。
人は想定外の出来事が起こった時に怒りを感じたり、強いストレスを感じる。
…
その甲斐もあり、ヒロキ少年、不機嫌になっても気持ちを切り替えて前向きに挑めるようになってきた。
不機嫌にならないと言うことは、ちゃんと会話でクルマの改善点の話が出来ると言うこと。
「 B7、スリッパーが緩んでくる」
「四駆、フロントのバネ、硬くしたい」
「二駆、足まわり凄く良いよ」
「リヤグリップがもう少し欲しい」
クルマも、基本のGBセットから、短時間に色々合わせて行くことが出来た。
しかし、四駆だけは最後まで「クルマが前に出ない」と言う訴えを解消してやれず。
(ずっとスリッパーだと思っていた)
レース後、どうやらフロントのギヤデフが原因か、ということが分かったが、後の祭り。
思い切り走らせてやれなかった後悔。
これも忘れずに進もう!
teamAJ大塚さん
このGBキッズの後ろにおわすお方こそ、teamAJの大塚選手である。
1/8GPバギー全日本選手権、1/10電動バギー全日本選手権などで活躍された、競技ラジコン界のレジェンドオブレジェンド。
この日も並み居る強豪を抑えて4WDモデ優勝!!
そんな凄い方が気さくにヒロキ少年、ワタシに声を掛けてくださった。
上手く行かず打ちひしがれるヒロキに
「よく走れてるよ!走るのが難しい箇所はクルマ側で色々出来ることがあるから。今度、レースじゃない時においで!一緒にやろう!」
これは、またOCKに通うしかない理由ができてしまった。
遠いのがつらいけど…
まとめ
二駆モデ表彰式。
優勝はアソシエイテッド B7の菅原選手。2位にはなんと、我らがヨースケ選手が。3位にレジェンド大塚選手。皆さまおめでとうございます!
とにかくレベルの高さを物語る表彰台。
ヒロキ少年の練習にいつも付き合ってくれるヨースケ選手は全日本ファイナリストでもある。
そんな彼がOCKの表彰台に上がるまで2年かかったという。
ヒロキ少年らヤングドライバーは、やはりこのハイレベルに戦いを挑まなくては先には進めない!
「まだまだだな、って凄く思ったよ。」
帰りのクルマで話すヒロキ少年。
「人はなぜ山に登るのか」
「そこに山があるから」
山があるなら、登るしかあるまいて。
奥が深いぞ!競技バギー!
とにかく前に進もう。
お世話になった皆さまありがとうございました。