コラム

【連載コラム】AJ安宍代表に聞く〜ジュニアチーム結成への思い〜①

ラジコンファンの皆さまこんにちは。

いよいよ関東地方も本格的な梅雨入りを迎え、なかなか外ラジコンができなくなりつつあります。

さて、今週末はいよいよ1/10EPオフロードの全日本選手権が奈良県のRC PARK GOJOにて開催されます。

我が家の今年の参戦は、スケジュールの都合で断念しましたが、来年から是非チャレンジしたいと考えています。

参加されるTEAM AJのメンバーをはじめ、選手の皆さまの健闘を心から願っております。

今日は、TEAM AJジュニアチームに息子氏が加入させていただいたことから始まった、

AJ代表、安宍(あじし)さんとの交流、対話の中から、連載形式でteam AJや安宍代表の熱い思いを記事にしていこうと思っています。

ぜひお付き合いいただけたら幸いです。

TEAM AJって何?

ラジコンファンの皆さんなら、今さら説明の必要はないかも知れませんが、おさらいの意味をこめて。

TEAM AJ(チーム エイジェイ)は、いわゆるサードパーティと呼ばれるRCパーツメーカーです。

オリジナルパーツの開発、販売を手掛けるかたわら、

皆さんもご存知、世界的RCカーメーカー、アソシエイテッドの日本総代理店を任命されています。

また、加藤航輝選手や、會野由偉選手などの日本トップクラスをはじめとする多くのチームドライバーを擁しており、日本のアソシエイテッド・ワークスチームとしても認知されています。

ところで皆さん、

AJってアソシエイテッド・ジャパンの略称だと思っていた方、いませんか?(恥ずかしながらワタシがそうでした)

AJというワード自体は、安宍代表が某ラジコンメーカー社員時代に、先輩から「よう!AJ!調子はどう?」と名前をもじって呼ばれた時にインスピレーションが湧いて使うようになったとか。

また、JConceptやティーワークス、ドイツのRDRPなどの海外製RC用品、パーツの輸入代理店でもあり、

RCカー、特に競技ラジコンのユーザーなら、一度は何らかのカタチでお世話になっているのではないでしょうか。

「一つのことにとことん打ち込む」

「一つのことにとことん打ち込む。それがこれからの人生に必ず役に立ちます!」

熱く語る安宍代表。

ジュニアチームを作りたいという思いは前々からあったと言います。

安宍代表自らが、競技ラジコンを通して経験し、身につけたこと、プロセスを経てたどり着いたこと、

それをまだ未完成で、可能性を秘めた次の世代に少しでも伝えていくことができたら。

そして、競技ラジコンという「一つのこと」に頑張っているジュニアレーサー、メカニックのパパを応援したいという気持ちからのジュニアチーム結成。

話を聞いていて、これは記事にして沢山の方に読んで欲しいなあ、と思ったのでした。

※安宍代表(あくまでイメージです)

「お父さん、お仕事終わってからラジコンの整備とか大変でしょう?」

あれは、4/28日に行われたチャンプ相模原でのストックコンバット会場でのことでした。

RCMX清水代表に紹介していただき、初めて安宍代表と言葉を交わしたのが上記のやり取りでした。

この日を迎えるために夜な夜な指先を真っ黒にして、仕事の疲労でボロボロになっていたワタシに、まずその苦労を気遣っていただき、ビックリしたことを覚えています。(当たり前だけど誰も褒めてくれないのですw)

「なんたる気遣い!!」

その後、Aファイナルで奮闘する我が愚息の走りを褒めていただき、

「ありがたいなあ。なんて良い人だー!」

などと思ったのが遠い昔のようです(笑)

しばらくして、

安宍代表が我らがGB代表である崎山さんの昔からの友人だという話を聞いたり、

ラジコン業界、実はみんな繋がっている?!と驚いたりしながら、

気がつくと話が進んで、息子氏がお世話になるわけなのですが、

ありがたいお話ですし、頑張りが認められて嬉しい反面、我が家にできるのか?と不安でいっぱいでもありました。

決め手は

やはり何よりも安宍代表のジュニアチーム結成への熱い思いです。

「競技ラジコンを通して、一つのことにとことん打ち込むことで、将来、何かの役に立ててもらえたらという願いが1番です。そのお手伝いが出来たらと。その次にラジコン業界を盛り上げて行けたら、という思いもあります。」

キーワードは、

一つのことにとことん打ち込むこと

コロナ禍で楽しみの為にラジコンを始めた我々親子。

気がついた時には、競技ラジコンに夢中になっていました。

時間もそうですが、

嫁氏には言えない金額をぶち込んでも来ました(滝汗

それは同じく一緒に加入したチームメイト、タイト君、タイトパパさんも同じです。(でしょ?w)

ラジコンにとことん打ち込んで良いんだ!!

初めてそのことを許してもらったようで、でも、今までみたいな甘さは許されない的な緊張感で。

なんとも言えない不思議な気持ちになっております。

息子氏は、何となくぼやけていたこの先のビジョンが少しずつ見えてきたようで、モチベーション爆上がりでございます。

まとめ〜次回予告

まだ話のさわりにもなってませんが、記事を書いていて感じたのは、書きたいこと、これ大事だな、がありすぎてまとめるのが大変ということと、ワタシが書くことでニュアンスが変わってしまわないかということ。

なので、違うよ、ということがあれば随時修正しつつ行きたいと思います。

さて、次回は、

じゃあ、競技ラジコンにとことん打ち込むってどういうこと?

それがどう役に立つの?

という中身に切り込んでいきたいと思います。

熱いエネルギーに触れて、ワタシまでやられているこの感じを少しでもお伝えできればと思います。

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