ラジコンファンの皆様こんにちは。
本来は緩ラジ担当、metabonz石でございます。
全然緩くないミニッツを始めて早いもので一ヶ月が経ちました。
サーキット(ホビーショップイチムラさん)に出向いた回数は7回?8回??(短時間も含む)。
思い起こせば、
予備知識ほぼ無し。
なんだかよくわからないのに、
譲渡されたなんだかよくわからないマシンで、
兎に角走らせようと手探りだったあの頃。
しかしまぁ、コースの常連さん達の優しいアドバイスなどにより知識も、感覚も、ミニッツ界の常識も、とりあえず恥ずかしくないレベルにちゃんと成長しております。
今回はこの1ヶ月の修行の途中経過をお伝えしたいと思います。
其の一:仕切り直し編
譲って貰ったMR-03 EVO グリーンリミテッドに、とりあえず売ってたR34 GT-Rのボディを取り付け、百均で揃えたケースに入れサーキットに赴いたのが約1ヵ月前。
基本譲渡前に広島で数時間走らせた状態のまま(プロポの設定も)。
同じウレタン面なのにコースが違うせいか全然違う。
石「また下手くそに戻ってしまった???」
広島でのトレーニングによりコレならイケる!と、ちょっとだけ自信と確信があったがものの見事に音を立てて崩れ落ちた瞬間である。
何が違うんだ?
シャシはいじってない。
ボディだ。
ボディがR35からR34に変わってる。
ボディに合わせてホイールのオフセットが変わりトレッドが若干狭まっている。
でもそんなに変わるもんなの??
コースも違う。
広島の倍以上ある上、テクニカルなレイアウトだ。
兎に角いくら頑張っても走らせずらいし思う様に行かない。
見かねた常連さんが声を掛けてくれた。
マシンはこの状態で譲渡されたモノ、プロポの設定も前オーナーから引き継いだ値であること、そして自分はミニッツ歴数時間の初心者な上、今日このコースが初めてだと言うことを告げる。
常連さん「ICSに繋いでみましょう。PCがそこにあります。やり方は・・・」
石「ほほぉ、、、」
常連さん「プロポも見せて貰って良いですか?」
石「はいー」
常連さん「前オーナーさんは結構やられてる方ですね?」
石「はいー(設定見ただけで解るのか?!)」
常連さん「このコースではこの設定だとピーキーで扱いずらいかもです。あとはシャシ見せて貰って良いですか?」
石「はいー」
常連さん「シャシは良さそうですね。強いて言うならピッチングダンパー外した方が良いかもです。あとリヤのロールがちょっと固いです。Tバーをソフトにしましょう」
石「はいー」
ICSとはなんぞや?(後に調べ、きちっと把握する)
プロポの設定だと?テキトーじゃあかんの?(ダメです)
何処をどう言うふうに変えるとどうなるか?どういう挙動になるのか?
アドバイスして頂いた通りの設定で走りが激変した。
だいぶ走らせやすくなった。
後は好みとか上達具合によって設定を変えていけば良いとのこと。
こうして先ずは設定の仕方と、何をどう弄るとどう変わるのかと言う地道な作業を実体験を得ながら1日目が終わる。仕切り直しと言ったところか?
其の二:走り込み編
ある程度何をどうしたらどうなるのかが大まか理解してきたところで走り込みをすることにする。
初期の段階でただ闇雲に設定を変えたりパーツを変えたりするのはかえって闇に迷い込む事になるのはミニッツに限った事ではない。
ので焦らず走り込みに徹する。
ピニオンの枚数も増やしトップスピードもあげる。
そうそう。
とりあえずで買ってしまったR34のボディ。コレも聞いた話しによると定番から外れているとの事。
ナローであればR33、GRスープラ、R35あたりがこのコースの鉄板との事。
と言う事で広島で使っていたR35に変えてみる事にした。
なんかクォリティがR34と全然違う(笑)
しかし、こんな小さなサイズのボディでそんなに変わるんか?!
とどこか懐疑的だったが、コース一周でそれは実感できた。
石「ぜんぜんちゃうやん!」
どう違うか?
言葉で表現するのは難しいが、比べるとR35はマイルドで安定感があり、総じて操縦性が良い、と言った感じ。
しかし、気を抜くと転がる。
てっきり自分がまだ下手くそだからかと思っていたが、フロントタイヤの貼り方や外径で改善できる事を知る。
「最初のうちはナローで練習しろ」
MR-03 EVOを貰う時にそう言われた意味が今ならよく解る。
絶対的なスピードはそんなに高くないが、ラフに扱うと最も簡単に転がる。
ステアもスロットルも慎重かつ正確に。
こうしてナロー、MM2での走り込みもだいぶこなしてきた頃、次のステップアップに向け手を打つ事にした。
其の三:増車(引き出し増やす)
譲渡されたマシンは前オーナーによりカスタムを施された物であり、自分はノーマル(箱出し)の状態を知らない。
できれば新車を手に入れ、フルノーマル(箱出し)がどんな物なのか、付け足された又はリプレイスされたパーツがどういう効果を生むのか、今後の為にも知っておきたい。
もう一つがワイド化及びKV5600(通称青缶)のマシンを用意したいというのがある。
という事で、MR-03 EVOかMR-04 EVO2を物色。
出来れば、お気に入りとなってしまったMR-03 EVO SPのGreen limitedがいい(笑)
ネット通販で残り一個且つお買い得品をゲット!
初めて手にするEVOの新品!
なんかシャキッとしてる!
どうせ買うなら04買えば良いのにと言われたけど、そんなのはどうでも良いのだ!
KOのレシーバーとジャイロを組み込む。
とりあえず箱出しのまま走らせてみる。
え?!すごい良く走るんですけど?!
これが第一印象。
しかし突き詰めていくと、やはりカスタムされた1号機の方が操縦性は良い事に気づく。
このノーマル2号機はワイド青缶仕様の種子車にする事にする。
この事を広島の師匠に話したら、
師匠「それなら03EVOのRED limitedが余ってますんで譲りますよ」
石「まじか?!じゃそれ売ってちょーだい!できればレシーバー付きでお願い」
数日後、広島からタッパーに詰められたバラバラの赤い残骸が届く(笑)
師匠「バラバラですけど必要な部品は揃ってると思います」
石「はいー」
とりあえず、コレに青缶を積み、メンテ兼ねながら組み上げ。
先に譲って貰った緑よりも後付けされたパーツが多い。
基本的な構造は同じなのでサクッと完成。
上から、
ワイドMM改
ナローMM2改
ナローMM2(ノーマル)
の3台体制に。
黒いのが一台もない、、、
其の四:またハズレを引く
赤シャシ(3号機、ワイドのホイールベースLL(98mm))用のボディを用意しなくてはいけない。
ミニッツは概ね毎週末走らせてるので、なんとか数日後の土日に間に合う様、会社帰りに寄れるRCショップで物色。
お!あるじゃん!という事で、
R35 GT-RのスーパーGT仕様のコレを買う。
2月に発売された新作?とかで実店舗に数個売っていた物である。
しかしコレが良くなかったと後に知る事になる。
そしていよいよ未体験ゾーン!
初めてのワイド、青モーターという事でドキドキしながら走らせる。
速い!速いが扱えないわけではないぞ!
この赤シャシのプロポ設定値は貰ってないのでとりあえずナローのデータをコピーし合わせ込む事にした。
うーん、なんかしっくり来ない、と言うか、なんかイマイチ。しかもワイドなのに転ぶってなんだ?!
緑ナローの時の様にアレコレ試す。
常連さん「そのボディどうですか?」
石「うーん、正直これが初なので比較しようがないのですが、、、ひょっとしてまたハズレ引いてます??」
常連さん「そーですねー、皆さん使ってるボディ見てもらうと解るんですけど、それ系のボディ使ってる人居ないですよね?カッコいいんですけどねー」
常連さん「やはり定番・鉄板となってるヤツが良いと思いますよ、特に最初は。で、ある程度腕も上がって慣れてきたら、カッコいいと思う好きなの被せた方が良いです」
なるほど。
ボディの良し悪しの前に、
カナード?アンパネ?の出っ張りが大きく、角があるので、ちょちょでもフェンスに接触しようものなら即刺さりストップ。これがまず練習に向いてない!
ボロボロになる前にディスプレイ化決定。
別のを買う事にする。
其の五:ロマンも必要?
実はワイドMM化の構想中に欲しいと思うボディが別にあった。
それは、
Ford GT40 の白!
当然、既に絶版品で新品では手に入らない。
仕方ないので某オークション等でチェックしていたが、プレミア価格だ。
諦めかけていた頃、フリマサイトで出品されているのを確認!未開封品ではないとの事であったが相場の半額以下という事もあり即購入。
で、届いたのがコレ。
低い、、、
カッコいい、、、
シャシに嵌めてみるとルーフ後端からリヤウィンドゥが低いためピッチングダンパーと干渉し入らない。
ピッチングダンパーを撤去。
はまった。
良いね!!
で、走らせたらどうか?
ちょっと勿体無い気もするがR35 GTカーとの違いも気になるのところである。
其の六:ボディは大事
結論から言うと、GT40は大当たりだ。
あんなに苦労してたワイド青缶が嘘の様によく走るではないか!
試しにR35に付け替えてみたが、違いは明らか。
うーん、、、奥が深い。
ピットテーブルでの談笑中。
同じ時期に通う様になった方と常連さん2人の計4人でボディの話になった。
ボディの違いによって走行特性の変化はなぜ起こるのか?
空力?
重量?
それともバランス?
好みもあるにせよ、だいたい良い物は皆んな持ってる状態になる。
ナロー WB94mm
同じナローでもそれぞれボディ幅が微妙に違うのでホイールオフセット(=トレッド)が異なる。
ワイド WB98mm
コレらもホイールオフセットは微妙に変わる。
FOHの長さ、フロントウィンドの位置や角度、ROHの長さ、ルーフ高さ、、、結構違うのが解る。
どうもこの辺りが走行性に関わってるのでは?
と推測。
シャシの設定は同じなのに、ボディを変えるとフロントの入りとか、ストレートでの安定感とかが激変する。
と言う事でGT40は勿体無いので早々に温存(笑)
代わりにこのサーキットで鉄板とされているものの一つ、マクラーレン12C GT3をワイド用のボディとした。
鉄板と言われているだけあって、とても良いのが自分の腕でもわかる。
そして今、シャシとボディの組み合わせについてはコレ(以下)で落ち着いた。
▪️MR-03EVO SP Green limited(ナロー、緑缶)
R33 スカイラインGT-R
▪️MR-03 EVO SP Green limited(自分で買ったやつ)
ワイド、青缶 マクラーレン12C(ASC)
▪️MR-03 EVO SP RED limited(ワイド、赤缶)
マクラーレン12C(ホワイトボディ自家塗装)
まとめ
走行中の画像や動画を貼れれば良いのだが、サーキットに行ってしまうと基本スマフォはほったらかしになってしまう。それくらい今熱中してる(笑)
それと、1ヶ月もするとだいぶミスも減って上達してるのが実感できる。
これは素直に嬉しい。
まだ何かに夢中になり、そして成長できるなんて思ってもいなかった、と言うのもある。
目と集中力が続かない問題は中々改善されないが。
しかし、以下の方法でそれを対策している。
まずちょっと疲れを感じるまで(明るいうち)はワイド青缶で走り込む。
時々気分転換に赤缶を走らせる。
セッティング(及び設定)はほぼ同じにしているので単純にモーターパワーの差=スピードの差だけ。
これが良い刺激になる(笑)
夕方、ちょっと疲れてきたなぁと思ったらまったりナロー緑缶タイムだ。
絶対的な速度は落ちるが、転けない様に丁寧に走らせる。これが意外に難しく、楽しいのである。
ミニッツ、修行のつもりで始めたが、気づいたらどっぷりハマってしまっていた、、、そんな1ヶ月でありました。
暫くは元の世界に戻れそうにありません。
それでは、ご安全に!