コラム

【春休み】オフロードサーキット鹿沼(OCK)に行って来たよ【キッズレーサー】

ラジコンファンの皆さまこんにちは。

絶賛春休み中の息子氏でありますが、ワタシは年度末処理、新年度準備と大忙しでありまして、春休みを取る余裕もなく、日曜日くらいしか休みがないのでした。

息子氏的には「あれがやりたい」「あそこに行きたい」が盛りだくさん。(ラジコン、それ以外に関わらず)

と、いうことで、いつか行きたい!でも遠い!と思っていたオフロードサーキット場(OCK)に行って来た話です。

いつか行く、なら今日でしょ?

前日夜、ワタシと息子氏の意見が割れていた。

翌日はGBのラウンドレース(R3)。

やはりGBキッズとしては定期レースに出て、レースを盛り上げ、二駆四駆完全制覇を目指すべきだというワタシ。(人間関係的にも)

一方息子氏は、「同じところばかり走っていても、これ以上成長はない。より高いレベルのレーサー、コースに触れたい」という考え。

話し合いは平行線。

本人が行きたがらないものを強制もできない。

最終的に、つくパーを走り込みたい、という息子氏の意志を尊重することにした。(B7のつくパーでの性能を確かめたい。タイムアタックしたい。という)

翌朝、8時過ぎ。ゆっくり目に家を出発。

クルマのハンズフリーが鳴る。

タイトパパ氏だ。

「OCK行きましょう!」

え?今から?(いやいや遠過ぎるっしょ。家出たの遅いし)

が、

息子氏の目が輝く!!

いつか行きたい、はほぼ行かないに等しい

なら、今日行くしかない…(嫁氏出掛けてる今日がチャーンス)

行先はつくパー(つくばラジコンパーク)から鹿沼に変更された。

160kmのロングツーリング決定は、理屈では無かった。

オフロードサーキット鹿沼とは

オフロードサーキット鹿沼(OCK)は、栃木県鹿沼市にある、EPオフロードバギーの屋外サーキット。

競技バギーの聖地として、我らがGBサーキット、熊谷のバンブーサーキットに並ぶ、バギーフリークにはなくてはならないコースの一つである。

特色は、広大な敷地に広がる、全面タイルカーペット貼りのパノラミックなハイスピードコース。

ハイグリップなカーペット路面。険しいジャンプや、立体交差、長いストレートに高速コーナーなど、競技バギーに特化した、マニア垂涎のサーキットである。

我が家もGBで競技バギーを始めて以来、いつか行ってみたいと温めてきた場所である。

11時半に現地到着。

既に満卓のピットだが、ありがたいことにタイトパパ氏が確保してくれていた。非常に落ち着ける雰囲気のピットスペースが建屋ごとに分かれている。

「今日、初めてGBから来ました!」

ドキドキで挨拶に回るも、OCK若手エースで有名なゴー氏や、スエツ氏はこちらがホームコース。お馴染みの顔ぶれにホッとする息子氏。

早速操縦台に登ってみる。

吹き抜ける爽やかな風と広がるパノラマ

カラフルなタイルカーペットを爆速で走り抜けるバギーたち。

コーナーではタイヤの「コーっ」というスキール音が聞こえる!

そり立つ3連ジャンプに挑む勇気はあるか?

そう問われている気さえする。

立体交差はどう抜ける?

こんなところをかっ飛ばしたらさぞ楽しいだろうな!!

いざ実走!

今日の相棒もアソシB7。先日GBのレースで好結果を叩き出したニューマシンである。

6.5ターンのモディファイド仕様。ボディはノーマルウェイト。基本的にはGBサーキットのセットのままである。

この日はGBキッズのたいちゃんも一緒。

OCKに関しては息子氏よりも先輩。恐れを知らぬ握りっぷりでビュンビュン走らせる!!

やはり年齢を考えるとその成長が凄まじい。

走り始めてすぐ、3連ジャンプが上手く飛べずに悶絶する息子氏。

GBサーキットの高難易度ジャンプで鍛えたハズの彼に何が起こった?

かなり飛距離が必要かつ、着地を上手く決めないとすぐクラッシュして吹っ飛んでしまう悪魔の3連。

・・・

ワタシはマーシャルに奔走。

え?また?

こんなに起こしに行くのは久しぶりだ。

何度やっても飛距離が足りずにツンのめるか、着地に失敗してしまう。 

「ヘタクソかっ」

ツッコミたくもなる。

強めの風が吹いているのも影響している?

(常連の皆さんも強めの風に苦戦しつつも、成功率は高い。明らかにウチのだけ上手くいかない)

その他のセクションは特に問題なく走れている。

とは言え、路面はかなりハイグリップな上、中ストレート、バックストレートも不整があり、かなりバンピー。下手にこじるとペカンとひっくり返る。

「難しい…」

と珍しく弱音を吐く息子氏。

立体交差も斜めに飛んで着地を合わせる捻りを多用。

ドラッグブレーキ?!

どうにも、ジャンプの飛距離がたりない。

助走距離?初速?

はて、ではスリッパーか。

確かに緩んでいるような。で締めると少しはマシになるが、締め過ぎはNG。

根本的な解決に至らない。

その時、タイトパパ氏から、

「ジャンプ中に急に失速しているように見えるよ」

ESCのドラッグブレーキを弱めに設定。(今まで強めに設定されていた)

無事3連ジャンプが飛べるように!

このアドバイスが無かったら、楽しめずに帰っていたかも。タイトパパ氏に感謝である。

しかし、非情にも帰宅へのタイムリミットは迫っている。(160kmの距離を帰って夕飯を作らねばならない)

まとめ〜最高に楽しい!OCK!

ようやく気持ち良く飛べるようになり、テンションが上がる息子氏。

ストレートでは全開で、ウイリーする。

握り切っている。

「すっごい爽快感あるよ!」

ハイスピードで繰り広げられる浮遊感抜群のジャンプは病みつきらしい。

常連さん、皆さんハイレベルで速い!

息子氏はスズキさんというスティックプロポ使いの方の走りが気に入って、追いかける。

スズキさん、上手い!

ピットに帰る。ピットの常連さんの雰囲気も素晴らしい。穏やかで和やか。

「早く走らせたい!」

モーターを冷やしつつ、バッテリーを充電するも、息子氏待ちきれない様子。

まさに猿ラジ状態。

実に短い時間の中134ラップ走ったらしい(笑)

B7、本当によく走る。しかもタフだ。

「もっと走らせたい!」

ようやく何かを掴みかけた頃、

後ろ髪をひかれつつも挨拶をして一路自宅へ。

2時間半のトリップも心地よい疲労感。

「思い切って行って良かったね!」

ワタシも同じ気持ちである。

やはり、競技バギーにハマってしまうと、距離は理由にならない(なるけどw)人がたくさんいるのも頷ける。

この脳汁ドパアを味わってしまうと虜になってしまうのだ。

今回も沢山の方にお世話になり、1日楽しむことが出来た。ありがとうございました。

OCK、おススメです!

動画はコチラ↓