ラジコンファンの皆さまこんにちは。
9月に入りましたが、全然涼しくなりませんです。
もうね、クルマに乗り込む時のムワアアアというあの感じはいつまで続くのか?と小一時間お天道様を問い詰めたい気持ちでいっぱいですー
さて、今日はラジコン趣味と家族の話です。
土日にラジコンをやらないで分かったこと
「家のこと、なんもやってくれない」
我が家の嫁氏の口癖だ。
(そんなはずないと思うけどなあ。俺も頑張ってんだけどなあ…)
「毎週日曜日はラジコン!ラジコン!って当たり前のように出かけるけどさあ…」
あ、これは長いやつだ。
始まったらしばらく止まらないやつだ。
「あー、はいはい」
ワタシは足早に2階への階段を駆け上った。
……
我が家は平日は共働きで、家事は分担している。
早く帰れる方が子どもたちに夕飯を作り、洗濯物を畳む。大体割合は半々くらいだ。
最近は子どもたちも手伝ってくれる。助かる。
朝のゴミ捨てもやるし、娘の弁当も作る。洗い物もやる。
結構頑張ってるつもりだけどなあ。
しかしながら、この頑張ってるつもり、というのが多分違うんだと気づいたのだった。
子どもたちの夏休みが開けて、まだラジコンに出かけていない。というか出かけられていない。
嫁氏が家を綺麗にしたい、断捨離したい、とずっと言っていて、久しぶりに色々ものを捨てた。
ワタシも部屋に鎮座するラジコン関連で、ずっと使わないガラクタパーツなどを随分と捨てた。もったいない。いつか使う!という気持ちも投げ捨てた。
普段やらないところの掃除もした。ホコリがヤバかった。
そんな断捨離と大掃除をしながら気づいたのは、
多分足りないのはあれこれ家事をすることではなく、
会話だ。
20年近く夫婦をやっていると、話さなくても分かってくれるだろうというのがある。
「仕事も家事も頑張ってきたし、ラジコンくらいいーじゃないか!」
「ましてや、息子と過ごす貴重な時間だし!」
頑張ってるから理解して欲しい。
理解してくれるのが当たり前だ。
何でいつも文句ばっかり。
そんな不満を抱えながらの趣味。
これはよろしくないし、そんな間に挟まれた息子が不憫である。
今回の断捨離、大掃除についても、
「大量のゴミをどうやって運んで捨てるか」
ということさえ、話してみて初めて2人が想定していたことが違うことが分かった。
ワタシは自家用車に積めるだけ積んで行けばいいと思っていたが、嫁氏は実家から軽トラを借りて運びたいという。
どちらでも構わない。ただ、やはり、
言葉にしないと伝わらない。
そのことが今さらながらに分かってきた気がする。
土曜日が断捨離、そして日曜日は買い物だった。
10年ぶりくらいに家族でスタバに行った。
嫁氏と娘氏はちょくちょく行っているらしい。
毎月変わるなんちゃらフラペチーノが目当てだという。
ちなみに今月は焼き芋のフラペチーノ。
かく言うワタシはスタバ初心者マーク。
中学生の息子に至っては初めてのスタバだ。
なんだ、あのパソコン広げだ人たちは!なんだ、やたらと愛想の良い店員さんは!
ラジコン!ラジコン!ばかりだとこんな日常も知らないで過ぎて行ってしまうんだと思った。
たまには娘氏とスタバに行こうと思った。そして甘いフラペチーノを頼むのだ。
大阪に行くぞ!
そんなある日の晩、
「大阪のイベントに行かんか?全日本に向けた練習もできるぞ!」
というお誘いをいただく。
いつもなら、
「は?何言ってんの?無理に決まってるじゃん!」
とりつく島もない嫁氏のはずが、
「学校に影響ないように、無理のない行程なら行って良いよ」
と態度が変わった。
そう、会話だ。
最初から「行くのは決定事項」で話さず、ちゃんと経緯、登場人物、目的を丁寧に説明した。
息子氏が何を目指していて、大阪に行くことにどんな意味があるのかも伝えた。
そして昨夜からその準備に取り掛かっている。
20時から作業を始めてから、気づくともう23時。
時間を忘れて没頭してしまう。
好きなんだ。
このクルマと対話をするように手を入れて行くひととき。
「ここがこんなに削れてきたか。よくこれで走ってたよなあ。」
物言わぬクルマだが、手をかければかけただけ良く走ってくれる。
やっぱり大事なのは対話、そして会話なのだ。
家族ともうまくやって、趣味もやりたい、なんて贅沢で欲張りなのか。
いや、それで良い。
ワタシは欲張りなのだ。
さて、
嫁氏への大阪土産は何にしようか。