エンジンバギー

【GPバギー】けんちゃんサーキットR5・レースレポート【キッズレーサー】

ラジコンファンの皆様こんにちは。

GW、終わっちゃいましたね。

ある作家によれば、人は思い出があれば生きていけるそうです。

レースは良くも悪くも、強烈なインパクトを刻んでくれるイベント!

それを胸に抱いて明日から頑張っていこうと思えるなら、やっぱりレースは最高!

けんちゃんサーキットシリーズ・第5戦です。

ヒロキ、出走できるか?

連休最終日。けんちゃんサーキットシリーズ第5戦は16名の参加。

今回は京商ワークスの廣木選手と河本選手がエントリー。またもや全日本な走りが見られる!

今にもひと雨降りそうな空模様。

今回でGPバギーレースは3回目。1回目、2回目とマシントラブルで完走できなかったので、まずはなんとか完走が今日の目標。

さあ、練習走行だ!

スターターにかけるも、全くかからない、それ以前にエンジンが回らない?

・・・詳細は割愛するが、色々あって、コーダさん、朝日さんが手を尽くし見事に復活。

いやあ、エンジンはやっぱり難しいと痛感。

そして、ヒロキが走らせることは良いとしても、ワタクシが何も分からない、出来ない・・・予想はしていたが、トラブルが起きても何も出来ない歯痒さは結構情け無い。

少しずつやるしかないのだが・・・

困った人がいるとみんな集まって手を差し伸べてくれる。けんちゃんサーキットはあたたかい

とにかく、ご両人にはご自身たちの練習時間を犠牲にしてマシンの応急処置をしてくださり、本当に感謝しかない。おかげでスタートラインに立てた。

「意外となんとかなるもんでしょ?」

あっけらかんと笑うお二人はカッコイイ。

予選

朝イチの路面はやや湿っていたが、時間が経って晴れ間が広がるといつものカサカサに乾いた路面に。

タイヤは朝日さんが長野遠征で履いていたものを装着。ヒロキによれば、適度に湿ったこの日の路面では良く食うらしい。

1回目 ミスなく冷静に走って、ヒート3番。ベストラップは31秒台。

2回目 エンジンを少し絞りパワーを上げる。初めて30秒台をマーク。ヒート1番をゲット。

「Aメインは何人なの?」

どうやらヒロキ、Aメイン決勝を狙っているらしい(笑)

予選結果は16台中7番手。Bメイン2番からスタートになる。

順調に走れればAメイン勝ち上がりも夢じゃない。

パパ「なあ、Bメインが20分で、勝ち上がったらAメインは30分だぞ?大丈夫か?」

ヒ「いつかはAメイン走らなきゃ意味ないじゃん」

レーサーとしての自覚、育っているな。

決勝

昼食休憩。

ヒ「ピットインは7分じゃなくても良い?」

パパ「9分は走れるから、自分のタイミングで良いと思うよ。」

20分のレースではピットでの給油も重要な要素になる。

ヒロキなりに考えがあるようだ。

決勝スタート。

順調に周回を重ねる。一番手のチクタニ氏に食らいついて行く。遅れてはいない。

2位のまま3周した頃、アナウンスがながれ、事態は急変。

「ヒロキくん、ポンダーにエラーがあるようです。計測上では最下位・・・」

え?まさかの?

そんなことある?

これで集中を切らして、転倒。順位を下げるも、大きなミスなく、2回のピット給油をこなして完走。

記録はやはり最下位。

なかなか納得がいかない、ワタクシとヒロキ。

計測記録を見ると1ラップが60秒を超えた箇所が二箇所。

2ラップ少なくカウントされている。

誰にもラップされてはいないので最下位はないハズだ。

悔し泣きするヒロキ。

しかし、周回数が多いレース。残酷だが、ポンダー記録が優先になる。

おそらく、ポンダーの固定方法に問題があったのでは、と云うことだった。エンジンバギーは振動もEPの比じゃない。

これもレースだ。

このようなトラブルがあると云うことを知る良い機会になったと考えるべきだろう。

何より、今回の目標は完走だったのだから、目標は達成できた。

まとめ

Aメイン決勝は、京商ワークスの2人の走りが素晴らしかった。ミスがあってもリカバリーしながらスピードをキープ。乱れないのだ。

我らが朝日さんがまたもやクレバーな走りで4位入賞。

ヒロキとBメインを争ったチクタニサンも,最後はリアの脚を折りながらの激走。アグレッシブな走りが良かった。

ヒカルくんは、またもや、謎のエンジンストールに悩まされていたようだ。一刻も早い解決を祈らずにいられない。

Bメイン終了直後は、勝負事なので、親子共に熱くなってしまったが、Aメイン決勝のマーシャルをしながらだんだんと冷静になれた。

ひょんなことからGPバギーの世界にお誘いいただき、マシンまで用意していただいてレースが出来ていること。

ひとたび何かあれば、全力で助けて頂いていること。

これらのことに感謝しつつ、色々学びながら、楽しみ、バギーを続けることが、我々親子が出来ることなのだ。

帰りの車内で感想を語るヒロキ。自分なりのビジョンもあるようだ。

お前は知らず知らずにいろんな人に支えられている。

だからこそ、今を楽しもう!

小さなレーサーとの冒険は続く。