コラム

【キッズレーサー】KOC開幕戦2024 in GBに行って来たよ【AJジュニア】

ラジコンファンの皆さまこんにちは。

灼熱の日差しの中、KOC(関東オフロードチャレンジ)2024開幕戦が千葉県旭市のGBサーキット開催されました。

KOCとは、埼玉県熊谷市のバンブーサーキット、栃木県鹿沼市のオフロードサーキット鹿沼(OCK)、GBサーキットの3つのサーキットが合同で行う年間3戦のシリーズツアー戦。(次回は8/18日OCKで開催)

関東各地から80を超えるエントリーがあり、超満員のピット。遠征組は前日入りして、練習からの夜のAメイン!を経ての当日を迎えるのだそう(楽しそう)

さあ、teamAJジュニアとパパメカニックの戦いはどうだった?

まさに灼熱の開幕戦

今年で12年目を迎えたKOC。

プライベーターはもちろん、全日本ファイナリストも参加するハイレベルなレースを楽しもうと集まったフリークスたち。

会場に着いた8時前の時点で気温は30℃を超え、超満員のピットはもちろんエアコンなんてないので、扇風機がフル稼働。

暑さ対策にもちろん余念はなく、空調服、蓄冷剤、飲み物、塩分チャージは万全。

だがしかし、やっぱりクソ暑いです。

控えめに言ってヤバい暑さです(笑)

でもね、やめられないんです。好きだから(アホですね)

走る前から既に戦いは始まっていました。

暑さに負けるな!!と。

※アイシングで暑さを凌ぎます

今回のレースにかける思い

夏休みに入った息子氏とこのKOC in GBに参加するのも3年目になります。

初めて参加した2022年は二駆も四駆もBメイン。Aメイン上位の次元の違う速さには手も足も出ませんでした。

昨年2023年は、二駆ストック2位、四駆モデ2位と飛躍を遂げましたが、まだこのKOCでの勝利はありません。

今年はこのKOC in GBで優勝することを目標に準備をしてきました。欲張りなので、二駆四駆モデ完全優勝を目指してマシンづくり、練習を重ね当日を迎えます。

さらに、今回はTEAM京商から三瓶選手、豊田選手が全日本ファイナリストの成果を引っ提げて参戦!

前週からGB入りし、調整を行う徹底ぶり。本気が伝わってきます。

息子氏にとっては、競技ラジコンを教えてもらった師匠2人と戦えるまたとないチャンス到来です。

とはいえバチバチかと言えばさにあらず。

マシンのメーカーこそ変わりましたが、師弟関係は変わらないようで、和やかに話しをする様子にほっこりしたワタシなのでした。

準備は大事

今回も2WD MODと4WD MODにエントリー。

愛機B7とB74.2CEの整備にも力が入ります。

このレースに備えて、B7のリヤアップライトを新発売のアルミ製に交換。(高かったです 泣)

地元の利を活かして、真夏の高温でハイグリップになり過ぎる路面に対応するため、タイヤとパーツテストを重ねてきました。

タイヤの山はどれくらいのが良いのか、タイムを測りながら決めて行きました。(バリ山新品だと引っかかってハイサイドしがち)

また、練習走行中ホイールが外れることが数回あり、

「これはもうレース中には絶対ないようにしたい」

主なホイール外れの原因である、ホイール側の六角部の舐めや、ナットの素材の確認、締め込みを徹底。

一つ一つの小さなことの積み重ねが大事だと、今なら経験から分かるようになりました。

予選からバチバチ!

二駆、四駆とも予選からバチバチのハイレベルな戦い。

京商勢の速さにドキドキしつつ、なんと同じアソシエイテッドのスガワラ⭐︎ゴーさんが鬼速い!!

二駆予選2回目で17周にぶっ込み、TQは確定かと安堵した第3ヒートで、なんとゴーさんが同じ17周2秒差に迫って来たのです。

世代問わず火花を散らす戦いができるのが競技ラジコンの素晴らしさの一つです。

カッコイイ大人にワタシもなりたい!

なんとか二駆四駆ともにTQを獲得し、気持ちを引き締めます。

何故なら、レースでは何があるか分からないからです。

かつてTQを獲りながら優勝を逃したことなど数知れず。

さあ、Aメイン決勝スタートです。

2WDMOD Aメイン決勝

スタート直後にテーブルトップで後続に絡み、2位へ。

豊田選手のRB7に先行を許します。

早めに仕掛けてトップを奪還したいヒロキ少年。

しかし、とにかくスキがない。さらに、

2周目に手痛いジャンプミスで距離が開きます。

そこからはバックマーカーを挟みながらの追撃を続けます。ミスもありました。

この日の二駆最速ラップ(17秒台)を出し、

距離を詰めて離されを繰り返します。

が、追撃もそこまで。

2位でフィニッシュ。

B7は今までで1番よく仕上がっていたので悔しかったですが、ヒロキ少年自身、やり切った感はあったとのこと。

勝てなかったのは自分の力不足。

まだ、やるべきことがある、と。

次に繋げます(キリッ

↓動画はお実行さんのチャンネルで!

4WD MOD Aメイン

二駆決勝の後、

「気持ち切り替えて行こう!」

声をかけると。

凛々しく頷くヒロキ少年。

それを見て大丈夫だと思ったワタシです。

※4WD MOD Aメイン決勝のドライバーたち

泣いても笑ってもこの4WD MODが最後です。

自分の力と、ワタシと一緒に仕上げたB74.2CEを信じて行くしかありません。

綺麗にスタートを決め、先頭をキープ。

コーナー、ジャンプ毎にジリジリ、2位の豊田選手のZX7を引き離していきます。

ヨシ、乗れてる!

そこからはバックマーカーを次々にパスしながらの一人旅。やはりTQ WINはこうでなければ!

ブッチギリで18周を走り抜いて1位フィニッシュ。

走り終えたヒロキ少年の背中を叩く、三瓶選手、豊田選手。

「おめでとう!」

「ありがとうございます」

この瞬間を待っていたのかも知れません。

ちょっとパパ氏、うるっと来ました(笑)

そして3位にはこの日、速さを見せつけてくれたゴーさん。

※アソシエイテッドでパチリ

これはアソシエイテッドが優秀で速いってことなのか…

いや、ゴーさんが速いってことですね(笑)

ちなみにこの日、話題の夢と希望の翼、AJウイングが大活躍。レースでも速さ、走り易さを実証しました。

番外編

AJジュニア仲間のたいちゃん。

4WDストックでは見事TQ WINを決めます。

4WDMODにもチャレンジし、Bメインから勝ち上がり、A9と健闘。しかし本人的には納得行ってない様子。向上心や、ヨシです!

また、この日はチャンプ相模原から、風戸さん親子も参戦。

B7(Dをカーペット仕様に改修)ストック仕様でGBレースに初チャレンジの高校生、レント君。

前週走り込みをしての2週連続でGBへ。

ストック2WDクラスで見事3位入賞!

KOCの猛者に混じっての快進撃に嬉しくなりました。

(風戸さん親子とはストコンでもご一緒しました。)

親子ラジコン歴10年の風戸さん。

ラジコンを通じた親子の絆など、親子ラジコンをやっているからこその話題で盛り上がりました。

ありがとうございました!

※風戸パパ自作マシンにみんな興味シンシン

まとめ

毎回同じことを書いていますが、

暑い中、遠くから、沢山の荷物を持って

時間とお金を使って、時に家族に嫌なことを言われ(笑)

それでもレースをするのはなぜか。

レーサー、メカニック、一人ひとりにドラマがあり、ストーリーがあり、喜怒哀楽があり。

非日常を楽しんで、また日常に帰ってゆくのです。

今回のレースでも、日常では得られないたくさんのものを得ることができました。

運営の皆さま、参加された皆さまありがとうございました。お疲れ様でした!