ラジコンファンの皆さまこんにちは。
今日はGBサーキットの定例レースである、その名も宇宙選手権・ラウンド2に参戦して参りました。
親子で競技バギーをはじめて4年目。
「今まで頑張ってきて良かった!」
そんな気持ちになれた1日のお話です。
約半年ぶりのレース
昨年の10月以来、レース活動を休止していた息子氏。
2月初旬。新たな相棒アソシB7を手にして、GBに通い練習を再開。
崎山監督をはじめ、GBエキスパートメン、GBキッズ、京商ヨースケ氏らとのぶつかり稽古を経てレース参戦を決意。
ワタシもそれに合わせて、気持ちを切り替え、競技マシンのメンテに注力。
情報を集め、タイヤ、スペアパーツを手配。思いっきり走れるように準備してこの日を迎えた。
スペシャルゲストはユイ選手
2024.3.3
快晴のGBサーキット。
全面タイルカーペットになり、屋外カーペットコースとしてはかなりハイグリップに。
この日もPRレーシングのヒカルくん(超スーパーエクストラ好青年)始め、お馴染みのGBメンたち。
さらにスペシャルゲストとして、チームAJの會野 由偉選手が参戦。GB崎山監督と共にチームAJ旋風を巻き起こすのでありました。
スーパートップクラス選手の登場に沸くピット。
チームタイトのたいちゃんがサインをねだる姿に触発され、なんと息子氏もボディにサインをお願い!
快く描いてくれた、サインに感激!
「アソシ使ってくれてありがとうね!」
今にして思えば、これが加速のバフだったような(笑)(バフとはゲームの中の援護魔法のことです)
お実行さん、崎山さんを中心に、終始笑いが絶えず和やかに、でもしっかり真剣勝負。
これがGBイズム。
レースはどうだった?
二駆モデクラスと四駆モデクラスに参戦。
二駆は期待の新型アソシB7を投入。3週にわたって練習、セットアップを繰り返してきた。
四駆は京商ZX7。前回、惜しくも優勝を逃し、レースへのモチベーションが崩壊した時のマシン(笑)
どうしても、コイツでリベンジしなくてはならないというもはや因縁のマシン。
二駆モデクラス
予選から快調に飛ばす息子氏。
しかし、
ユイ選手(いきなり来て全然セット出来てないマシンで)の圧巻の走り。
まだまだ調整中と言いながらこの走りよ!
2回目予選。崎山監督のマシンにインから強引に当ててゴリゴリに叱られる息子氏。
「全日本ならあれはバッドドライブ取られるぞ!」
そういうことを真剣に教えて貰えるありがたさ。
さすがに凹んだかな?と心配するも、全然応えてない様子(ブラックヒロキw)
TQはユイ選手。ヒロキは2番手につける。
決勝
スタートを綺麗に決め、蛍光オレンジボディのB7、ユイ選手を追う白青ボディの同じくB7のヒロキという展開。
3位以下を大きく突き放し、1位争いに。
喰らいつくヒロキ。
ユイ選手に引っ張られながら、自分の限界を超えて走る。乗れている!
開始3分過ぎ、
3連ジャンプの着地ミスを突いて、ヒロキがトップに!
そこからもスロットルを緩めることなく走り抜き、なんとそのまま1位フィニッシュ。
信じられない…
互いの健闘を讃え、操縦台で握手を交わすユイ選手とヒロキ。まさに夢のようなひととき。
B7初レースを勝利で飾ることができた。
胸をお借りして、全力でぶつからせて頂き、スピードを引っ張り上げてくれたユイ選手に感謝である。
四駆モデクラス
この日、ヒロキ少年はスーパードライバー・ユイ選手に影響されまくりだった。
練習走行のユイ選手の激しくも華麗な操縦テクニック!
コース左手、ストレートエンドの小さなコブ。ここを一気飛びして見せるユイ選手。
「カッケー!!」
早速マネするヒロキ。
1回目マグレで成功!
味を占め2回目。
場外に勢いよくダイブ。ハイ骨折。
その心意気やヨシ?!(おいおーいなワタシ)
・・・予選開始前に必死に修理に追われるパパ氏。
(ダンパーキャップまで損壊 泣)
予選
予選はトラブルとの戦いだった。
まず1回目はリヤのアクスルが折れて、タイヤが外れてリタイア。(折れるんかーい)アクスル予備は先日使い切ってしまっていた。終わったか…
なんと!ちゃんとした方の近江さんにパーツを提供いただき、復活。
さらにフロントダンパーの樹脂キャップが割れ、オイルダダ漏れ。(割れるんかーい)
昼飯返上で修理するマン。
予選2回目は、時折聴こえるガリガリ音を気にして攻められず。4位に終わる。
原因はどうやらリヤのユニバーサルシャフトのドッグボーンが短いようで、抜けそうになるときにガリガリ音がしていた模様。近江さんによれば、62.5ミリから65.5ミリに替えれば解決するという。(今までなんでそれで走れていたかは謎)
そこにもうひとりの近江さん、お実行さんが。
「65.5mm、あるよ!」(あるんかーい)
こうしてGBメンの皆さまのご温かいご支援を受けて決勝に臨めるようになった。本当に感謝である。
決勝
決勝は熱かった。
4番グリッドスタートからスルスルと2番手へ。またまたユイ選手を追う展開。
3連ジャンプ後にハイサイド、ヒヤリとするも復活。崎山監督と熾烈な2番手争いを繰り広げる。
ここぞ!という場面で、テーブルトップ全飛びを駆使。
見ているこちらはヒヤヒヤしっぱなし。(失敗したら折れて終了)
しかし、である!
ついていけてる?
気迫の走りでトップのユイ選手に喰らいつくZX7。
もうその姿に胸熱である。
(たくさん、たくさん修理したよ。何回も何回もバラしたよ。三瓶さんが全バラメンテしてくれたよ!よく走る姿を見るだけで泣けてくるよ)
2分40秒経過、ユイ選手のミスからまさかのトップに躍り出る!
全飛びジャンプ連発で突き放しにかかるヒロキ!
攻めてるな!
まさに魂の走り!
しかし、あと50秒のところで、ステアリングをミス。3連ジャンプ前をコースアウト。
再びユイ選手を追う展開。
「行け!ヒロキ!行け!ZX7!」
0.5秒至らず2位でフィニッシュ。
もうね、大殊勲ですよ。
ワタシの中では実質優勝!!
それくらい全力を出し尽くした走りだったと思う。
よく頑張った。
まとめ
レース休止からの復帰。
二駆のニューマシンに因縁の四駆マシン。
全日本への挑戦。その資格はあるか?
いろんな思いを乗せて激走し、レースは終わった。
レース後、たくさんの方々に褒められ、賞賛されたヒロキ。
帰りのクルマ、自宅の部屋、そして今朝。
まだまだ続くレースの余韻。
「今まで頑張って来たことは無駄じゃなかった。」
ヒロキが言った。
まだまだ道半ば。これからが本番。
「だからレースはやめられない」
今回も、崎山監督、ユイ選手、お実行さん、近江さん、たくさんの方のお世話になり、記念すべき日になりました。
ありがとうございました。
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