ラジコンファンの皆様こんにちは。
あっという間に寒くなりました。気づけばもうすぐ11月も終盤。今年(2023年)も終わりに近づいています。
気持ち的になんだかせわしなくなりますが、体調に気をつけて乗り切りたいものです。
さて、つい先日「レースはしばらくいいや」と競技バギーお休み宣言をしていた息子氏ですが、
ラウンドレース中のつくパーを訪問したことで、刺激を受けたようで、GBキッズ最年少(今2人しかレギュラーメンバーはいませんが)のたいちゃんと一緒に練習することになったのでありました。
さて、久しぶりのつくパーはどうだった?
パパの再起動に手間取る
さて。
息子氏がつくパー走りたいと言い出した時、ワタシ自身、実をいうと「ヨシ、やる気になったか!」的な喜ばしい気持ちにはなれなかった。
京商ビートルよろしく、ゆるく楽しむラジコンが今の自分には1番しっくりくると感じていたからである。
同年代のおじさんとキャッキャしながら、ダートを走らせ、熱いコーヒーで駄弁る。これがまた最高なのだ。
はたまた、競技バギーはと言えば、メカニックとして、結果を残す為には妥協はしてはならぬ!最後まで走り抜けるマシンを組め!と言う厳しさを胸に、メンテやチェックを怠ってはならないと言ういわば臨戦体制(と言う感じがやっと板についてきた感じだった)
ダンパーをはじめとする各部を指を真っ黒にしながら、夜な夜な丁寧に仕上げて行くのが常だった。
今回、つくパー用に二駆四駆、ストック、モデの3台となると、メンテしていて気が遠くなるのだった。
「ああ、こんな面倒なことをずっとやって来てたんだ」
レース!レース!
だった時には感じたことのない、この億劫な感じ。
火力発電所、製鉄工場なども一度、稼働を停止し、火を消してしまうと再起動には多大な時間とコストがかかることをご存知だろうか。
競技ラジコンも、もしかしたら同じなのかもしれない。
まだワタシの中に種火が残っていたのが幸いだった(笑)
おそらく、あと1カ月競技バギーに触れなかったら再起動はさらに難しかったと思う。
1度火が消えるとなかなか復活しない、みなさんはそんな経験ないだろうか。
新レイアウトのコースに挑戦
つくパーに来るのは7月以来。しばらくラウンドレースにも参加していない。
足が遠のいていたのは、まず我が家から遠い(帰りが遅くなると嫁氏がうるさい)のが第一。さらに幾つか理由があるが、一つには「そのコースに合わせたマシン作り」が出来なかった事がある。
これはメカニック的な課題でもあった。
日頃、GBサーキットでレースをしているマシンをつくパーで速く走れるようにするには。
当時は引き出しもなく、つくパーで速い方のセッティングシートをまるっとマネてみるも、
悪魔のように硬いギヤデフがどうにも合わずに、かつ、その他のセットもなんかしっくり来ない。(メーカーが違えば全然違う)
レースでも当然ながらピリっとしなかった。
今回は、速い人のセッティングは全てわすれて、息子氏と対話しながら決めていった。
車高、アライメントなど基本をきちんと合わせる。タイヤをしっかり管理する。当たり前のことを大切にする。
その上で、
ウチにはウチの走らせ方がある。
と開き直ることにした。
そう言う意味でも、少し前よりは確実に前に進んだ感じがした。
ギヤデフはいつもの#5000番。それで何処までタイムを削れるか、ドッグファイトで競り負けないか。
そんなことをテーマにコースを眺めて2人で考えた。
ストレートエンドの侵入、インフィールドのコーナーの繋ぎと操縦台下の複合ジャンプ攻略。
息子氏は今回初めて、自分でコース図を書いてラインを引いて考えた。
スピードを殺さないでコーナーを抜けるには。
理想と現実はそんな単純ではないが、考えて試す、と言うことに楽しさを感じているようだった。
仲間のありがたさ
つくパーでは、インドアでラップタイムとにらめっこばかりしていると、どうしてもカツカツしてきてしまう(光合成出来ないからか?)
控えめに言って笑い成分が不足しがち。(コース脇はドリフトがうるさくて会話が聞こえづらいのもある 笑)
一緒に楽しむ仲間がいれば、練習もより良いものになるし、我々パパメカニックも情報交換はもとより、肩に入ったチカラを緩めることもできる。
いつも一緒に練習に付き合ってくれるたいちゃんファミリーには感謝しかない。
この日も小6と小2のGBキッズがぶつかり稽古。
たいちゃんは小2と言えども、ラウンドレースでAメイン表彰台の実力者。息子氏ともバチバチで走れる凄腕だ。
「やるな!たいちゃん!」
走りと走りで語り合う、そんな小学生たちだ。
GBで先輩方に鍛えてもらったように、引っ張り、後追いしながらスピードを上げて行く。
1人で走っていても見えなかったものが見えてくる。
切磋琢磨する2人を見ていてパパ2人も感慨深い。
積み重ねって大事だ。
午前中は二駆、午後は四駆で走り込む。
ZX7号、つくパーデビュー
前回GBレースでタイヤがもげて2位になったZX7号は、ストック仕様になってつくパーデビュー。
今まで我が家はつくパーでは二駆しかやったことが無かったのだ。
GBでバリバリによく走るZX7号。
ダンパーオイルを若干硬めにした以外ほぼGB仕様だが、ここつくパーでもめちゃめちゃよく走る(息子氏談)
「四駆、思い通りに走って楽しい!」
ただ、コースを周回するのは二駆の方が楽だとも。
モーター温度に気をつけながらも、ガンガン走らせる。ZX7号、つくパーでも絶好調だ。
レース再開に向けて
帰りの車中。
久しぶりのつくパーオフロードコースに手ごたえを感じたようで、いつもより饒舌な息子氏。
「腕は鈍ってなかったよ!!」
つくパーは路面もフラットだし、ジャンプも難易度が高い訳じゃないけど、独特の難しさ、攻略しがいがあるという。
ラップタイムも初日ながら、まあまあ納得のいくものだったようだ。
レース活動については、今後はGB以外でも成績を出すと言う目標があると語る横顔はいつものレースの時に戻っていた。
まだどのレースに参戦できるかは未定だが、嫁氏の理解を得つつ、活動していけたらと思う。
パパ的にはもう少しタイヤが長持ちしてくれたらなあと思うのだった(T . T)
追記 有名な四駆おじさんの構成員の方にお会いできた!2人で仲良くモナカアイスを食されていて幸せな気分になった。ありがとうございました^_^
たいちゃんパパに茨城の銘品を沢山頂いてしまった。中でもこの干納豆は初めて食べたが美味い!
旨味成分が凝縮されていて、熱々ご飯に合う!
最初はびっくりするくらいかなり硬いが、良質なタンパク質も摂れる。もし機会があったら試して欲しい。