ラジコンファンの皆さまこんにちは。
さて、今日は表題のレースのお話です。
Gさんとは、GBサーキット会長兼管理人の愛称で、崎山オーナーのお父様です。
毎日元気にサーキットの維持管理、来客対応してくださるG様。
今年めでたく御歳80歳!

記念レースには、その人柄を慕って皆GBに通い、交流のあるバギーメンが関東各地から大集合。
やはりG様の人徳。そして崎山さん、お実行さんの人徳だと思いましたヨ。

そんなGBサーキットはG様が60歳の時に始まり、今年で20周年!
人に歴史あり、サーキットに歴史ありです。
さあ、レースはどうだった?
今日はワタシが主人公?!

いつもはヒロキ少年のメカニックとしてレースレポートを書いておりますワタシです。
が!!
前回に続いて今回もワタシが540フレッシュマンクラスにRB10で参戦。
メカニックのついでではなく。
ワタシは今年はGBレース、出られる限り540に出ると決めたのです。
上手くなりたい!!ジャンプ飛びたい!!
50歳。
やるなら、今でしょ(©️林修)
…
GBサーキットの540フレッシュマンクラスは、その名の通り、フレッシュマン(初級者)の為のクラス。
でも、いわゆるラジコンを始めたばかりの人向けじゃない(キッパリ)
「競技バギーの初級者、初心者がレースを愉しむ」ためのカテゴリだと思います。
1番カジュアルな競技バギー。

GBサーキットは屋外カーペット路面の3Dコース。
ジャンプが飛べなくてはダメ。
ジャンプを飛べる、ジャンプに耐えられるなら540モーターでさえあれば何でも走れます。
(飛ばないで全ナメという選択肢も…)

エントリーするマシンも多彩で、
某花太郎さんのように、タミヤのBBXやTD2で表彰台を掻っ攫う猛者も、某スズキさんのDB01も、某ヒグチさんのトップフォースや某サトウさんのマンタレイもいます。
二駆四駆混走。
540なら緩いかと思いきや、雰囲気は緩いけどレーサー は本気です。
ジャンプの飛距離もギリギリ。
いつ燃えてもおかしくないモーター。
余裕のないパワーで過酷なコースを走り抜けるため、とにかくクラッシュ、転倒が多発。
遅くてもワンチャンある。あるハズ!!
そんなワタシの相棒がアソシのRB10。

アソシの入門用バギーで、日本ではRTRとして売られております。
シャシは往年のハイエンドB5をベースにしており、樹脂シャーシながら走行性能は折り紙つき。
明らかにタミヤより性能に下駄を履かせてますが、そこはバギー初級者のワタシ向きだと思います!!
だって、
ワタシ以外の皆さま、全然フレッシュマンじゃないし(笑)
エンジンバギーの猛者や、ストッククラスの上位メンバー、あとタミヤの凄い人とか…みんな速い!
純粋な初級者はワタシくらい?
そんな自分がチャレンジし続けたらどうなるか、をワタシ自身も知りたくて始めました。
レース結果は?

予選6位、決勝6位のダントツでビリッケツでした (T . T)
…
しかし、決勝では先行車が転倒しまくり、一時は3位を走行。
うおお!表彰台あるかも!!?
「ヒロキのパパ、ドライバーも仕上がってます!!」
MCの崎山さんが煽ります。
しかし、そんなプレッシャーがちょびっとかかるだけで、クルマが右往左往。
次の瞬間、壁を走って転倒 泣
やっぱりレースは見てるのとやるのは大違い!
アドレナリン、ドーパミン出まくりですよ。
外から見れば、540の長閑なスピードも、レーサー にとってはエキサイティング。
次行こ。次です♪
一方ヒロキ少年は

ほとんどの修理、メンテを1人でやるようになったヒロキ少年。
朝からB7のギヤボックス全バラで修理。
予選1回目に間に合うか、という慌しさの中、手際よくバラして行きます。
懸命な作業で、
なんとか予選に間に合い出走できました。(ゴーさん、ありがとうございました)
また、四駆は崎山監督がヒロキ少年の練習走行を見て、クルマを徹底見直し。
きめ細やかに細部を修正。(どこをどう直したかは確認済み)
どこをどう調整すれば、走りがどうなるのか。
どうしてそうなるのか。
まだまだ知らないことが多すぎる我々親子。
クルマづくり、セッティングの奥深さに触れ、やるべきことも見えて来ました。
結果は

2WDオープン TQ WIN

4WDオープン 2位 → WIN
強風が吹き荒れ、一時雨がパラつく悪条件の中、クレバーな走りで、キチンと結果を出せました。
良く頑張った!
動画は小沼さんに撮っていただきました!ありがとうございますm(_ _)m
四駆はパパカメラ(ブレブレです汗)
まとめ

「ダンパー長が短過ぎ。これじゃリバウンドないでしょ?」
ワタシのRB10を見てすぐに指摘してくれたのは、OCKのエキスパート、ゴーさん。
どうにもジャンプがシビア過ぎると悩んでいた我がRB10。
言われた通りにダンパー長を確保、リバウンドストロークを合わせてみると、
劇的にジャンプ着地が改善!!
「スゲ〜!リバウンド!」
…
ワタシ自身がレベルは違えどレースに出ることで、どうしてもアタマですんなり理解出来なかったあれこれが、
「そういうことか!」
とスーっと入って来るではないですか。
レースは実験の場でもあると言うこと、そして
もっともっと分からない事をエキスパートに聞く、使える知識はどんどん取り入れていく必要性が分かってきた1日でありました。
お世話になった皆様、お疲れ様でした。
ありがとうございました!
G様、80歳おめでとうございます。またたくさんお話しましょう♪
