ラジコンファンの皆さまこんにちは。
先日一日中、童心に帰ってラジコンを走らせて満たされたワタシ。
そんな時に頭にふと浮かんだコトについてのお話です。
ハイ、実にどうでも良い話(笑)
ラジコンは楽器に似ている?!
先日、いつもは息子が走らせるのを見守る自分が、サルのように夢中でラジコンを走らせて気づいた。
この感覚、何かに似てる。
あ、楽器だ。
ワタシ、高校の頃は吹奏楽部でユーフォニアムを担当。その後バンドブームに乗り、ギターを始め、バンドを組み、やがてドラムスを叩くようになった。
世代の人(S45〜S50年製くらいの)なら一度は楽器、バンドをやろうと思ったことないだろうか?
楽器の経験がある人ならワカルと思うのだが、何かを掴むまでが苦痛で、あるところからやたらと楽しくなる。
リズムだったり、フレージングだったり、自分と楽器がシンクロした時の気持ち良さ。
楽器を使いこなすのは相当難しいのだが、あるレベルに到達するといきなり楽しくなるというあの感覚。
スポーツでも同じかもしれない。
例えばバレーボールでは、トスやレシーブ、アタックが一通り出来、ゲームを楽しめるようになるまでが長い。
自分なりの「こうなりたい!」があり、それを目指して練習する感覚。
それがラジコンにも感じられるのだ。
正確には、やっと感じられるようになったのだ。
ぶつけず、ミスせずに周回出来るようになる。
次に自分が描いたラインをなぞることができるようになる。
さらにスピードを上げてみる。マシンの限界が掴めてくる。もっと速く走らせたくなる・・・
ゾーンに入る感覚!!(続かないけど)
今度は誰かと走らせて、競いたくなる!
昔、息子とラジコンを始めて間もない頃、サーキットをなかなか上手く走れず、
「俺はいいや。なんかセンスないわ。」
と、そうそうに諦めてメカニックに徹するように。
あの時もう少し粘って練習を続けていたら。きっと楽しくなっていて、また違う展開もあったかもしれない。
今になってラジコンを無性に走らせたくなったのは、どうやら自分に
「ラジコン、もう少し上手く走らせられるようになりたい」
という願望があるのだ。
もちろん、ただがむしゃらに走らせるのが楽しいのだが、その中に、どうしたらもっと上手く走れるのかをつい考えてしまう。
ついでに言えば、
息子が走らせ、パパはメカニック、が定着しても心に「自分も走らせたい!」がくすぶり続けていたのかもしれない。
生まれながらのセンス問題
ラジコンが楽器と似ている、と思ったもう一つの理由に生まれついてのセンスがある。
ラジコンも、何故か最初から上手く走らせることが出来たり、上達がやたら早い人がいる。
特に我々のように親子ラジコンをやっている方ならご存じの通り、子どもにも操縦センスがあり、いきなり大人顔負けの走りが出来る子もいる。(上手い下手以前に全く興味を示さない子や、すぐ飽きてしまう子もいる)
楽器も実はそうで、最初からぐんぐん上達する人がいる一方で、なかなか上手くならない人もいる。
筋がイイ、なんて言い方をする。
自分は後者のなかなか上手くならない方で、楽器は自分の好きな曲が演奏したいがために必死で練習した。自分の不器用さを何度も呪った。
そう。自分は不器用なのだ。
問題は、それが好きかと言うこと、あきらめないで続けられるか、なのだ。
まとめ〜身につければ一生もの
楽器、ワタシの場合はギター、ドラムだが、
楽器は一度、一定レベルまで出来るようになるとそのスキルは一生モノだ。
ギターはもう何年も弾いていないが、やはり手に取ってしばらくするとまた弾けるようになる。身体が覚えていて、勝手に指が動く。(あ、プロレベルとかそんなんじゃないですヨ)
おそらくラジコンも同じではないか。
練習して身につけたスキルは自分から出ては行かないはずだ。
大人のたしなみに、ラジコンをカッコよく走らせることができるようになりたい。
何なら息子とランデブー走行がしたい。
それが今のモチベーションなのだ。
metabonz宮