ラジコンファンの皆さんこんにちは。
皆さんはラジコンをやってて良かったと思うのはどんな時でしょうか?
自分の場合、最近はメンテやセッティングを施したマシンが息子から「よく走る」と言われた時です。
寝不足だったり疲れてたりしても、一瞬で報われた気持ちになるから不思議です。
今日はそんなラジコンをやってて良かった、続けていて良かったと思えた話です。
GB練習は貴重な時間
競技ラジコンに取り組むようになって、練習の大切さが身に染みて分かる。
しかし、色々あってなかなか練習の時間が取れないことが増えてきた。
それゆえ、今日は練習に行ける!となった場合、ただなんの目的もなく走らせる、ではもったいなく感じてしまう。(そういう時間も大事だけど)
それは息子もワタシも同じ認識。
最近では、例えばフロントタイヤ2種類をテストする、などその日の目標を決め、ノートにその日の天候、コンディション、車高、ダンパー、その他気づいたことを息子自身が書いている。
やはり記憶や、感覚はあいまいで、記録の蓄積はセッティングの基準になると考えるようになった。
それ以上に息子がマシンのコンディションに敏感になり、ダンパーオイルの抜け、タイヤの状態などすぐに気づくようになって来たことは大きな進歩だと感じる。
競技ラジコンをはじめたばかりの頃は全てに対してナメていた自分(笑)
「そこまでやる?必要?」
ズボラなメンテや、杜撰なタイヤ管理(今もまだそんな感じは残っているw)を見て見ぬフリをしてきた頃からはだいぶ変わって来たように思う。
とにかく奥が深いぞ!競技ラジコン。
我が家のRB7を全日本チャンピオン海飛さんがドライブ
我が家の練習時間は短め。夕飯前には戻っていないと嫁氏の機嫌が麗しく無い(笑)
さて、あとバッテリー数パックで帰るか、と思ったその時、カイパ氏から声が掛かる。
「海飛来たから、アルティマやらせて隣で見てみな!」
見れば本当にあの全日本チャンピオン 小寺海飛氏がいる!!(相変わらずイケメンだ)
なんと我が家のRB7を走らせてくれるという。
うっひゃー どっひゃー 凄いポンコツなのがバレてしまう・・・
ご自身のシュマッカーを走らせる前にカイパさんから無茶ぶりをされても嫌な顔一つせずに操縦台へ。聞けば数ヶ月ぶりのラジコンというではないか。いきなり申し訳ない。
最初は感触を確かめ、やがてギュンギュンスピードを上げて走らせる海飛氏。
速え〜 ジャンプスゲ〜 ジャンプからの加速スゲ〜 (上手く表現出来なくて申し訳ない)
操縦台の海飛氏のすぐ隣でヒロキが自分のRB7を見つめる。
明らかに自分とは違う異次元の走りに稲妻に撃たれるヒロキ。
いつものRB7がまるで違う走りをする姿を見て、何を感じたのか。
海飛氏からプロポを受け取り、すぐさま自分でも走らせる!!
あの走りをどうしたら?
明らかに走らせ方が変わった・・・ヒロキの真剣な顔つき。
その走りにカイパ氏が声掛けしてくれる。
「着地。着地にこだわって!!そう、今の良いよ!」
競技ラジコンにもコーチング(教える技術)があるんだなあ、とただただ感心して見ているワタシ(笑)とにかく教え方が半端なく上手い。
凄く贅沢な時間。
走り終えた後に、マシンに愛あるダメ出し。
「ちゃんと競技で走れる範囲内にはあるけど、厳しいこと言うとドライバーにマシンが負けてる。」
その後、ここをこうしたら、と的確なアドバイス。素直にありがたいことである。
タイヤは剥がれててダメ。逆によくこれで走るな、と。恥ずかしくて死にそうだ(汗)
ヨシ、ヒロキに見合うマシン、作ってやるぞ!!
ラジコンはイメージのスポーツだ
写真は全日本チャンピオンでシュマッカーの小寺海飛氏に並んでプロポを構えるヒロキ。非常に貴重な時間だ。
2人一緒に走らせているワケではない。
海飛氏の走らせるマシンにあわせてプロポを動かし、自分の走らせ方との違いを感じとる、という練習。
この練習方法はあのレジェンドドライバーたちもやって来た方法だという。
「あの人は速いけど、自分と何が違うのか?」を感じとるには最適なのだそうだ。
半信半疑で操縦台に登るヒロキ。
海飛氏の走りを目で追いながらプロポを動かす。
しばらくして戻って来たヒロキは、いきなりノートを無造作に開いて何やら書き殴り始める・・・
かなり衝撃を受けたと見える。
ノートには、スロットルにぎる時間、ジャンプ着地、ノーブレーキ突っ込む・・・・
意味不明な殴り書きがたくさん(笑)。
今の自分は何が足りないのか、どうしたらもっと速くなるのか。
カイパ氏は言う
「ラジコンはイメージのスポーツだから、見て、感じた事が重要だと思うよ」
まとめ
GBサーキットには、海飛氏をはじめとするエキスパートドライバーがたくさんいる。(楽しい人もいる ヘイヘーイ)
上手くなりたい、速くなりたいと思うドライバー、メカニックに手を差し伸べてくれる人がいる。
もっとGBで過ごしていたい、と後ろ髪を引かれる思いで家路につく。
車内では興奮冷めやらぬ饒舌な息子。
次はこうしたい、とアイデアが溢れ出す。
・・・
また月曜日からは日常に戻る。
だが、こうして休日にラジコンで心を満たして、また頑張れるのだと思う。
いいぞ、競技バギー。
metabonz宮