ラジコンファンの皆様こんにちは。
今日は先日行われた、2021KOC(関東オフロードチャレンジ)最終戦in GBサーキットに親子で参加した模様についてです。
小学生の息子とレースに参戦しながら、何を感じ、何を思い、どんな教訓を得たのか、の記録であります。
雨からの快晴、レース日和に
5/22 日曜日。
エントリー総数103台。千葉県旭市のGBサーキットには遠くは九州から、福島から,栃木、埼玉、神奈川、各地から続々と腕自慢のオフローダーたちが集まる。
前日からの雨に開催が危ぶまれたが、ここGBサーキットは屋外にもかかわらず「全天候型サーキット」を謳う。
・・・カーペットとダートのハイブリッドだからして、多少の雨なら有無を言わず決行しちゃうというヤツだ(笑)
昼前には強い日差しが。参加者の熱気に雨雲は退散したようだ。
開催クラスは
GBサーキットの凄いところは、バッキバキのハイエンドオフローダーだけじゃなく、ビギナーや腕自慢じゃない人にもラジコンレースを楽しんでもらうための取り組みを続けていることだ。
グラホ系380クラスはだんだん参加台数も増え、人気のクラスになっている。
弊害として、レース時間が長くなる・・・帰りが遅くなるのは、ウチのようなファミリー層には厳しいけど、やはりラジコンはマニアックなマニアだけのものにしてはいけない。
今回も参加は2WD OPEN、4WD OPENの2つにエントリー。
マシンはいつもの京商兄弟(RB7とZX7)だ。
レース結果は
2WDオープンは総合12位(22台中)Bメイン3位。
タイヤチョイスに苦しみながらも、最後まで諦めずに走り切った。
午後からの荒れた路面や、猛者たちとの混戦にも、今までなら、集中が切れて脱落して行くところで踏ん張りが効いたのは成長だと思う。
以下ヒロキ本人の弁
「インフィールドを攻めきれなかった。リヤタイヤ、もっと食うヤツが欲しい。3連ジャンプ手前のギャップでリヤが跳ねる。自分では目一杯飛ばしてるつもりだけど、まだまだだと思った。」
4WD オープン 総合14位(21台中)Bメイン5位。
二駆よりも四駆を得意とするヒロキ。
三瓶さんをはじめ、この日は京商ZX7が他にも複数台参戦(普段はほとんどいない)自分より巧みに操る様を見て多いに刺激を受けていた。
「あの人京商だよ!速いよ!」
決勝は途中でジャンプで引っかかりペースダウン。マシンを確認すると、シャシ底面から皿ビスが緩んで飛び出していた・・・・(カーペットに引っかかる)
金属パーツにはネジロック剤・・・・痛恨の整備ミスだ。予選までは大丈夫だったので油断していた。
以下ヒロキ本人より
「壊れたり、折れたりの心配しないで、もっと攻めて走りたい。もっと練習したい。タイヤ、コレの新品が欲しい(ホールショット)。やっぱり三瓶さんは凄い。あんな風に走らせたい。やってみたい。」
まとめ
今回、結果から見ればイマイチなのは間違いない。確かに凄いメンバーが揃っていたとしても、である。
しかし、やはりレースは奥深い。
今回はいつもなら、上手く走れない、思うような結果が出ないと怒って泣くか黙り込んでしまうヒロキが、
マシンやコースの走り方について色々話すようになってきたのだ。
タイヤのチョイスや、スリッパーの具合、スパーの異音、足回りなどなど、
「お前は大人かっ!」とツッコミたくなるくらいに良く話せるじゃないか。というより、ようやく自分の言葉で伝えられるだけのデータが蓄積してきたのかもしれない。
それに対して、ワタシができることについては対処し、出来ない、分からないことについては遠慮なく三瓶さんに教えていただいて・・・という流れを作れたのは大きい。
また、つまらなそうにスマホゲームに興じている時間が減り、他の選手の走りをしっかり見るようになった。
「あの人のライン、真似してみよう」
何かが彼の中で動き出したのを感じる。
パパメカニックとしては、全バラメンテをしたことで、マシンに今まで以上に愛着か湧いたこと、各部のコンディションの良し悪しが分かったのが1番の収穫だ。(まだアライメントとか全然分からない)
ヒロキも今日は調子がなんだか良いと言っていた。手をかけた分、やはり良いことはあるようだ。
という感じで、時間の都合で最後までは会場に居られなかったのが悔やまれるが、非常に充実したレースになった。
次に目指すものが見えてきた。ワクワクするぞ。
そういうレースを通して得たモノで、また明日から頑張れるのである。
metabonz宮
↑GB1246チャンネルより。