コラム

【連載】あなたは何色?〜パーソナルカラー・ヒカルパパ編〜【ストーリー】

ラジコンファンの皆さまこんにちは。

おかげさまで、パーソナルカラーの連載、好評いただきまして嬉しく思います。

ラジコン、ってもちろんマシンが走っているところも最高にカッコイイのですが、それ以上に「誰が」「どんな人が」走らせてるか、を知るとグッと感情移入しやすくなります。

ということで、パーソナルカラーの話、第3話です。

あの人はなぜあの色なんだろう?

そこにはこんな物語があったり、なかったり。

ヒカルパパさん編

ヒカルパパ氏と言えば、今絶賛売り出し中のR/Cドライバー・ヒカル氏(PR RACING/AGAMA)のお父さん。

※ヒカル氏の宣材写真。カッコイイ!!

今やワークス入りしたヒカル氏をメカニックとして支えているが、彼自身も競技ラジコンを楽しむ現役レーサーでもある。

温和で誰にでも優しく、親切、誠実な人格者のヒカルパパ。

タミヤと居酒屋をこよなく愛する男としても有名だ。

頻繁にこんな写真を投稿しては、残業中のGBメンたちを震え上がらせている(笑)。

もちろんラジコンだけでなく、家族サービスも抜かりない。

そんなヒカルパパのパーソナルカラーと言えば

パールホワイトにエメラルド・グリーンの組み合わせ。

パールホワイトは、秘密・孤独・正義感。人から頼られることを好む高潔な人。

エメラルドグリーンは勇気をくれるような力強い前向きな色だそうだ。(詳しくはGoogleで色言葉で検索!)

何故このカラーなのか。

そこには現在のヒカルパパからはちょっと想像しにくい?(失礼かっ)意外なストーリーが。

ルーツはバイクレーサー

では早速インタビュー!

原点となったのはミニバイクレースをしていた時のツナギとヘルメットの色なんですよ。
もう20年以上前の話しですが、1番乗れてた時です。
このツナギとヘルメットは今でも持っていますよ😄

写真の華麗にハングオンするライダーは、なんと、ヒカルパパご本人!!

そのツナギとヘルメットカラーがルーツだったのだ。

その後にバイクレースの現役引退してから、ラジコンのレースに転向したのですが、その当時 エアブラシなんて持っているはずもなく、缶スプレーでの塗装になってしまうのですがエメラルドグリーンなんてスプレーに無いので、メタリックグリーンを使っていました。
デザインはかなり適当な感じですが、フロント部分がハッキリわかるようにしてあります。

これには理由があって、走らせている時に前後がはっきりと認識出来るようにして、ちょっと暗いコンディションでもマシンを認識出来るようにするのが狙いです。

その後、ヤフオクで中古のカッコいいボディを発見して落札。

そうです❗このデザインパターンが 今の我が家のデザインパターンの原点なんですよ❗
(原点って言うと聞こえが良いですが、正確に言うとデザインパターンのパクり(笑))

で、色をベースカラーをパールホワイトにしてエメラルドグリーンと蛍光イエローのボカシを入れたフレアパターンにしてみたんです。

※お馴染みのDB01RRとハイエンドツーリング

しばらくこのカラーリングでレースに出ていたんですが、ある時 違う色パターンやデザインでレースに出たら お話しした通り、誰だかわからないと言う周りの話しから、若干のデザイン変更や色の変更はあったにしても 基本的な事は変えずにやって行こうと誓いました❗😊

これがカラーのルーツです 。

ヒカルパパカラーは知らないウチに周囲が認識しており、変えたら誰だか分からない、と言われたエピソードはうなずくしかない。

自分が思う以上に周りはその人をマシンカラーで認識しているものなのだ。

ヒカル氏編

ヒカルパパはもちろんヒカル氏のボディも手掛けている。

そこにはどんな秘密が?

ヒカルパパは言う

ヒカルのマシンも基本的には私のデザインの色違いにしてます。

理由は簡単です。
私の息子だ って言う事をアピールしたかったんです
(笑)

でも最初のヒカルカラーは、今のイエローベースではなく、エメラルドグリーンベースなんですよ😃

出た!我が子アピール(笑)

なるほど、ここが自身も現役レーサーであることが色濃く出でいる。

でも、このペイント、マスキングしてからエメラルドグリーンをエアブラシ使って先に塗らなきゃならなくて手間がかかるんです😅

で、ヒカルが全日本に初挑戦するタイミングでベースの色を蛍光イエローにしてフレア部分をエメラルドグリーンにするパーソナルカラーに変更したんです。
それ以降は、ほぼ同じデザイン、色で継続してます 。

最初はヒカルパパに近いカラーリング、いわばチームカラーだったものを全日本にチャレンジするタイミングで変更、現在に至るというわけだ。

こだわりのポイント

ヒカルパパは言う

ボディペイントって個性を出すのに一役かっていて、実は色合いにも ちょっと拘りがあります。

エメラルドグリーンは、明るすぎる暗すぎずを考えてファスカラーの「ティール」、パールホワイトはくすんだパールホワイトではなく、明るくキラキラしたイメージで東邦科学のエンジンカラーの「パールシルバー」を軽く吹いてからのホワイト裏打ち。
蛍光イエローだけはそこまでの拘りが無いので、タミヤの蛍光イエローを使ってます。
まぁ、そんな具合に拘ってますが、自己満足でもあるので(笑)

GBと出会って

ヒカルパパ親子のGBとの出会いは?

GBに行きだしたのは、10年ほど前です。
その頃はヒカルと、共に龍ケ崎にあったYRオフロードパーク と言うサーキットに通ってました。
で、そこでカイパさんと知り合い GBサーキットに誘われたのがきっかけで、行きだしたんです😄。


実は、カイパさんに誘われる前に一度偵察に行った事はあったんですが、その頃のGBの路面って、今よりも砂っぽい路面でいかにも喰わない路面って感じでした(笑)
コースの広さとか路面とかを考えてみると当時はYRが気にいってたんですよ(笑)

ここでも登場、カイパさん!!

GBで1番の思い出は?

それで1番の思い出ですが、良い思い出がありすぎて、なかなか1つに絞り込めないんですが、あえて言うならば 去年の話しですが、レースの時に親子で優勝出来た事ですかね。
(ヒカルが4駆モディ、私が2駆ストック)

ヒカル自身はモディクラス 初優勝だったんですよね😁

親子優勝は素敵すぎる!

終わりに

ヒカルパパが通い出した頃のGBの雰囲気は?

当時の雰囲気は今と全く変わらず、ワイワイ ガヤガヤと楽しくやってましたよ😃
なぜかGBって子供たちが集まるところなんですよね〜😄

筆者の私事で恐縮だが、ヒカルパパ氏には、EPバギーやエンジンバギーにおける数々のピンチを助けて頂いている。

その頼りになる温かい人柄はきっと誰もが魅了されるはずだ。

現役大学生R/Cドライバー ヒカル氏の今後の飛躍も楽しみなヒカルパパ。

親子ラジコンの大先輩としてもさらなる活躍が期待されている。

metabonz宮

※写真は2013年12月のGBサーキット