コラム

【ラジコン】少年、オフロード全日本への道④【直前SP!】

ラジコンファンの皆さまこんにちは。

三連休が終わりましたー

なんと、この連休を最後に今年は月曜日休みはないそうです(あと2ヶ月で次の年ですがw)

ここ数日で急激な秋の深まりを感じますね。

暑くもなく寒くもなく…

外ラジ、最高です♪

さて、今日は今週末に迫ったEPオフロード全日本スポーツクラス前にホームのGBサーキットで最終調整をして来たお話です。

ここまで来れたのは

三連休最終日。素晴らしい快晴。爽やかな風。

GBサーキットは今日も大賑わい。

GBのムードメーカー、イワイさんが復活し、笑い声がいつもに増してパワーアップ!

この1週間後、いよいよ本番レースを迎える。

GBにはヒロキ少年の良き理解者である朝日さんから大量の支援物資が届いていた。

ピットで使うであろう必需品(高価なやーつ)の数々。初めての全日本、悔いのないようにという心遣い。(あ、もちろんレンタルですw)

感謝である。涙が出そうだ。

最近、中1になる息子が、

「ここまで来れたのは沢山の人のおかげだね」

などと殊勝なことをのたまうようになった。

「そんなこたぁ、ちゃんと結果出してからしみじみ言えば良いよ!」

などと思う偏屈なワタシだが、

素直に成長を喜びたい。

1番感謝されたいお父さんより(笑)

ラジコンに上も下もないだろう?

この日は埼玉からはるばるイッシー氏がワタシのマネをしてMB01を新調(笑)

自慢のアバルトを持参!!

ワタシ、ヒロキ少年、イッシー氏

たった3人だが、metabonz Mシャーシ meeting

通称3Mの第一回を開催した。

さらに仕事に行く前の崎山オーナーを捕まえて、走行会に強制参加してもらって楽しんだりした(笑)

「いやいや、全日本前だろ?バギーは大丈夫か?」

イッシー氏は心配する。

至極当然の反応だろう。

ヒロキ少年曰く

「ラジコンに上も下もないよ!」

だそう。

「全日本前だからタミヤやったらダメではないでしょ?」

クルマを前に出す、コーナーを小さく抜ける。ブレーキの使い方。全部詰まってる、という。

人によっては「お手手がめちゃくちゃになるからやめとけ」なんていう方もいた。

しかし、少年はMシャーシを走らせて、その直後にバギーをぶっ放しても何ら変わらない。

たぶんだが、

ヒロキ少年は今更、バギーを無闇に走り込むより

メンタルを整えるのを優先しているのだと思った。

何故なら、会場となるマニアリとは路面も違うし、細かいところまで詰めても、とは思う。

ならば、大好きなMシャーシを走らせて、キモチのコンディションを整えるのが優先したのか。

3人で走らせるMシャーシは最高。

それは、秋空の下、ワタシも久しぶりに走らせて感じたことだ。

理屈じゃなく、ラジコンをみんなでワイワイ走らせるのは楽しいし、久しぶりのイッシー氏とのラジコンはやはり楽しい。詳しくはイッシー氏の記事へ

パパ氏、追い込まれる

そんな中、GB崎山監督はヒロキのマシンの最終チェックを怠らない。 

今回、崎山さんは所用で大阪遠征には来られない。せめてクルマだけでも見届けたいという優しさだ。

「パパさん、あとヒロキ、ちょっとここ見て下さい!」

さっきまで余裕ぶっこいていたワタシだが、

みるみる青ざめていくのが自分でも分かる。

B74.2のリヤスタビリンクのイモネジ部分がバカになって、スコスコになっていた…

つまり、スタビが効いたり効かなかったりしていた可能性が高い 汗

ダメになったスタビリンクのパーツは持っていない。

今から注文して間に合うか?

「あるよ!」

さすが崎山監督である。頭が上がらない…

いつも我々親子の技術面だけに留まらず、メンタル面もケアしてくださる崎山さん。

ヒロキ少年の良きメンターでもある。

いつもお世話になっているお実行さんも然り。ささっきーさん然り。

つくづく、人に恵まれてラジコンをやってこれたことを思う夕暮れ時。

やはり、冷静なつもりでも舞い上がっていたワタシである。

メンテやセットの見落としでつまらないことにならないように、出来ることは全部やる!

そのことを思い知るのだった。

何とかなるだろう、は全てやり切ってから言うセリフ。

他にもリヤハブ周りの変な組み立てや、フロントスタビが少しドライブシャフトに干渉していたり…

アソシスペシャリストのささっきーさんも加わってあーだこーだ…

結局、色々やり直してかなり感じが変わってしまい、四駆は本番バッテリーでの走り込みを行ったのだった。

「良いよ。良く走る!」

その言葉を聞くまでかなり焦ったワタシであった。

追記 自宅に帰ってメンテ。なんとベアリングがロックしている箇所を発見 汗

まとめ

最近は陽が沈むのが早い。

嫁氏対策もあり早めにGBを後にする。

「全日本、頑張ってね!」

GBメンたちに声をかけてもらう。

クルマのドアを閉める。

「ふー。いよいよだね」

少年が呟く。

その声は心なしか少し震えていた。

やっぱり緊張していたのだ。

抱えきれないプレッシャーと戦っていたのだ。

まだまだ中1の少年だ。

親子で挑むビッグなレース。軋むハート。

この感じを味わうために全日本にチャレンジする。

え?ワタシ?

ワタシはこの所ずっと胃が痛い(笑)

つづく