ラジコンファンの皆さまこんにちは。
秋です。外ラジ最高です♪
11月には息子氏の全日本選手権挑戦が控えておりますが、だからと言ってワタシまでバキバキにストイックになる必要はございません。
…たぶん(笑)
今日はパパ用に衝動買いしたタミヤの新型Mシャーシ、MB01のお話ですー
コレが欲しいは突然に
さて、ブログでは「選択と集中」などともっともらしい事を言って、資本と時間を息子氏の競技ラジコンに集中すべき!と申し上げ、
使わないラジコン及び周辺の断捨離をしておりました。
未練を断ち切り、潔く手放す。
うん、多分それは正しい。
ぐうの音も出ない正しさ。
…
でもね、こんな言葉もあります。
正論は100%役に立たない
誰かが言った言葉でありますが、今やたらにこのフレーズが響く訳であります。
勤勉、節約、節制、健康、礼節…あと政治ねw
どれもが大切なことではありますが、我々修行僧ではないので、
ズバリ、「楽しい」には敵わないのは50年の人生で得た教訓です。
前置きが長くなりました。
ええ、買っちゃいました、作っちゃいました!
タミヤの新型MB01シャシ、オペル・カデットGT/E。
何でって?
我が家の少年の影響ですよ。
どんなにガチな競技、練習、イベントにも必ず自分で作ったタミヤ(M05だったり、XV02だったり)を帯同させる少年。
(こいつ、真剣さが足りんな!)とか密かに思っておりましたが、真剣過ぎてもダメなんだ、楽しみがないと…
子どもから教えてもらっちゃいましたよ。
こないだ、定例レースの昼休み。
少年がM05スイフトで、あの佐藤ファクトリーさんがM05ミニでチキチキを楽しむところを見て
ムズっと来てしまったですよ。
ヤベー!!
Mシャーシ、オモロそう!!
ワタシも息子氏と遊びたい!!
で、辛抱たまらずポチってしまったわけです。
それまではMB01はおろか、Mシャーシすら1ミリも興味なかったです。
何処にスイッチがあるか分からんもんです。
最初から結論
15,000円(実勢価格)で幸せになれます!買いです!
いや、毎回タミヤを衝動買いする度に思うのですよ。
キットの箱を開けて、ゲッ、こんなんで大丈夫なん?ちゃんと走るん?全部樹脂やん!
となります。
で、組み立てて走らせると、
「うっわー、何コレ、めっちゃ走る!めっちゃ面白い!」
この繰り返し(笑)
今回もこちらの予想を裏切って、めちゃくちゃ良く走りました。
タミヤは神です(笑)
今回買ったのは、MB01シャシのオペル・カデット。
このクルマ、実は日本ではいすゞ・ジェミニの名前で売られていました。(エンジンとかはそれぞれ違います)ワタシ、かつていすゞのピアッツァというクルマに乗っていまして、いすゞの作る欧州風味のクルマが大好きなんです。
70年代独特のリヤが下がった美しいクーペフォルム。ノスタルジーも満点です。
で、このシャシは実はFFにもMRにも駆動方式を変えられるマルチユニット方式。
息子のM05がFFなので、ワタシはMR(リヤ駆動)でこいつを組みます。
作る!
ハイエンドバギーと比較すると、もうね、パーツが凄い多い(笑)
ボディは既にイエローに塗られています。
タイヤ、ホイール、モーターまで付いてますから。
順調にサクサク組み進みます。さすがタミヤ。
少し手こずったのは、ステアリングクランクを固定する段つき皿ビスが、締める時に舐めやすいので注意です。
あと、リヤのボディマウントを固定するビスも締めにくいので、長めのビスで上から固定しました。
で、完成。
配線は纏めて美しく。これは競技ラジコンからの教訓です。トラブル予防にもなります。
キット付属の540モーターで。
オプションはフルベアリングのみ。
サスペンションはビヨンビヨンのバネサスです。
とりあえずは箱絵のラリー仕様にはせずにノーマル風に。飽きたらラリー仕様を楽しみます。
スケール感は流石タミヤ。所有感あります。
4連フォグランプが当時感を出してます。
メカ類はアリモノを流用。ESCは定評あるKOのFR2、サーボはRTRから剥ぎ取った不明のヤツ(笑)
走らせる!
もちろん、シェイクダウンはホームのGBサーキット。
カーペットのメインコースの他にアスファルトのオンロード、クラシック・ダートコースもあります。
秋晴れの絶好のラジコン日和。
いざ、実走!
ふおおおおお!
走る!(当たり前w)
MR(ミッドシップのリヤ駆動)ということで、クルクル巻きまくって難しいのか、と思いきや、
ドッシリ安定しています。
モーターはノーマルの540。
動きは穏やかで、凄く操作しやすい!
おそらくこのカデットはホイールベースが長いL寸(ボディに合わせてS、M、Lから選べる)なことも効いている感じ。
スロットルを入れたままだとアンダーが出て曲がらないので、コーナーでスロットルを緩めればスッと曲がります。
かと言ってストレートでビシッと真っ直ぐ走る訳ではなく、フラフラするので、微妙な修正舵は必要です。
(おそらく怪しいサーボのせいもありそう。サーボはもうちょっと良いヤツに付け替えます)
スロットルをどこで緩めてどのタイミングで舵をジワリと切るか…
その難しさがまた、たまらない!!
上手く綺麗な弧を描いてコーナリングできた時の快感が凄い(笑)
そして、真骨頂は、コーナー出口でグッとリヤを下げ、トラクションが掛かってからの加速です。
シューンと伸びて行く感じ。
この優雅な後ろ姿を見ながらのドライブがたまらんのです。
540の長閑なスピードながら、
なかなか綺麗に上手く走らせるのが難しいところがミソ。
コーナー出口で無理に握るとズサササーっとリヤがブレイク。
流石にパワーがないのでドリフトにはならないので、
滑らない、滑らせる、ギリギリで走らせる楽しみがあります。
フリクションダンパーなる、いわゆるバネサスですが、なんと、ちゃんと走る!!
新開発のギヤボックスは非常に静かで、M05のギャーンというノイズは聞こえません(今のところ)
息子氏と走る
息子と遊ぶ。
それを楽しみにして衝動買いしたMB01。
結論から言うと、スキル差がありすぎてチキチキにはなりませんでした(笑)
しかしながら、息子氏、プロポでエンドポイントを下げまくり、出来る限りの同じスピードで走ってくれるではありませんか。
優しい(笑)
涙で前が見えないwワタシを他所に、
息子氏が前日から約束していた、ヨーヨー兄さん(本当に面倒見が良くてありがたいです)もM05ロードスターを持って来て、3人で走りました。
2人はワタシからすると異次元のスピードでギャンギャンやり合って楽しんでます。
(ワタシは走るシケイン状態)
ワタシもちょいと気合い入れて練習して、その中に混ざりたい!
こりゃ、やるしかねえな。仕方ねえな本気出すか…
とりあえずサーボ課金な!!
静かに決意したワタシです。
まとめ
シェイクダウンに付き物のトラブルは、というと、
事前にネットサーフィンして樹脂のサスボールが抜けるだ何だ聞いておりましたが、そこはなんら問題なく。
フロントをフェンスやパイプに乗り上げたり、ヒットしたときにステアリングワイパーとハブを繋ぐターンバックル(トー角を調整できる)のボールエンドキャップが外れることが何度かありました。
逆に言えば外れることで折損を防いでくれている感じでした。
様子を見て強化タイプに変えて見ようと思います。
今後オプションを入れるとするなら、若干頼りないステアリングワイパー周りでしょうか。
いやー、しかし、15,000円を握りしめて(ベアリング含まず)手に入れたMB01オペル・カデット。
この値段でこの楽しさよ…
もちろん手を加えたいところもチラホラ(タミヤ沼)
もっと走り込んでスピードが上がって来たらまた印象も変わるかもしれませんが、
これは幸せになれますな!!
断言できます。
さあ、MB01を買うもよし、眠ってるMシャーシを持ってGBサーキットに来ませんか?
チキチキしましょう!!(沼りそうな予感w)
ちなみに、もちろん息子氏も走らせました。
ハイスピードでガンガン周回させる様子を見て、
同じクルマでも、こんなに走るんや!と。
やっぱり腕なんだな、と。練習だなと。
「走りが気持ち良い。滑らか。M05の頃より明らかに進化してるよ。加速する前の少し重い感じが好き」だそうです。
駆動方式の違いも面白いですし、FFは転がす走り、MRは押し出す走りとか色々言ってました。
そう言うのを親子で語り合えるのも親子ラジコンの醍醐味ですな!