ラジコンファンの皆さまこんにちは。
昨日(5/26)は好天に恵まれ絶好のラジコン日和でした。
つくパーで大きなラジコンイベント(GFCC)があったみたいで、その話題と余韻でネットもかなり盛り上がっていますね。
さて、我々親子はホームであるGBのラウンドレースに参戦して来ました。
先月のストックコンバットから1カ月。
今回から、二駆に加えて四駆もアソシ(B74.2CE)を投入。
新しいマシンでのレースです!
さあ、どうなる?
絶好のラジコン日和
抜けるような青空、吹き抜ける心地よい風。
2024.5.26。
千葉県旭市のGBサーキットには朝早くから腕自慢のバギーメンたちが集まって来ました。
ピットを広げてレースの準備に勤しんでいます。
GBサーキット・オフロード宇宙選手権R5開幕です!
気合いが入ってます!
今回も2WDオープンと4WDオープンにエントリー。
この日は様々な理由からいつもに増して気合いが入る少年です。
何しろ、初めて自分で組んだクルマ(アソシB74.2CE)でレースに出るのですから。
その他諸々、「良い所を見せたい」とか、「ホームでは絶対に勝たなきゃ」とか少年なりに色々抱えながらのスタート。
二駆のB7も、レース含めて40パック超の走行を経て、ついにフロントにカーボンサスアームを投入しました。
どんな感じになるかワクワクです!
ちなみにノーマルサスアームは40パック走行後もほとんどガタは出ていませんでした。凄い!
アライメントを慎重に計測、調整します。
練習走行も真剣そのものです。
ハイグリップに悶絶、苦戦の予選
快晴で気温もぐんぐん上昇。
ドライバー、パパメカニックは暑さに悶絶します。
予選は2WD、4WD共、1回目のタイムでTQを決めたものの、午後の2回目の予選で苦戦します。
路面温度が上がり、グリップが鬼高!!
四駆はとにかくステアリングが難しい、と訴える息子氏。
1回目と打って変わって、ちょっとステアリングを切るとハイサイド、というデスゲーム状態。
転んで後退、取り戻そうと焦ってボロボロ。
このまま決勝はマズイです。
逆に二駆のB7は強烈なアンダーステアに悩まされます。
カーボンサスアーム投入で、路面を良く捉え、ガッチリ感は増したものの、とにかく曲がらなくなったと。
さて、何から手をつけたら良い?
大幅な変更は裏目に出たらアウト。自分の引き出しの少なさが恨めしいです。
そんな時は我らが崎山監督です!
「助けてくださいー(T . T)」
この日は午後から外せない仕事があるそうで、とにかく多忙な監督。本業?の塾経営者の集まりではラジコンのことでイジられるのが定番だそう(笑)
セットアップの前にマシンチェック。
出てくる出てくる、不調の原因が。
B74.2CE
①サーボの固定(ステー側)が緩みサーボごと動いているとな!?
これではまともに走らないです(^◇^;)
②前後スタビに遊びがなくパツパツに締められているよ!
スタビとサスアームがリジットになり、動きがピーキーになりがちとのこと
てっきり、話題のデカップルドスリッパーだと思っていたらそこかーい!
調整後、バッチリ走るように。
次はB7
・ボールエンドキャップが変形(バンザイ)して、アッパーアームがトッププレートに当たっている。(交換)
・各部の緩みを増し締め
・結局フロントタイヤなんじゃないのか?
ハイ、フロントタイヤでした(笑)
新品だと思っていたタイヤが手違いで1年前のビンテージ物を履かせておりました(^◇^;)
ちゃんとしたヤツに変えたら激変しました。
見てるつもりでも気づかない(テンパっている)ことが分かりましたし、初歩的なミスを減らすようにしなくては、と思いましたです。
崎山監督ありがとうございました!
さらに、バッテリープラグが内部断線してグラグラなのに気づき、お実行さんに半田を借りに行くと、
「ちょっと待ってて!」
シュババババババ!!
あっという間にプラグ交換、半田付け、収縮チューブを交換してくださいました。感謝しかないです。
お実行さん、ありがとうございました♪
ドッキドキの決勝
2WDオープン決勝
冷静にスタートを決めて、トップを保持。
途中ヒヤッとする瞬間はあったものの安定したラップを刻んでいきます。
2位には石毛さん(B7)がつけています。
かなり速いです。凄い勢いで詰めてきます!
毎週に渡るセット出しや、秘密兵器のフロントタイヤ(ピンスワッグ)が効いてます。
約6秒のマージンを稼いで、1人クルージングかと思われたラスト30秒にヒロキ少年、痛恨のミス。
ストレートエンドのコブのロープにハマります。
マーシャルに助け出された刹那、0.7秒背後に石毛さんのB7が!
これはダメかと思いましたが、冷静に最後まで走り、TQ WIN。
ヒヤヒヤでした(笑)
4WDオープン決勝
スタートを綺麗に決めて、3連の着地。
猛烈にプッシュするオレンジのマシンが!
なんと、GBキッズの先輩あお君(中学3年生)です。
実はあお君とレースするのは数年ぶり。
ヒロキ少年が4年生から5年生の頃、ストッククラスでバチバチ競い合って以来です。(中学の部活で忙しかったとのこと)
マシンは同じアソシB74.2。(二駆も同じB7)
今年に入ってGBに復活。毎週のようにぶつかり稽古で鍛え上げて来たとか。
いつもは追う立場だったヒロキ少年がまさかの猛追を受ける展開。
速い!!
これは、どうなる?!
大時計が残り1分30秒を告げた、テーブルトップコーナーでヒロキが転倒。
その隙をついてあお君前へ
今度はヒロキ少年が追う番です。
ヒリヒリするようなデッドヒート。無理に仕掛けない理性がまだあるようです。
そして、再びトップを奪還。
しかし残り40秒のところで、ストレートエンドでクラッシュしたクルマに引っかかって転倒。
またもやピンチか?!
しかし、なんとか持ち堪えて冷静に走らせます。
見事、トップゴールを決めました。
・・・・
なんと、2位フィニッシュがあお君じゃない?!
2番グリッドスタートも、序盤に6位まで順位を落としたたいちゃん。
あお君のミスをついて2位まで追い上げてフィニッシュ。
凄いぞ!!おめでとうたいちゃん!!
いやはや、ドキドキしっぱなしでした。
まとめ
GBのレースで何度か優勝を経験してきたヒロキ少年。
もうGBではやり残したことはない、くらいに思っていた、いや思い上がっていたと白状しました。
でも、全然余裕なんか無かった。
凄く走る良いクルマだったのに。
結果を出すって大変なんだ。
みんなどんどん速く、上手くなってるんだ。
色々思うことがあったと帰りの車内で話しをしました。
同じく、なんかやり切った気になっていたワタシ、パパメカニックも、「お前の目は節穴かっ!!」と突っ込まれる見落としや引き出しの無さを痛感。
まだまだ、いや全然だな、とグッタリ反省の日になりました。
もちろん、ふたクラスTQ WINは嬉しかったです。
でも、自分もヒロキ少年もまだまだだな、と。
で、隣を見ると・・・
あれ?反省とかなくて、子どもみたいにはしゃいでるタイトパパさんが(笑)
タイトパパさんも一喜一憂しながら修理にかなり奔走してたのに。
あ、これだ。
とにかく楽しまないと、です。
たいちゃんの活躍を喜び、メカニックをやり切った自分を褒めて笑う。
楽しむ気持ちがないといかんな!!
すっかり仲良しな、たいちゃんとヒロキ少年。
2人とタイトパパさんを見て、ワタシも楽しむ心を忘れないようにしなきゃなあ、と思った日曜日でした。
(結構こう見えて思い詰めたりしがち。信じてもらえないけどもw)
ちなみにたいちゃんちは祝勝会にオスシエイテッド!!(注 回転寿司)
を楽しまれたとか(笑)
参加された皆さま、運営のお実行さん、協力して頂いた皆さまありがとうございました。
追記
特筆すべきは、この日全6カテゴリーのレースを予選2回、決勝とやって、16時に終わったんです。
素晴らしいです。(昔は18時半とかやってましたねw)
これって運営の方々の努力と参加された皆さんの協力だと感じました。おかげ様で余裕をもって帰途につくことができました。
ありがとうございました。