レーシングバギーというカテゴリーを名実ともにピュアモータースポーツのレベルに押し上げた名車「スコーピオン」
その名車が2014年7月に復刻して発売。後にビンテージシリーズとして「ビートル」もそのラインナップに加わり現在に至る。
ハイ、ラジコンファンの皆様ごきげんようございます。
緩ラジ担当の石でございます。
またコレ?京商ビートル何回擦るの??
って感じでしょうが、イイものはイイ!
今回は京商のビンテージシリーズである、ビートル2014がきっかけのお話になります。
結果的にどうだったとか、どのように楽しんだかって言うのは既に宮さんが記事をアップしておりますのでそちらも合わせて宜しくお願いします。
宮さんビートル買う→自分も買い戻す。
宮さんにはずいぶん前から「買え!今すぐ買え!!」と言っていたんですよ、京商ビートル。
そりゃね、事情は色々あるのはわかってるんだけど、欲しいと言いつつ頑なに購入する意思を示さなかった宮さん。
そうか、コレは刺さらなかったのか、残念、、、
(自分も色々あって1号機、2号機ともヤフオクに放出)
あれから1年経ったであろうか?ある日突然、
「京商ビートル買うたで!」
と連絡が来た。
つい最近オープンしたサーキットでシェイクダウンもしたと言う。
ぬぬぬぬっ!!
待ってたぜ!
即座に(BBXを買おうとしてたけどそれは無しにして)京商ビートル買い戻しへ舵を切る。
○対は超品薄案件である。
1代目、2代目も苦労して手に入れた記憶が蘇る。
metabonz石調達部総動員で物件捜査&確保に動く。
某通販サイトにて2023年デリバリー品「残り1点」発見と共に確保。
宮さんに報告。
「mission complete!」
「○月○日、Come to Kashima RC Circuit、ok?」
「roger!」
こうしてビートルがきっかけで久々に宮さんとラジコンでチキチキする日が決定した。
3代目ビートル2014
ビートルを通販サイトでポチッたのが1週間前。土日一回挟むがクロネコが運んで来るのが日曜日。走るように仕上げるのに3日しかない!
スペアボディを土曜日に入手し先作りする必要がある。突貫作業だ。
あれこれ悩んでる暇はない!
カラーリングはファントムでのパーソナルカラーと同じスカイブルーアルマイト&パールホワイトのツートン。
後はブロックヘッドモータース謹製ステッカーの力を借りることにした。
翌日、予定通りキットも届いた。急いでシャシを組み立てる。
ターボビートル
3代目(=3台目)と言うことでちょっと変化を求め、HGダンパーと2.2インチホイールを最初から導入することにした。
いわゆるターボスコーピオンならぬターボビートル化である。
因みにHGダンパーをスコーピオン/ビートルに装着するにはターボスコーピオン用のダンパーステー(前後共)が必要になる(自分はそれ知らなくてステーを後で買い足しに行く羽目になった)
同じく、2.2インチホイール(こちらもターボスコーピオン流用)にはこの六角ハブが必要になる。
因みに完全なターボスコーピオン化するにはフロントのトレッドを広げるサスペンションシャフトと、WBを広げる(リヤサス、ギヤボックスを後方に移動する)プレートを交換する必要があるがそれは見送る。
HGダンパーは前日に組んどいたのでシャシ完成はあっという間(笑)
因みに同じシャシ3台目なのに組み立てが全く苦じゃないどころか楽しいしワクワクする不思議。
途中ボディ仮載せしたり
窓からスッカスカの中身が見えるのがとても嫌なのでこういった物を取り付けるのが拙者の流儀。
そして完成した(間に合った(汗))
ビートルに大径ホイールはいかがなものかと某御仁は苦言を呈しておりましたが、、、ワシは気に入った!
そして一年ぶりにラジコンで遊ぶ日がやってきた。
かしまRCサーキットと言うワンダーランド
朝4時に目が覚める。
子供か!
少し早いが下道でのんびり行くことに。
だいぶ明るくなってきた。途中日の出を見る。
集合時間の1時間前に到着。
子供か!
近くのコンビニで宮さんを待つ。
宮さん10分後に到着。
子供か!
そしていよいよ決戦の地、かしまRCサーキットへ。
詳しくは宮さんの紹介記事を参照されたし。
現地に着いた拙者の第一印象は、
適度に固く締まったフラットな路面。
充分なコース幅。
車に優しい低いコースガイド(黒いコルゲートチューブ)
そして着地側がなだらかなジャンプ台!
片道110km、2時間掛けてきた甲斐があった!
早速ピットを設営する。
宮さんと前日に打ち合わせによりエントリーした4台(笑)
こう言うことができるのも気心知れた仲(後に判るが細々した所が違う)
見せて貰おうか!1年間の練習の成果を!!
一日中ラジコンに興じる
かつてこんなに楽しく、一日中ラジコンに興じた事があったであろうか?
それは走りのステージが良い事も重要だが、やはり友人やその日たまたまコースで知り合った人達ともワチャワチャできると言うことも大きい。
カツカツしてる感じが無い。
さて、ランチボックス→ブリッツァービートル→京商ビートル→グラスホッパー2の四番勝負の行方は宮さんのレポートを参照していただきたい(笑)
【ランチボックス】
純然たるオフロードサーキットを走る!
いいのか?!
舗装路で転けない様にセッティングされた我ランチボックス、ムズイ!
でもなんだろ?ヤミツキになる楽しさ(笑)
【ブリッツァービートル】
ランチボックスが空荷の2トンダンプなら、
これはクラウンか?
そのくらい走行感がちがう!
ラインにも乗せられる、スロットルもだいぶ握れる様になって、1年のブランクによる感覚の衰えもだいぶ解消されてきた。
コレはイイ!
宮さんの言ってる事はほんとだった。
そういや、我々以外のお客さんも皆ブリッツァー持ってる(笑)
【京商ビートル2014】
本日のメインディッシュ。
ワシはコイツのために全力を尽くし今日の日を迎えたんだ!(3代目とはいえちゃんとしたコースで走らせるのは初)
綺麗なうちに記念撮影(笑)
さて、早速コースイン!
宮さんが速い!!流石最近手に入れたとは言え既にこのコースでデビュー済み。
いや〜コレ楽しすぎる。ヒタヒタ動く足、ジャンプ台飛ぶ、着地も安定、曲がる!ほんとにビンテージ??
だが調子出てきたところでアクシデント。
ストレート全開中壁に右前をヒット。
その後まっすぐ走らなくなりピットイン。
応急処置したもののシャシが捻れてる様だ。
イタタタ
【グラスホッパー2】
前日、持って来いと言われ、急遽メカ積みして持参した。
先の3台に比べ380モーター故に遅いし、ばねだけサスのボヨンボヨンなサス、こんなん期待できへんと思っていたが、コレがまた面白いのである。
パワーないから常に全開。
絶対的スピードが遅いので切ったら切った分だけ曲がる、けど跳ねまくるのでまっすぐ走らない(笑)
コレが2台以上揃うとイイ感じのバトルになる。
バッテリーも長持ちなので集中力が続かない(笑)
コレを走らせると、京商ビートルを無性に走らせたくなりワンパックで終了(お腹いっぱい)
という感じでかしまRCサーキットでの楽しい一日はあっという間に過ぎていったのであった。
今回持ち込んだ4台、どれも面白いが個人的にはやはり京商ビートルがツボにハマったかな?
ここコースとの相性がとても良いというのもあるかも知れない。
メンテまでがラジコンです
ある程度の泥はコース備えつけのエアブローと水道で落としてきたが走らせた後のメンテを怠ってはいけない。
特に壁ドンでダメージを負ったビートルが気がかりだ。
バラしながらチェックをしていく。
メインシャシとメカボックスが簡単に分離できる(下ろせる)のでメンテは非常に楽である。
摘出したメインシャシレール左右比較。
フロントエンドの高さがこんなにもズレとる!
衝突の衝撃で赤矢印の辺りから曲がってしまっている。
平面視。
Z方向の曲がりだけではなくY方向にも曲がってしまっている。赤矢印の様にへの字に歪んでいる。
金属とはいえ、柔らかいので手曲げとハンマー打ちでここまで修正できた。
まぁでも交換だよね。
諦めて新品に交換(外したやつは予備?)
できれば予防的にオプションのハードメインシャシレールにしといたほうが良いかもしれない。
他、あれだけガンガン走らせたにも関わらずビートル以外のマシンに特にこれといった破損などのトラブルもなく、コースがいかに車にも優しいと言うことが言えると思う。
まとめ
良いサーキットは笑いに溢れ、そして飽きない。
家からちょっと遠い、遠いんだ。
けどちょいちょい通いラジコンを走らせたくなる。
かしまRCサーキットとはそんな場所ではないでしょうか?
少なくとも、1年ラジコンやってなかった、、、
なんて事は今後ないと思った一日でございました。