今、親子ラジが熱い
ラジコンを走らせるサーキットでは、親子でラジコンを楽しむ姿を見かける機会が増えています。
コロナ禍の巣篭もり需要の一つとしてRCカーに注目が集まりました。
かつて子ども時代にラジコンで遊んだ世代や、これまでRCカーに触れて来なかった世代がその「ラジコンカー」というホビーの存在に気づいた、というべきでしょう。
かくいう我が家もその中の一組であります。
パパたちの中には80年代にラジコンブームを経験した世代がいるはずです。metabonz宮もその1人です。昔R/Cをやったことがあって復帰した人をリターン組というらしいです。
親子で貴重な体験を
ラジコンを子どもとの共通の趣味にすると・・・
こんなメリットがあります!
①ゲームではなく、リアルの体験ができる。
ぶつかれば傷つく。タイヤがすり減る。無理すれば壊れる。ゲームだったらやり直しや回復があるけど、ラジコンにはそれがない。機械やモノを大切にする心。それを知ることは凄く勉強になります。お子さんの成長にいい影響を与えるでしょう。
②ホビーラジコンを一緒に組み立てることができる
玩具店で売られてるトイラジとは違い、イチから組み立てるホビーラジコン。
お子さんの年齢にも寄りますが、タミヤのTT02やTT02Bシャーシあたりなら、小学校中学年くらいから一緒に作ることができます。
ウチは小学4年生でしたが、力が必要なところや、サーボ、ESCなどの電装品以外は自分で作って、ラジコンが動く仕組みを知ることができました。自分が手を入れたことで愛着も湧きますし、手先の器用さや、工具の扱い、図面の見方などいろいろな能力が鍛えられます。
※最初は組み立て済みのエキスパートビルドを買うという手もあります!
③ママ公認でラジコンが出来る
ラジコンという趣味は家族持ちにはなかなか理解されづらいものです。お金はかかりますし、場所も取ります。(理解あるパートナーがいる方がうらやましい)
見た感じ、ただの大きなおもちゃです(笑)。
大の大人がラジコンラジコン言ってるとドン引きされかねません(笑)
しかし、子どもとのコミュニケーションツールとしてなら話は変わります。
お子さんが夢中になればシメタモノ(笑)
パパだけがやりたいことは中々認めてもらえませんが、子どもがやりたいこと、になると見方も変わります。
さらに、ラジコンを軸に勉強を頑張ったり、目標を持たせるのもいいかもしれません。(ニューマシンやオプションパーツ購入)
とにかくラジコンの家庭内市民権を得るのが大事なのです。
④思い出はプライスレス
ご自身の子どもの頃を思い出して見ましょう。
お父さんに遊んでもらった思い出は案外、忘れないものです。
お互い歳をとった後なんかにラジコンの思い出を語れたら最高過ぎます。
走らせる場所を探そう!
親子ラジコンを楽しむ上で1番大事なのは、走らせる場所です。これ次第で、あっという間に自分の中のラジコンブームは終わります(笑)
最初は公園や空き地、駐車場でもいいんです。
しかし、そこはラジコン専用の場所ではないので走らせたい時に走れるとは限らないし、人目も気になるし。ラジコン禁止の公園もあります。
また、充電の場所がないので、バッテリーが切れたら即終了です。(もちろん、それでも公園ラジコンは開放的で楽しいけど)
おススメはラジコンサーキット
そこでおススメなのが、ラジコンサーキットです。今やネット検索で、「ラジコン サーキット」と検索すると出てきます。お住まいの場所にもよりますが、必ずあるはずです。
オンロード、オフロード、あるいは両方。ご自身のマシンにあったサーキットを探します。
ラジコン専用のサーキットなので、当たり前だけど思う存分、走らせることができます。
充電や整備のためのピットスペースもあり、充実した時間を過ごせます。
まずは、見学に行って、料金や施設を見て、雰囲気を掴むことをおススメしたいです。(電話やメールより一度行くのが1番です)
実はサーキットによっては閉鎖的な(マニアック過ぎる)雰囲気が苦手な人は多いんです。(自分もそうです)
現在、ほとんどのサーキットが初心者、初級者大歓迎で、新規ユーザーがほしくてたまらないはずです。
しかし、ラジコンと言う非常にニッチな世界ゆえ、全くの初めての人には難しいことも多いのです。
ほとんどのベテランさんは皆優しく教えてくれるはずですが、当たり前ですが必ずしもそうではありません。こればかりは出会いですし、運もあります。
世話好きな人が手取り足取り、色々教えてくれるところもあれば・・・
常連さん達が内輪でキャッキャやっていて、新参者は何をどうしたらいいか分からないところもあります。
また、当然、お金を払ってたくさんの人がラジコンを楽しむ場所なので、気持ちよく利用するにはルールやマナーがあることをお忘れなく。
いずれにしても、はじめの一歩の勇気は必要だけど、自分に(お子さんに)合うサーキットを見つけられることを願ってやみません。
私は千葉県旭市のGBサーキットに出会って、ラジコンが毎週末の楽しみになりました。
走れるようになってきたら
通えるサーキットを見つけたら、ガンガン走らせましょう。
そしてぶつけず、ミスらず周回できるようになったら是非、レースに出てみることをおススメします。
親子でレース参戦。こんな胸熱なイベントはそうそうないです!
大勢の人とラジコンで競う楽しさ、アツさ。
レース中のルールやマナーを子どもに教えるのはとても大切です。最初はなかなか出来ませんか、粘り強く身に付けさせましょう。
そこからの
勝つためにマシンを仕上げる楽しみ(苦しみ?)
勝利の喜び、敗北の痛み。
ドラマがぎゅっと凝縮されているのがレース。
そんな時間を共有することで、親子の絆が深まることは言うまでも有りません。
実際、我が家はレース活動がライフワークになってしまうほど、ハマってしまったくらいです。うちの場合は息子がドライバー、パパはメカニックに役割分担で楽しんでます。(もちろんパパも走らせてます)
楽しむラジコンが、目的に向けた練習に変わり、意欲も湧いて来ますが、くれぐれも熱くなり過ぎないように(笑)
まとめ
親子ラジコン、おススメです。
パパと息子だけでなく、いろんなカタチがあります。ママがラジコンやるなんて最高です。
娘さんがレーサーとして活躍しているご家庭もあります。
親子のツールとしてのラジコンをもっと広められたら、と思います。
ラジコンには言葉ではなかなか表せない魅力があります。
やった人にしかわからない。それはもったいない。
お子さんの新たな才能が開花するかも?
metabonz宮