7/23のKOC in GB。京商ヨースケ氏が翌週のCORCのレースに行くと言う。
それを小耳に挟んだヒロキ。
「行きたい!」
うーむ。初めてのコース、マシンの準備、2週連続でラジコンをやることについての嫁氏との交渉など問題は山積だが、なんとか行くことになった。
さあ、どうなった?
凄いぞCORC
CORCとは千葉オフロードRCサーキットの略で、千葉県千葉市緑区の工業団地の一角にある屋外RCサーキットである。
メインは全面カーペットのオフロードコース。全開で握り倒せる長い長いストレートにテクニカルなコンビネーションジャンプ。
大きなCORCバンクなど、オフロードバギーフリークなら誰もが興奮間違いなしのレイアウト。
さらにタミヤなどが楽しめる小さめのダートコースや
ラリーカーなどが楽しめる珍しいオーバルコースがある。
広々としたピット、清潔なトイレなど至れり尽せりなCORC。
MY LAPSカウンターも設置され、ポンダーがあればラップタイムを記録、参照することも可能。
現EP 1/10オフロード2WD全日本チャンピオンYui Kaino さんご一家が運営されていることでも話題に。
タイミングが合えば、チャンプの走りが見られる!アドバイスが貰えたりするかも!
ちなみに近くにコンビニ(ローソン)もあり、利便性は抜群だ。
営業日、利用方法などは下記をご覧いただきたい。(基本的に土日営業10時オープンの模様。メールなどで確認をおススメします。)
https://www.facebook.com/profile.php?id=100062993543713
ヨコモ・オフロードチャレンジカップ in CORC
CORC初となるオープニングレース、ヨコモ・オフロードチャレンジカップが7/30日に行われた。
つくばラジコンアリーナ主催のイベントレースを兼ねたレースで、この日は関東各地から腕自慢のオフローダーが集まった。
エントリー総数は90を越えピットは超満員の賑わい。
我々親子も前日から練習に参加。チームGB、京商支部(笑)として急遽参加を決めた。
前日より、二駆モディファイドクラスマシン(京商 RB7)を2台持ち込み、練習、セットアップを行った。
ホームコースのGBサーキットとは同じカーペット路面とは言え、色々と異なり、ノウハウの蓄積の少ないワタシ、息子は楽しみながらも大変苦戦を強いられるのであった。
とにかく、楽しい!面白い!
コースに飛び出していく息子のRB7。
日頃、高難度のGBでジャンプを鍛えているだけあってあっという間にジャンプをマスターしていく。
つまり転ばないで周回できるようにはなるまで時間はあまりかからなかった。
「すっごい楽しい!面白い!」
夢中で走らせる息子。
特に長ーいストレートを6.5Tで握り倒す気持ち良さは痺れると言う。
そのスピードを殺さずに直角コーナーからのテーブルトップ。
決まった時の気持ち良さが凄い。
しかし、いざタイムを縮めて行こうとして行き詰まる。
速く走らせようとすると途端に牙を向く
バンク、コンビネーションジャンプ、テーブルトップ、複合コーナーなど、攻略パターンがいくつもあり、
自分のマシンやドライビングスタイルにあった走らせ方を見出すにはまだまだ時間がかかるようだ。
ジャンプは全跳びが良いのか、1.2か。
ピニオンは何枚が良いか。スタビは?バネは?
ユイ君の走りをよく見てマネしようにも、当たり前だが全くダメだった。(ジャンプが届かない)
セットアップも含めて「これが正解」が分からないまま翌日を迎えた。
レースは?
二駆モディファイドクラスには約20名がエントリー。みんなクレイジーなパワーのモディファイド使いであるからして腕に覚えアリの猛者揃いだ。
予選では息子のタイムは中盤に留まる。
GBではレースレコードが取れるのに。
やっぱりコースが違うから?速い人が多いから?
この時にマシンの異常に気づいていれば、とはならないのが現実である。
決勝は屈辱のBメイントップスタート。
必ずAメインには入る、と宣言していた息子は肩を落とす。
しきりにリヤグリップが足りないと言う。
握れない。
タイヤはまだピンはあるし、アライメント、車高もおかしなところはない。
なんだ?
ヨースケ氏が全力でサポート。セットアップを繰り返すがなかなか改善できない。
「なんとかしてやりたい!」
スーパードライバー、ヨースケ氏は熱い。
決勝はトップスタートをするもすぐに順位を落としてしまう。
ミス?
なんかおかしいぞ?
と、次の瞬間ジャンプで姿勢を崩したまま着地。フロントサスアームを折ってリタイア。
ゴールを聴いて泣きながら操縦台を降りる息子。
まあ、初めてのコースだし、色々あるよ、これからだよ。
どんな慰めも今の息子には届かない。
ワタシもドッと疲労感が押し寄せた。
全てレースが終わったあと、ヨースケ氏が言う。
「ちょっとヒロキ、マシンやらせて」
コースインして間もなく
ヨースケ氏が叫んだ。
「これ、どこか壊れてるよ!!」
「これじゃ走れない!!」
リヤデフがほとんどロックしていた。
握れば即スピン。どこに吹っ飛ぶか分からない恐ろしい状態。
一体いつから?
そんなデフの異常に全く気づかなかったポンコツなパパメカニック😞。
ヨースケ氏も自分が気づいてやれなかった、と肩を落とす。
そりゃ、グリップ高めようとセットを変えても変わらないわけだ。
逆にドリフト車みたいなデフでよくBメインのトップ取れたなと変に感心した。
きっと超絶カウンターを当てながら走らせていたのではないか?
申し訳なさすぎて、言葉がない。
今回、デフを開けてみないとハッキリとは分からないが、中で何か粉砕してロックしてそうな感触。
結果は残念だし、もしかしたら?のタラレバは尽きない。
ここは切り替えて
トラブルへの引き出しが一つ増えたと思うことにしよう。
まとめ
今回はGBから崎山代表をはじめ、ヒカルくん親子、ヨースケ氏、haruhito氏がレースに参加。他にも世界のスガワラ氏、マンモス氏、小沼氏などおなじみのメンバーがたくさん。
オフロード界みんな顔見知り説が濃厚だ。
この日はなんと、Twitter繋がりで交流があり、チャンプ相模原で親子で競技バギーを楽しまれているライブリさん(この日リアルでは初)が激励に訪れてくださり、差し入れまでいただき感謝感激!!
親子で全日本選手権に挑戦されている競技ラジコンの先輩でもあるライブリさん。
同じ親子ラジコンの仲間、繋がりの心強さたるや。
そんな中、息子は新たな刺激を受けまくり、いつか自分も、ユイ君、ナナちゃんみたいに速くなる。近いうちに!!
と、決意を新たにしたようだ。
「ラジコンは、レースはしばらくやらない」はどこに行った?
やはり何事もマンネリがダメなのかもしれない。GBだけでなく、新たな攻略ステージの出現。
きっとこの先、CORC育ちの全日本ランカーが出るに違いない。
我が家もGBキッズをベースにCORCさんもガンガン走り込んで、楽しみながら鍛えていきたいと思った週末だった。
余談だが、2日も酷暑の中にいたワタシパパはかなり参っている(笑)
笑えないくらいにグロッキー。
暑いのはやっぱりキツい。水分たくさん取ったんだけどなあ。
皆様も熱中症には気をつけて夏ラジコンを楽しんでいただきたい。
息子はもうCORCおかわりしたいらしい(笑)