2023.6.25
千葉県旭市にある関東オフロードのメッカ、GBサーキットはこの上ない晴天に恵まれた。
恵まれ過ぎてあまりに暑く、そして最高に熱い一日が始まった。
この日も関東各地から腕自慢のオフローダーが集まったのだが、戦闘力が高そうなハイエンドバギーに混じって何やら可愛らしいマシンが沢山並んでいる。これが最近のGBスタイルだ。
さあ、今日はどんなドラマが待ち受けているのか!?
パパ氏、タイヤを家に忘れる
GBメンたちの笑顔が飛び交うピットで開店準備。
さて、今日のタイヤ、予選用は・・・
「ん?無い。無いぞ。タイヤ忘れた!!」
ヒロキ「・・・。気をつけて行ってきてね(笑)!」
泣きながら自宅にトンボ帰り、家人に訝しがられながら再びGBへ。
ちなみにプロポを忘れて取りに帰ったこともあったなあ。
予選〜決勝
エントリーはいつもの2WDオープン、4WDオープン。
パパはブリッツァービートルで38秒クラスに挑戦。
2WDオープン
予選はRB6ボディをチョイス。
1回目TQを獲得するも、2回目はミスを連発し順位を落とす。
「タイヤ、フロントだけ新品はダメだった。前後のグリップバランスが悪かった。あと、スリッパーがキツい。」
不機嫌になりながらも、きちんとマシンの状態を言えるようになったのはかなりの成長。
以前はダンマリを決め込むことも多かった。
パパメカニックとレーサーの会話の大切さを噛み締める。
決勝ではRB7(標準)ボディに戻す。
グリッドは1回目のTQがそのまま採用され、先頭からのスタート。
綺麗にスタートを決め、ノーミスでそのまま独走でフィニッシュ‼️
前回と違うのはとにかく握り倒した(本人談)と言うところ。
走らせながら、カイパ氏のアドバイスが脳裏に浮かんだと言う。
「もっと前へ!突き放せ!全車ラップするくらいの気持ちで!」
いつものことながら、GB名物MCお実行さんの愛のある実況は最高だ。
それに舞い上がることなく、落ち着いて実践できたことにもヒロキは満足した様だった。
よくやった‼️
2WD決勝(パパカメラ)↓
GBお実行さんの動画↓
4WDオープン
ZX7は今回ニューボディ(軽量)を導入。
濃いブルーに蛍光ピンクの派手なカラーリングはヒロキに大不評(笑)
「こんなの頼んでない(💢)」
そりゃ悪うございました💦
でもね、走っている姿は中々カッコイイと思うのはワタクシだけか?(笑)
スッゴイ目立つし、見やすいぞ!
予選一回目はスパーを痛めてリタイア。
予選2回目は右前タイヤがもげて最下位確定😭
タイヤがもげるの何回目だろう。ナット、アクスルがダメなのかも?と皆様のご意見。
ここは徹底整備せねば。
モデ四駆の激しいパワー、走りに耐えられるマシンをつくるにはまだまだ修行が必要だと痛感。
散々だった予選にも関わらず、ヒロキは昼飯もそこそこに昼休み練習に打ち込む。
四駆セットを詰めて行く。諦めてない(笑)
決勝は最後尾スタート。
スタート前に崎山さんが最後のナットゴンジメ(笑)ありがとうございました!
ロケットスタートを決め、5位、4位とステップアップ。抜き方もスマート(笑)
トップはヒカルくん。続いてワインレッドのささっきーさん。イシゲさんに続く集団に喰らいついてゆく。
イシゲさんとのサイドバイサイドを制し3位へ浮上。
その後も握り倒して、ささっきーさんを捉えて2位へ。
トップのヒカルくんはストック仕様。
パワーを路面に叩きつけながら、ジリジリと差を詰めて行くヒロキ。
残り約1分。右奥コーナーでヒカルくん、まさかの転倒。
ヒロキ、ここでトップへ!
そこから、また鬼のように握って(本人談)最後まで突き放そうと走り抜けた。
初のGBオープンクラス、二駆四駆W WIN‼️
よく頑張った。
そして、我らの京商RB7、ZX7は最後まで頑張ってくれた!!
タイヤを取りに帰って良かった!!
パパカメラ動画↓
GBお実行さんの動画↓
大盛り上がりの38秒クラス
正式名称は、いくつ数えたか38秒坂、あなたと共に櫻坂と言う長い名前のレース(笑)
38秒より早いと周回としてカウントされない!!
限りなく38秒に近いタイムを刻み続けると言うレース。今回は予選設定タイムが33秒だったので、決勝が38秒でペースが狂う選手続出!?
これはつべこべ言わず動画を見ていただきましょう😆
ワタクシの結果は11位とふるいませんでしたが、とにかく嬉しかったのが、
この日、初レース参加のGほっぱさんが、38秒ペースを守り抜き見事優勝‼️
厳しい嫁予選を勝ち抜いてついに日曜日のGBレースに足を踏み入れたGほっぱさん!
可愛いコミカルグラホが吠えました(笑)
おめでとうございます🎉🎊
笑い声が絶えないこのレース、最高です😆
まとめ
6月末とはいえ、真夏のような暑さの中、小学2年生から良い歳のおじさんまでが参加し、
みんなガンガン走らせて楽しむGBレース。
脈々と続いて来た、ゆるく楽しく、でもゴリゴリな伝統あるサーキット。
それぞれに思いがあり、それぞれに笑いと涙があり。
帰りの車内で息子と交わす会話が、これから毎日を頑張る原動力になる。
家庭事情とか色々あるけど、走り続けることって大事だなあと思った。
シリアスになり過ぎず、楽しむことを忘れずに。
運営の皆様、参加された皆様、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。