コラム

【パパ氏】タミヤ・TT02Bを再び手に取る【初心に返る】

ラジコンファンの皆さまこんにちは。

さて、競技ラジコン・イヤイヤ期を迎えてしまったワタシ、metabonz宮ですが、

ラジコンから離れてのんびりするか、と思いきや・・・・

何を思ったか、衝動的にタミヤのTT02B、デュアルリッジの組み立てキットを買ってしまったのでありました。

今日はそのお話を。

はじまりの1台

※我が家初の自分で組んだラジコン。TT02B ネオ・スコーチャー。金色のボディから百式なんて呼ばれていた。

TT02Bと言えば、我が家がホビーラジコンを始めた2020年に初めて新品で購入したマシン。(きっかけは相方石さんに譲ってもらったMF-01Xのジムニー)

※フタバ模型で店長に勧められるままオプションを買った記憶。

まだ小学3年生だった息子と一緒に悪戦苦闘しながら、溢れるワクワクに胸躍らせて組み立てた。

ドライバー片手に説明書と睨めっこ。こんなことはまず日常では起こらない。

自分でラジコンをイチから組み立てたぞ!!

興奮冷めやらぬまま家の前の路地を走らせる。

思いの外よく走ることに気を良くし、空き地や公園に飽き足らず、ネットで探してついにサーキットデビュー。

広いサーキットを思いっきり走らせる楽しさや、走れは傷つき、汚れ、時にはクラッシュでパーツが破損することもあった。

そんなことを実感として知った、言わば我が家の始まりの一台。

TT-02Bとは・・・

そもそも、TT02Bシャーシとは何なのか。

実はよく知らないまま通り過ぎてきたので今一度おさらい。

以下、Wikipediaより引用

概要

TT-01に続く、ビギナー向けのシャフトドライブ4WDシャーシ。モーターはシャーシの右サイドに縦置きとなった。入門者にも扱いやすいように部品点数は少なくされており、価格も抑えられている。パーツの組換えでホイールベース車高トレッドをそれぞれ2タイプから選択でき、多彩なボディが装着可能。セッティング次第でフラットダートからオンロードまで対応できる、汎用性の高さが特徴。

発売はオンロードが2013年5月

オフロード用のTT02Bは2013年7月発売

オフロード用TT02B(BはBuggyの頭文字)特徴としては、

・専用のロングサスアーム及びサスマウント

・専用ダンパーステー

・CVAオイルダンパー標準装備(バギー用)

・大径ピンスパイクタイヤ・ホイール

・前後バンパー

・専用ボディ

など、多岐に渡る。

尚、ギヤ比はオンロードタイプの標準は 8.27:1、オフロードタイプの標準は 10.71:1

大径タイヤの為か、かなりローギヤード。

以上からタミヤの入門用オンロードシャーシから派生したマシンだということが分かる。

実に10年を超えて愛されて来たロングセラー。

さすがタミヤだ!と唸るのが価格の安さ。

実売で10,000円前後と手を出しやすく、タイヤ、ボディ、モーターまで付いてくる。

もちろん、送受信機やサーボなどメカ類は別だが、やはり破格の安さだと思う。

しかし、よく考えられているなあと唸るのは、

ポップアップオプションズなる、お小遣いで買えそうな価格の魅力的なオプションパーツが多数用意されており、

一つ一つは少額でも、気づいた時にはかなりの金額になっていることが多い。

また、多くのオプションは美しいブルーアルマイトに彩られており、ブルーの箇所が増えることで、大いに所有感を満たしてくれるのだ。

人はコレを、愛を込めてタミヤ沼と呼ぶ。(諸説あり)

我々親子がこのTT02Bに出会っていなかったら、多分、今のレースだ!スピードだ!はなかったハズだ。

で、どうだった?

あくまで記憶を辿った当時の印象だが、初めてサーキットを走らせた印象は、

意外とステアリングが切れず小回り出来ないこと、校庭のような低μの路面では、いざ握るとすぐスピンする!難しい!ジャンプでバチンと腹打ちする!

というものだった気がする。

その当時はまだワタシもラジコンを走らせており、マシンも息子専用というわけではなかった。

走らせ方も未熟。ガンと握ってバンと切るみたいな操作しか出来なかったことや、タイヤのグリップに無頓着だったことも大きい。

※当時は送信機を変えるなんてことすら知らなかった。(1台につき一個のファインスペックが増えていく笑)

やがて操作に慣れてくると俄然面白くなってくる。スロットルの開け方、ライン取り・・・

しかし、その頃にはすっかり息子に取られて、パパが走らせる時間も減っていった。

サーキットを走らせていると、バッテリーが切れた、やれネジが取れた、何が折れた、無くした、と様々なトラブルに遭遇する。

せっかく走らせるのを楽しみに来たのに、修理に追われて時間切れになることも。あるいは交換パーツがなく、走行不能になりガックリ肩を落として帰ったり。(で、DB01を増車。今度は長女に取られてしまうのは別の話)

なので、正直なところ、パパが心ゆくまでTT02Bを走らせた記憶がないのである。

そんな、壊れたらおしまい、ではないホビーラジコンの魅力、魔力にどっぷり浸かり始めたのがこのマシンだった。

そして今再び

衝動的に連れて帰ってしまったTT02B デュアルリッジ。

店内には3種類TT02Bがあり、ネオスコーチャー、プラズマエッジ、デュアルリッジがあった。何故その中でデュアルリッジなのか。

デザインである。

かのPDCデザインワークス、やまざき たかゆき氏によるデザインは、ミニ四駆時代からお気に入り。(DCR01、02シリーズなど)

低さとデザインに痺れた。

また、トリプルホイールのデザインも手掛けていたりする。

とにかく、低くてかっこいい!!

コレに尽きる。(個人の好みですヨ)

で、現在。

鋭意組み立てに取り掛かる。

CVAダンパーを組み立てる。

ビックリしたのは、ピストンが一体成形の釘のようになっており、オリフィス(穴)がない!?

よく見るとDカットされており、そこからオイルは流れるようだが・・・。

写真はTD4付属のCVAダンパーのものと比較。

厄介なEリングがないのは初心者にはありがたいが、性能的にはアレだろう(笑)

と、入門用ならではの色々すらも楽しみつつ、まずはノーマルで組んでみようと思う。

・・・・最初からオプションを入れるのは避けるが、組み方は3年分のノウハウで工夫・・・

いずれ初号機百式から引き継いだパーツを投入しようと考えている。

まずは初心に返って、始まりのラジコンを楽しんで行きたい。

次回は、組み立て〜初走行編。

metabonz宮