ラジコンファンの皆様こんにちは。
このところ、息子氏の競技バギーに掛かりっきりで、楽しくはあるものの、やや空気が張りつめていた我が家のラジコンシーン。
毎月参加していたタミチャレも嫁予選もさることながら、息子氏本人が「バギーに集中したいからやらない」と言い出していた。(お金の心配もしていた模様)
確かに、パパメカニックにしてみれば、タミチャレも競技バギーも、というのはちゃんとマシンと向き合うほどに無理ゲーなことは明白だった。時間も財政も足りない・・・
しかし、せっかくの週末ラジコン。
カツカツカリカリしてばかりはやはりツマラン!
勝たなくても良いから、大好きなラリーカーを走らせて楽しもうじゃないか、と今年初めてのエントリー。
さてどうなったのか?
我が家のTT02ラリー
詳しくは春に書いたブログを参照されたい。
パパ自身が楽しむためにあり合わせで製作したTT02ラリー。今回は息子氏がドライブする。
ランチア・デルタ・インテグラーレ・エボリツォーネ(長い!)。パパ憧れの1台。
実車は無理でも、ラジコンなら!!
メカはタミチャレ準拠。
タミヤ TBLMー02S 10.5Tモーター
タミヤ TBLE-02S(ちょっと前のタイプ)
サーボはフタバ S9570SV
バッテリーはタミヤ リフェバッテリー6.6v
デフは前デフガム入り重デフ
リヤはボールデフ。
ダンパーはTRFスペシャルダンパー
前後に300#のダンパーオイル。
スプリングは前後共にTRF Mツーリング用 赤(ソフト)
タイヤはラリーブロック(ノーマル)にインナーはソフト。ホイールは24mmのミディアムナローに組み合わせた。かなり酷使して3部山の中古。いい感じにスライドする。
車高は前後15mm。
テーマはラリーを楽しむ!
やってきたのは、ホームのGBサーキット。タミチャレラウンド6。GBにはオンロードもあるのだ。
当日は断続的な雨が降り、レースは午後からに。
TT02ラリー自体は何度も操縦しているので問題はない。
何より、今日の目標は「コーナーにド派手なアングル侵入し、華麗に駆け抜ける」なのだ。
そう、WRC、ターマックラリーの映像のように!
とにかく勝ち負けはどうでも良い!
と決めての参加なのだ。
しかし、心配ごとがあるとすれば、ジャンプ台は未経験。果たして衝撃に耐えられるのかは未知数だ。
また、ワタシ自身が振り回して楽しい、というセットはレースではどうなのだろうか。
予選・決勝
走り出して直ぐに、周りと比べてクルマがなかなか前に出ていなかないことが分かった。
どんどんパスされで行く。
しかし、本人はいかにドリフトを途切らさないかに命をかけていたので気にしてない様子(笑)
そうは言っても顔馴染みのメンバーと周回するうちに、だんだんレース的な走りに変わって行く。
速く周回するなら、コーナーを小さく、速く抜けないといけない。
つまり、息子に言わせると、あんまりラリーっぽくないらしい(笑)
ド派手なアングルのコーナーはレースではタイムロスなのだ。
結局、ドリフト走りは予選1回目で封印。
予選2回で3番グリッドにつける。
決勝スタート!
ロケットスタートを決めるが、タイヤがダダ滑り(笑)ジリジリ離されていく。
いつもならここでヒートアップする息子氏。
今回は冷静だった。
トップの崎山さんインプレッサとのサイドバイサイド。
マシンを完全にコントロール下に置いていることがわかる。いいぞ!
ランチア同士、お実行(XV01)さんとのバトル。タイヤがズルズルだ。
ステアリングリンケージにトラブル
レース残り30秒でマシンが止まる。
ステアリングリンケージをつなぐピロボールが根元から抜けている。
ジャンプに耐えきれなかったようだ。
前輪のタイヤも剥がれてホイールから外れていた。(これは接着が甘かった)
その場では直せないが、なんとかフィニッシュラインを通し5位フィニッシュ。
ラリーカーを思う存分振り回し、満足げな息子。
「楽しかった!」
なら良かった。
タミチャレに思う
「久しぶりにタミチャレ出ようか」との提案に息子は反対だった。
理由は「勝てないと悔しいから」(とお金もかかるし)
まあ、言わんとしていることはワカル。
特にタミチャレGTとか出場すると、まずマシンの速さの違いに打ちのめされる(笑)
ストレートで置いていかれる・・・
「何処がイコールコンディションやねん!」なコンペティションな世界に心が折れたのも正直なところである。(マシン作りからモータースポーツは始まっているよという世界)
競技バギーはある程度なら腕でなんとか出来てしまう面が大きいと感じている。
しかし、タミチャレは違う。
腕も大事だが、マシン造り、タイヤ、バッテリーにそれはもう情熱と持てる頭脳、財力を注がないと勝てない。(と思っている)
あ、タミチャレを批判してるワケじゃないので誤解なきよう(笑)
あ、カツってる人をどうこう言いたいワケでもないですヨ!!
それだけ奥が深いと言いたいのだ。
勝つためには努力とノウハウとお金!!
・・・・・
って力んでしまうとやがて嫌になってしまう。
なら勝たなくても良いからやろうぜ!
楽しければヨシでいいじゃない?
なら?
パパお楽しみ用のTT02ラリー。
気分転換にたまにはやってみるべ!
で息子はプロポを握る。
大好きなラリーカー、リアルなスケールモデルを豪快に走らせる楽しみ。
いつものオッチャンたちとサイドバイサイドでバトルする楽しみ。
これは競技バギーとはまた違う楽しさだ。
もちろんレースだから誰よりも前に出たい気持ちもある。
タミチャレGTみたいに露骨なマシン差もあまり感じられないのも魅力。
しかし、今回は冷静にどこをどうすれば、が見えてくる。
カツカツしてないからだ(笑)
それでも、トラブルがあったことや、もっとこうすれば良かった!がどんどん湧いて、結構な悔いがのこる(笑)
レースで走るにはサスは柔らかすぎたし、タイヤもダメだった。アンプも02Sは厳しい感じだったし、バッテリーも・・・
いっそのこと新型のXV02買うか?!
結局1番熱くなってるのはパパだった・・・
さあ、来月もやるぞ(やるんかーい)!
metabonz宮