さて、息子氏入魂、珠玉のRC10ラリーがついに完成!
そりゃもうすぐにでも走らせたくなるのが人情というもの。

HWC当日、早速つくばRCパークのルーキーコースで走らせちゃいました。
「こいつ、動くぞ!」
そりゃあ動くし走るでしょw。
(実はちゃんと走るまでに色々ありまして、たいちゃんパパ、タイトくんが暴走するラリーを追っかけまわす捕物帳があったのは内緒ですw)

でもね、このクルマの真価はダートコースじゃないとわからないのですよ。
アスファルトのターマックもありますが、それはそれ。
土埃の舞う、天然のギャップがある土コースこそがラリーの醍醐味ですばい!!
つくパーにも素晴らしい屋外ダートコースがあるけども、さすがにレース中にそこで走らせる時間はないよな・・・・(実際レースはリトルシリアスリーな感じで大変ですた)

で、先日無理やり行ってきました。かしまRCサーキットさん。
どれくらい無理やりかと言うと、家からかしままでは、ぶっ飛ばして1時間ちょい。
朝8時半に家を出て、12時には家に戻っている(実質現地には45分くらいしかいられなかった)というちょっと普通はやらなそうな強行日程。

なんせ嫁氏には「しばらくラジコン禁止」を言い渡されておりまして・・・
嫁氏が所要で留守の間に(さも何事もなかったかのように事を済ませる)べく、
男二人の悪だくみは成功するのか・・・

持って行ったバッテリーは3パック(充電済み)
最低限の工具を持ち、充電器すら持って行かない徹底ぶり。
いざ実走・・の前に
「お、アソシだって」
「へーアソシにラリーあるんだ」
「あれ、高級車だよ?」
かしまはかなりのラリーブームらしく、ギャラリーの方々の注目度が半端なかったのをご報告させていただきます。
我が家の少年が正装のアソシフーディを着ておりますゆえ、
「アソシのラリー、走らせるってよ」的な感じになっちゃいました 汗

で、皆様が注目する中、おそるおそる走らせる息子氏。
今までのラリー車と違うのは、あのボディからのゴトンゴトンという音が目立たないのです!
つまり、サスペンションがよく動いてボディとシャシがバラバラに動く感じがない?(もちろん若干の音はします)
これは正直に驚きですよ!!
徐々にペースを上げていく息子氏。
この日のかしまは前日の雨もあり、しっとりしたハイグリップ路面。
我々の求める砂の浮いたローグリップ路面ではなかったのですが、標準のタイヤがバリ食い。

足回りがしっかり路面をとらえ、自由自在に走れる、と大興奮。
ワンパック走らせ、ピニオンを24Tに上げて2パック目。
このかしまでは72T//24Tのギヤ比がちょうどよかったようです。
さあ、私は動画撮影です。このRC10ラリーの魅力をどう伝えるか、時間がない中夢中でスマホを構えました。

路面グリップがありすぎて豪快なドリフトこそできなかったものの、
とにかく感じられたのが足回りのしなやかさ、足の長さ。しっかり足が伸びて路面から離れない感じ。
そしてハイサイドしない懐の深さ。
ジャンプ着地の見事な姿勢。


もちろん、バギーにはかないませんが、あのラリーカーを走らせた方ならお分かりの、ボコボコ跳ねて頼りない感じが微塵もないのです。
「パパ、すっごいよく走るよ」
上気した顔で私に告げる息子氏
こりゃスゲーや、と素直に感じたところでタイムアップ。
さらなる走り込みやセットアップはまた次回以降に持ち越しです。

この日はカイパさんが歓待してくれて、いろいろお話もできました。
「競技とか関係なくさ、たまには遊びにおいでよ!」
コーヒーとパンをごちそうになり、私も息子もホッコリタイム。
ありがとうございました。


あれだけピカピカだったボディもドロドロになりましたが、これがラリーなのです。
アソシのラリー、少々お高いですが、楽しさは保証しますよ!
まとめ

息子氏のインプレッションをまとめました。
・とにかく足回りが素晴らしい。路面をヒタヒタといなしながら走る感覚はラリーカーでは初めて。
・アルミシャシの意味はこの足回りのパフォーマンスにあるのではないか。
・センターデフの効果で、ギャップでも車が足を取られにくく、ちゃんと前に出る。
・防塵カバーが素晴らしい。ガンガン走ってもほとんど土が中に侵入しないのはびっくり!
・何回かフェンスにヒットして足回りが外れたことがあったが、うまくショックを吸収してどこかが外れるようになっていると感じた。
・予備でフロントのロアアームは持っておきたい。
・とにかくボディがかっこいい。走らせていてもそう思った。

45分の短い時間ではありましたが、非常に濃密なファーストインプレッションでした。
かしまでラリー、これは楽しいなぁ、次は私も走らせたい、そんなことを思いましたよ!
動画はこちら↓
	
	
	
	
