ラジコンファンの皆様こんにちは。
緩い方担当のMetabonz石でございます。
気付けば極寒に耐えてた冬も終わりが近づき、徐々に暖かくなってきました(まだ油断はできませんが)
そんな3月と言えば卒業シーズン。
終わりは何かの始まりでもあり別れは新たな出会いの始まりでもあります。
50過ぎのしがないサラリーメンなワタクシと言えば、家族含め卒業だの入学だのはあまり関係なくなってますが、、、年度末と言うことで激務が続いておりなんだか心身共に疲れ溜まってる嫌な感じであります。
今回はそんな疲れたおじさんにおススメな「癒し」ラジコンをご紹介したいと思います。
RCロッククローラー
今回ご紹介するのは、今から5年前の2020年に発売された、「ミニッツ4×4」になります。

ざっとおさらいしていきましょう。
ミニッツ4×4はミニッツシリーズ初のクローラー系になります。
クローラーって?
検索すると、建設機械などの履帯を・・・って出てきてしまいますが、ここで言うクローラーとは「ロッククローラー」になります。
じゃロッククローラーってなんっすか?
って話になりますが、、、
文章で簡潔に表すと、「岩場や廃道、山岳地帯などをゴリゴリと進み行く」になるでしょうか。当然、ラジコンに落とし込まれて製品化されていると言うことは実車が元になっております。※ぜひ検索して動画等で見てください!
で、
「RCロッククローラー」で
調べると、実に沢山の製品が出てきます。
一番身近なタミヤで言うと、CR-01やCC-02辺りでしょうか?

↑↑↑ TAMIYA 1/10RC CR-01
他個人的に思いつく本格派RCクローラーですと、
Traxxas TRX-4M
ですかね。

↑↑↑TRX-4M
他にもここに紹介しきれないくらいあります(たぶん)
このクローラー系RCをミニッツサイズにスケールダウンしたのが今回ご紹介するミニッツ4×4になります。

もう少し掘り下げていきましょう。
ミニッツ4×4とは?
ミニッツサイズのロッククローラー。
どの様な構成で実現しているのか?
その成り立ちを見てみましょう。
◾️シャーシ構造
ロッククローリングに適応するために、ミニッツサイズだからといって一切の妥協はなく本格的な構成となっています。

前後リジットアクスル、サスペンションは3リンク方式(アッパーはAアームタイプ、ロアアームは左右1本づつのロングアーム)、各アーム端はピボット状でアクスルの動きを阻害しない構造。
これをストロークたっぷりのコイルオーバー式ダンパーで支えています。

シャシはラダーフレーム構造で、サイドレールは金属製になります。
このラダーフレームの上に、前方にステアリングサーボと電池ボックス、後方にRCユニットを搭載。

◾️RCユニット
RCユニットは既存のRWDとかと同様でしょうか?スピードコントローラーと受信機が一体になります。

◾️駆動系
シャシ中央下部にはロアアームの支持点があり、その上にモーター一体の密閉ギヤボックスがあります。
駆動力はギヤボックスから前後のアクスルへプロペラシャフトを介して伝えます。
因みに、ギヤレシオは55.44:1〜27.72:1を付属のピニオン(6種類)で選択可能です。
このレシオを見てピンときたそこの貴方!
そうです。一般的なミニッツと違い極低速になります。

このギヤボックス内にはスリッパークラッチも備わります。

◾️アクスル(車軸)
前後のアクスルは実車同様のホーシングタイプでデファレンシャルは無く直結(デフロック状態)で、当然ですがセンターデフも無いです。
個人的にはオープンデフでも面白いんじゃ?とも思います(クローリングはかなり難しくなる)

◾️ステアリング系
ステアリングリンケージはシャシ前端に搭載されたサーボ→ピットマンアーム→ステアリングアーム→右ナックルに接続、右ナックルから左ナックルへはリレーロッドを介して接続されます。
致し方ないですが、バンプステアを伴います。

切れ角は充分確保されてます。

◾️その他
装着されるタイヤはラバー製で、実在する銘柄を忠実に再現されたものになります。
グリップ確保する為、詰め物はされておらずかなり柔らかいです。

タイヤについては京商純正でも数種類、当然社外品も多数存在します。
この辺はお好みで。
シャシ関係としては基本全て同じで、搭載するボディに合わせてホイールベースの調整が可能(110mmと120mmの2種類)

では、現在展開されているボディのラインナップを見てみましょう。
ミニッツと言えばボディです
ミニッツ4×4はミニッツRWDやAWDと同様プロポとセットになったRTRとなります。
基本となるボディのラインナップは以下の5種類です。
1)ジムニーシエラ

現行JB74。ホイールも純正アルミを再現、タイヤはBF-GoodRich
2)ハイラックスサーフ

初代ハイラックスサーフ(ワイパーが左ハンドル仕様なので4-RUNNERですね)のハイリフト仕様
3)ディフェンダー90

英国車の知見があまりないのですが、以前キャメルトロフィーで活躍していたやつですね。
4)ジープラングラー

JEEPラングラー ルビコン
こちらも実車に対してハイリフトカスタムされた風になります。
5)ランドクルーザー300

ランクル300と言えばロッククローリングとは無縁の高級SUVで、サスペンション形式も異なりますが、、、まぁ、細かいことは無しで
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意外と少ない?と思われるかもしれませんが、安心してください(笑)
これらそれぞれにボディカラー違いや、仕様違いが存在します(正直ここに紹介できるほど把握できない)
気になるのはジムニーとランクルが同じシャシに搭載している通り、スケール感はボディによってまちまちになります。
ワタクシの主観になりますが、ジムニーシエラとディフェンダー、ランクルはノーマルに準じてますが、ハイラックスサーフとジープラングラーは、カスタムされた状態を模している感じです。

とは言え、他のミニッツシリーズ同様、このクオリティです。仕上がりや細かいディテールはオートスケールコレクションと同じ。

と言うことで、ワタクシも一台欲しいなとなった訳であります。
ミニッツ4×4を買う
どれを買おうか?
先ずは実店舗を回ります。
しかし、数店見たもののコレダ!っとなるものに出会えず、、、通販で買うことに。
で、JEEPラングラーの、色はこのモヒートに決めました。


このカラーは賭けだなぁと思いつつ、決め手はスーパースワンパーのタイヤが標準で組まれてるとことろでした。
まぁボディは別で買えるしね。
ポチって待つこと数日、、、。
届きました!

心配していたモヒート色は・・・

うーん、、、第一印象は微妙なり(個人的感想です)
ま、結局こうなるだろうと黄色も手配済み(笑)

【BS MX-01 ジープ ラングラー ルビコン ヘライライエロー】
因みにASCと違い、ダミーシャシもディスプレイボックスも付いてきません。


うん、なんかこっちの方がええな。
箱出しで走らせてみる
用意するのは単4アルカリ電池8本(プロポと車体にそれぞれ4本使用)のみ。
電池を入れSWオンで即走行可能です。
さぁどーだ?
!?!?!?
びっくりする位遅い(笑)
そしてデフ無しなので小回り効かない!
おそらく誰もが第一印象としてそう思うはずです。
しかし、コイツの凄いところは走破性。
テレビのリモコンなんてあっさり乗り越えてしまう。
足の動き(ストローク)チェック。
因みに35mmの高さでも3輪接地キープ。


後輪でも同じ。
コリャスゴイ。
気になるところ
薄々わかってはいたけど、サスペンションにはダンパーがない。
つまり、バネだけなのでボヨヨォーンとした動きになる。
良い悪いは置いといて、
個人的に超絶萎えるポイント。
で、純正はもちろん社外含めると品数あるオプションパーツの中から、オイルダンパーを入れる事にした。

選んだのは京商製。
悩ましい値段(笑)

内容物はコンバージョンキットとの事で、一部標準装備の部品を使うので基本ダンパーのみ。

部品がいちいち小さく、若干手こずるが難しい事はなくちゃちゃっと交換。

さぁ、あの萎えるボヨヨォーンがどう変わるか??
ハイッ!
クルマらしくなりました!
ダンパー組んでる段階ではかなりスコスコなので本当に効くのか?不安だったのは内緒です。
まとめ
今回はミニッツ4×4の紹介(言うてももう発売から5年経過しており今更ですが)と、それを手に入れたよ!のご報告になってしまいました。
ミニッツという名ではありますが、もうコレは別のモノですね。
普段とは違う、家でまったりとクローラー遊びも良い気分転換になると思いますよ。
で。
ミニッツ4×4の本当の楽しみは、コース作りにあるんじゃないかと思います。
今後その辺についても続報をお伝えしたいと思います(キリッ)
