ラジコンファンの皆さまこんにちは。
あのクソ暑かった季節は何処へやら。めっきり寒くなって参りましたね。
拙者、暑過ぎるのも勘弁でしたが、寒いのも大嫌いですw(ワガママかっ)
やはりヒートテックは神です。
さて、今日は GBオフロード・勝手に北半球選手権に参加して来たお話であります。
ちなみに GBのいつものラウンドレースは(勝手に)宇宙選手権なので、今回は地球規模です(笑)
さあ、どうなった?
スペシャルなドライバーが参戦!
2024.11.24 千葉県旭市 GBサーキット
勝手に電動オフロード・北半球選手権らしく、2024全日本オープンクラス4WDチャンピオン會野由偉選手、同じく全日本オープンクラス2WDファイナリストの三瓶達也選手が参戦。(おや?ヨースケ選手がいないなあw)
さらには近所にタバコを買いに出かけたはずのエンジンバギー界のレジェンド、teamAJ茂木選手も駆けつけてくださいました!
GBエキスパートたちも気合いが入ります。
全日本スポーツクラスが終わり、
「速い人、巧い人と走らせて修行を積む」がテーマの息子氏にとって、こんなチャンスを逃すまいと鼻息荒く(笑)
もちろん、我が家の少年にもちょっとだけ 、GBでは誰にも負けたくない!というプライドもあったとかなかったとか。
2WD、4WDもモディファイドクラスに
全日本スポーツクラスでストックモーター仕様にしていたクルマたちをモディファイドモーターに戻しました。
2WDは6.5T
4WDも6.5T
よって参加クラスは2WDオープン、4WDオープンに。
モデでの練習は全くしてないけど、まあ、ずっとモデ仕様でやってきたので大丈夫だろうと思っておりましたが…
朝から悶絶!?
朝の練習走行にて。
全日本スポーツクラスに本気のチャレンジをした結果、モデ仕様の感覚に戻らない事態に…
指が、走らせ方がすっかりストックになっておると。
ジャンプは飛び過ぎるわ、コーナーで曲がれずにハイサイド…
いつものリズムと精度が出ない。
それまでは6.5Tにブースト、ターボをバキバキに効かせて走らせていたのが、
「怖くて握れない。壊しそうでヤバい」
なんせ、二駆はコーナーでバリ山のシュマッカーが滑り出すとな。
出ました!
悶絶 からの 不機嫌(笑)
こうなると何を言っても無駄に…
後から聞いた話だと、クルマがポンコツ パパのメンテやセットがダメ過ぎて上手く走れないのではないか、とムッていたらしい(笑)
しかし、気を取り直してESCのセットやタイヤ、ボディなどを時間のある限り対話しながらテストしつつ、お手手と感覚を戻して行ったのでありました。
この気持ちの切り替えが出来るようになったのは成長だと思いましたヨ(全日本ではなかなか出来なかったですがw)
何故なら、たまーにしか来ないユイ選手や三瓶選手がいきなり、バキバキに速いから(笑)
「あの人たちと一緒に走れたはず、できるはず!」
予選
予選ヒートの組み合わせ、二駆四駆共にいきなり濃すぎるメンバーで白目。
ユイ選手は前回一緒に走らせたのが3月。半年以上ぶりの GBで、いきなりぶっ飛んだパフォーマンスを発揮!
二駆でテーブルトップ一気飛びなど、周囲の度肝を抜く走りで王者の風格を示します。
ラップタイムもサラッと17秒台に入れて来ます。
三瓶選手も当日入りでダンパーのみ合わせただけだとか。
他の選手が19秒台のラップの中、
いきなりバンバン飛ばして18秒台の速いラップを連発。
これぞ、レジェンド!!
対するヒロキ少年は凡ミスを連発。
あれだけ、何百周と走らせた GBのコース。久しぶりのモデという理由の他にも。
とにかくユイ選手が速い!!激烈に速い
ラップ当たり0.4秒速い!
当然それに刺激を受けてマネするワケです。
釣られておりますw
一気飛びや、超絶コーナリングの数々を。
で、転んでタイムロス…
予選でありながら、まるで練習かつ稽古のような…
明らかに少年は自分の今までの限界を越えようともがいているように見えました。
その結果、タイムロスが祟り、二駆は三瓶選手に抜かれて3番グリッドに。
四駆は辛くも2番グリッドを死守するも、同一ラップながらタイム的にはほぼワンラップ差という有様。
「レベルが違うんだよおおおぉッ!」
アニメのセリフがグルグル回ります(笑)
…
昼休憩も、とにかく走る走る!
ユイ選手もとにかく走るので、やっぱり稽古みたいになってます(笑)
ちなみにユイ選手、二駆は6T、四駆は4.5T!!とな
モーターが速い?ノンノン!
このタイトなコースで使いこなしているのが凄いのです。
対するヒロキ少年も6.5Tにブースト、ターボですからそこまで差はないハズです。
やはり腕。腕なんだなあ、と。
決勝 2WD MOD
1番グリッド ユイ選手、2番グリッド 三瓶選手
ヒロキ少年は3番からのスタート。
序盤から三瓶選手とのバチバチバトル…というよりは、巧みな三瓶選手のブロックをどう攻めたらよいか、攻めあぐねているヒロキ少年という構図。
三瓶選手のラインどりが凄い!
全くスキがない。ついに我慢出来ずに右側のコーナーで三瓶さんを内側に押してしまったヒロキ。
きちんと復帰まで待つことが出来たのはヨシ!!
その後、ストレートエンドのコブを使ってジャンプで前に出るという荒技でオーバーテイク。
それくらい、抜きどころが少ない GBのコース。
気づいた時にはユイ選手ははるか先へ。
そこから怒涛のスパートでユイ選手と同じ18周に入れて、自己ベストを更新。
二駆での18周入りは今回が初めて!!
2位でフィニッシュ。
勝てなかったのは悔しいけど、自己ベストが出て良かったと本人の弁。
決勝 4WD MODは大波乱
4WD MODは2番グリッドからスタート。
スタート直後、テーブルトップ全飛びで仕掛ける!
見事、トップを取った!
と思ったのも束の間、次のラップで同じように全飛びでオーバーテイクされ、一周天下だった(笑)
その後、3連で着地ミス。
大きく順位を下げてしまう。
1位はダントツでユイ選手、2位にはなんと、teamAJジュニアのタイト君!!
沸く会場
それ以降2位以下がどんどん入れ替わるバトルロワイヤルな展開に…
とにかく今回は転びまくったヒロキ少年のB74.2CE。
本人曰く、乱れて転んだというよりはいつも以上に握ったし、攻めていたからだと言う。
焦る気持ちよりも、「ここまで攻めたら転ぶんかーい!」と割と冷静だったらしい。
その後、全日本に続いてまたまたトランザムモードを発動したヒロキ少年w
執念で2位にポジションを戻してフィニッシュ。
タイム的にも前半のミスでイマイチながらも、最後まで攻め続けたこと、きちんと結果を出せたこと。
諦めなかったしたたかさを褒めたいと思いました。
レースは最高の練習ってことで!!
まとめ
いつも気にかけてくださる三瓶さんと、バッチバチで走れた喜びと楽しさ。
「まだまだだなあ、ヒロキ!」
「スタートから仕掛けたの、良かったよ!」
ユイ選手の凄さに触れて、今の自分に足りないもの、まだまだできること、やることがある!と思えたこと。
たいちゃんもかなり速くなってきて、ウカウカしてられないこと!
何より、ヒロキ少年が
「いやー、緊張したけど、凄い楽しかった!」
帰りの車内で語る姿でパパは満足です。
…
そんな戦いの場所でありながら、いつも笑いが絶えない、めちゃめちゃアットホームな GBサーキット。
いやはや、やっぱり最高だなあとしみじみしました。
崎山さん、お実行さんをはじめ、お世話になった皆様ありがとうございました(・∀・)