俯瞰
読み方:ふかん
「俯瞰」とは、「高所から下方を見渡すこと」および「広い視野を持って(巨視的に)物事を捉えること」の意味で用いられる表現である。「俯瞰的に考える」のような言い回しで用いられることが多い。
さてさて、ワタクシのもはやライフワークになってしまったラジコン趣味。
親子でレース活動に勤しみつつ、公園やサーキットで緩くタミヤを走らせて楽しむ日々。
待ち遠しい週末。気になる天気。
厳しい懐。嫁氏、娘からの凍えるような視線。でもやめられない。
もうね、仕事中も半分くらいはラジコンのこと考えちゃってますから。
そう、もはやラジコンは1人のおじさんの生きがいなのです。
ということで、このラジコンという趣味はちょっと離れて客観的に見たらどうなの?
と気になって考えてみた次第であります。
ラジコン趣味の認知度
早速、最近流行りのAI氏に聞いてみた。
「ラジコンって趣味の認知度ってどう?」
ラジコン趣味は、一部の人を除いて一般的にはあまり知られていないと言えます。比較的ニッチな趣味であるため、知っている人も限られています。しかし、ラジコン趣味を楽しむ人がいることに対しては、一般的には好奇心を持っている人も多いです。また、昨今はインターネットの普及により、ラジコン趣味の情報を発信している人が増え、認知度も向上している傾向があります。
※ AIチャット君より
なるほど。
まあ、そうよね。やっぱり世間一般にはニッチな(狭い)趣味よね。
ワタクシも職場でうっかり
「ラジコンやってるんです。」とか言うと、
「へー、そうなんですねー。公園とかで遊ぶヤツですか?」
「えー、まあ、アハハ」
みたいな感じでフワッと着地する場合がほとんど。
そこで運良く?昔グラスホッパー持ってました!なんて劇的な出会いがあるなんてこともまずなく、
うん10万円かけて、サーキットを目玉飛び出すスピードで走らせて毎月レースしてますー、なんて話には到底行きつきません(笑)
とはいえ、SNSとかYouTubeではワンサカ動画やら楽しむ姿を発信されているし、それを毎日見てるからつい錯覚してしまうのです。
「みんなラジコンやってる!」
「大ブームキタ!」
「国民的娯楽!」
否。それはまずないのです。
趣味の世界はまるで広大な海のよう。ラジコンはその海の中の砂浜に埋まるハマグリの一つみたいなもの。
そっか。そうだよなあ、と我に帰る瞬間。
さらにAI君に訊ねます。
「ラジコン趣味って世間からどう思われとるの?」
それは人によって異なります。一部の人々にとっては、ラジコン趣味は非常に興味深く面白いものであり、熱心に取り組んでいる人もいます。一方、ラジコン趣味に興味を持たない人々にとっては、それがどのように楽しめるのか理解できない場合があります。総じて言えることは、ラジコン趣味は個人的な好みによって評価が異なる趣味の一つであるということです。
AIチャット君より
いきなり核心キターーッ
だよね。ラジコンに興味がある人にとっては最大の関心事でも、興味がない人にとってはどうでも良かったりするもんな。
テレビニュースで、盆栽やら錦鯉を外国人がめちゃくちゃ熱心に競って買いまくるのを見た時も「世界は広いなあ」って思ったもの。
撮り鉄がトラブル起こしたニュース見ても、バカだなーって思うだけで、鉄道に興味が湧くこともなく。
つまり、ラジコン趣味は、何らかのきっかけでラジコンに出会い、やっぱり合わないと辞めてしまわないでハマってしまった、ごく少数の人が楽しんでいるだけなんだなあ。
だから、サーキットで出会って仲良くなったラジコン仲間とは奇跡的な確率で巡り合ったとも言えるワケで。
さらに今ではSNSで同じ趣味の人と繋がれる幸せも。
もっと盛り上がって欲しいか?
我々一般ユーザーが
「ラジコンをもっと盛り上げたい!」
と言うと、何故かネット界隈が荒れる傾向にある(笑)。
ラジコンは、やれば脳汁出まくりで本当に楽しい。
こんな楽しいことは知らせなきゃ!
ってごく純粋な気持ちでそう思っての言動だと思うのだけど、なんにせよ趣味だけにいろんな人がいる。
じゃ、ワタクシ自身はどうか?
個人的には、盛り上がってくれるとユーザーには恩恵が増えて好ましいと思いますな。
盛り上がる→キットやパーツが売れて、メーカーからの供給も良くなって、便利になる。
新製品が出る。経済が回る。
走らせる人口が増え、サーキットが賑わう。
その中からレースユーザーが生まれ、レースが盛り上がる。
反面、サーキットが混雑して、満足に練習できないとか、マナーがなってないユーザーが増えて、嫌な思いをすると言う問題もあったりします。
盛り上がるってそう言うことなんだ、と思うわけです。
まとめ
ワタクシ個人的には、もっと小学生などのキッズがラジコンをやって欲しいと思います。
ニンテンドーSwitchのスプラトゥーン3って激ムズのゲームを難なくできる子どもたち。(かつてのゲーム世代だったワタクシ、まるでダメでした)
あれができるなら、ラジコンレースなんかすぐできるんじゃないかな?
まずはラジコンに触れて、走らせて。
ゲームも良いけど、リアルにマシンを走らせる楽しさをもっと味わってもらいたいなあ。
手を真っ黒にしながらセットに格闘したり、タイヤの摩耗を知ったり。
もちろん、サーキットのルールやマナーをきちんと教えて、スポーツとして楽しむ。
そして、
おじさんはおじさんでキャッキャ楽しむ!
リアルやネットで繋がった同世代の戦友たちとラジコンを通じて童心にかえって遊ぶ!
遊んで明日への活力をもらう。
大事なのはおじさんも楽しみつつ、次の世代をつくること。
そうしないと、おじさんはやがてじいさんになり、サーキットには誰もいなくなってしまうよなあ。
そんな余計なことを考えた週末です。