ラジコンファンの皆さまこんにちは。
今日は先日参加した、つくばRCアリーナで行われたレースイベント、その名も「サマーオフロードチャンピオンシップwith ハイテック・マルチプレックスジャパン」についてです。
始めたばかりのカーペットのオフロード・バギー。
不安なパパを他所に俄然やる気の息子。
さあ、どうなるか。
レースがしたいです
7/23に初めてつくパーでカーペットバギーを走らせ、そのダートとは全く違うスピードの世界を知った。
偶然、翌週にレースイベントがあると知る。
「レース、やりたい!」
待て待て、もっと練習したほうが良くないか?走り込みが足りないんじゃないか?
そう思うパパをよそに、小5の夏休みな息子はやる気を漲らせる。
・・・困った。我が家の場合、2週連続でつくば遠征(片道約80km)はおそらく許可されない。
予想通り、嫁予選は不調。「無理に決まってるじゃん」と取り付く島がない。
チラリと息子を見ると、拳を握りしめて下を向いている。
しばらくすると、鼻を啜る音が聞こえてきた。
静かに泣いていた。
自分が今1番熱中していること、目指す先があることを無下に否定される辛さ。悔しさ。
その様子に気づいた嫁氏、渋々だが態度を軟化させ、遅くならないことを条件に参加を許されることに。
ワタシの百の言葉より、息子の涙・・・・
ワタシがもっとしっかりして、嫁に理解を求める努力をしなければと反省。
レースに燃えている小学生の純粋な気持ちを止めてはいけない。
そして、今までも数々のレース経験を積んで、幾分逞しくなった息子。
レースは場数だ。どれだけ場数を踏み、凌ぎを削る戦いを経験したか、なのだ。
と、今の息子を見て感じるのである。
だからこそ、できる限り経験を積ませてやりたいとパパは思う。
心強い仲間とレースに出る!
この日もタイトくんファミリーと一緒にピットを設営。我が家は初めてのつくパーでのレース。
GBにはない車検など、気をつける所、注意ポイントを教えてもらう。
案の定、最低重量が足りず、バッテリーウェイトを追加したり、タイトパパさんにウェイトを分けて頂いて1501gでセーフ(笑)
フロントのトレッドもギリギリ!!😅
バッテリーの電圧もチェック。
これが車検なんだな!ドキドキ(笑)
一緒に色々教えてくれる方の頼もしさ。GBでレースは慣れていたつもりだけど、いい緊張感を知ることができた。
この日はGBやバンブーで知り合った方々や、三瓶さん繋がりで知り合った方など、たくさんの方に声をかけていただいた。(皆さん、三瓶さんは?と聞くので、また三瓶さんお願いしますw)
走る場所を広げることで、どんどん人の繋がりも広がっていくことを感じた。
無謀な2WDモデへのチャレンジ
今回のレースで1番参加者が多かったのが、2WD新ストック17.5Tで、ヒートが3つの大盛況。
かなりの激戦で、参加者のレベルも幅広い。
アツさなら断然ストッククラスだ。
モディファイド2WDクラスは9名のエントリー。1ヒートのみ。猛者しかいない中に投げ込まれる小5少年(笑)
オオカミたちの群れに仔犬(RB7)が・・・
正直、周りに迷惑をかけたら、などと心配は・・・
杞憂に過ぎなかった。今日もガンガン6.5Tを握り倒している(笑)
よく、「え?モデなの?」と驚かれることが多い。小5なのに?と。
最初は二駆、四駆ともストックで始めたが、ダートでは半年でモディファイドクラスに切り替えた。
理由は、マシンを速くするために掛けられるコスト面が大きい。
ストックで今より速くするにはモーター、アンプ、バッテリー、全て交換とな?!(入門用に安いので揃えた)
また、いずれはモディファイドクラスで走りたいと本人が考えていたのもあり、ならばモデにしよう、となったのだ。
とはいえ、最初はやはりパワーに翻弄されていたし、メカの経験不足によるマシントラブルも多かった。
・・・・・
練習は日頃のタイムテーブルと同じで、ビギナー、ストック、モデを10分ずつ回す。
前回のシェイクダウン、練習の時には感じなかった、足の柔らかさに注文がつく。
もっと硬くしたいらしい。
速さにも慣れ、もっとクイックに動かしたいと言う。次回への課題だ。
今回は車高を何パターンか試して走りやすいセットを探って行った。
調子は悪くない。
予選は最後尾からスタート。やはり皆さん速い!ストレートではまさに瞬間移動だ(笑)
予選2回目、かなり軽快に走れるようになり、タイムも前回のベストを更新。
最後にジャンプで姿勢を崩してリヤをヒット。
ターンバックルが外れて、マーシャルの方が付け直して走り出すも、スパー辺りからガラガラノイズが・・・
脚は折れず。ピニオン位置がズレたか。
予選は7位。ここからどれだけ順位を上げられるか、だ。
ボールエンドキャップを交換。スパーとピニオンのクリアランス調整で大丈夫、と思ったが・・・
Aメイン決勝スタート・・・
結果から言うと決勝を走ることは出来なかった。
ポンダーチェック走行でギヤからの異音が消えず、出走出来なかった。
原因はのちに分かるのだが、ギヤデフのベベルがダメージを受けて音が出ていた。
悔し泣きしながら、操縦台を降りるヒロキ。
走らせてやれなくて本当に申し訳ない。
タラレバだが、2回目予選を終えた後に手間はかかるが、デフのチェックをしていれば・・・(空吹かしでは異音は出ず、走らせるど音が出た)
そして予備のデフがあれば・・・
もちろん、帰宅後、ギヤ周りをバラして、画像を三瓶さんに送り原因が判明したので、その場では分からなかったのだが、こんなこともあるんだ、と驚いた。
やはり6.5Tのパワーは半端では無い。
もちろん、問題に対処した新しいデフを組む手配を直ぐにとった。
終わりに
今回、良かったことは、谷田部のラウンドレースの雰囲気を知ることが出来たことが一つ。我が家だけでなく、たくさんの親子ラジコンを楽しまれるファミリーに出会えた。
また、流石のつくばアリーナ。
レース運営が素晴らしく、スムーズな進行、さらに絶妙な語りのMCが会場を盛り上げていた。
次に、カーペット2WDモデへの挑戦に手ごたえを感じることができたことが一つ。激速のベテラン勢にも物怖じせずに走れたことは大きい。
最後は、ヒロキが本気でオフロードバギーをやりたいんだ、と自分の気持ちを少しずつ周りに伝えられるようになったことである。
その気持ちに応えるためにも、メカニックとしての経験だけでなく、家庭内の環境を改善し、なんとか彼のラジコン環境を良くして行かねば。
さあ、次のレースに向けて準備だ。
metabonz宮