ラジコンファンの皆さまこんにちは。
朝晩の寒さが厳しい日が続いておりますが如何お過ごしでしょうか?
ワタクシ、おなじみ「かしまRCサーキット」にて開催された「すこふぇす」に参加してまいりました。
正式名称は「かしますこやかフェスティバル」
息子氏と参加する予定でしたが、急遽ワタシ単独での参加に。ドライバー・パパ氏としてのレースは久しぶり!!
どんな感じにすこやかなイベントだったのでしょうか?
すこふぇすの凄いところ
2024.1.14 快晴のかしまRCサーキット。
地元鹿島を中心に全国から(遠くは三重から!)約40名のエントラントが集結。
かしまで初めてのレースイベントは、あのパインビーチレースウェイさんの全面協力で開催された。
パインビーチレースウェイと言えば、静岡は沼津にあるプライベートサーキット。
ラジコン界のカブキモノ、チョンマゲさんの動画などでも有名なアレである。
界隈に数々のムーブメントを巻き起こし、大人が真剣に遊ぶ、と言う姿勢には多くのラジコンファンの共感が広がっているのはご存知の通りだ。
プライベートサーキットゆえ、招待がないと走らせることはできないが、ワタシもいつか行ってみたいと思っている。
さて、このパインビーチさんの運営協力の何が凄いのか?
実際に参加してみての感想を綴ってみたい。
世界のAH、原さんも参戦!
今年から新たなプロジェクトを立ち上げた原篤志さん。その最初のイベントにすこふぇすを選んだとのこと。
ラジコンの世界チャンピオンという肩書きはもとより、その優れたバランス感覚と巧みな話術、気さくな人柄で会った人が皆ファンになってしまうという(笑)
記念すべき日に華を添えるスペシャルなゲスト。
物販も充実しており、これからの活躍が大いに期待される。
この日は熱い走りを見せて頂いただけでなく、沢山お話ができ、大変有意義な日になったのは言うまでもない。
グラッホラボさんだ!
四独グラホをキットで市販化!!で話題沸騰した、あのグラッホラボさんもいらしており、なんとこの日は原さん、オカミオーナーがそれぞれ所有するコンプリートカーをレースで走らせるというから大注目。
手にとって分かるクオリティの高さに妙に納得したワタシであった。
カッコイイんだ、コレが。(高いけどねw)
レースはあの屍(しかばね)ルール
ワタシはグラホノーマルクラスと、DTクラスに参戦。
予選は3周のスプリントレースが連続3回行われる。
転倒や乗り上げによる走行不能は、マーシャルによる救済がなく屍(しかばね)となる。
速さだけではなく、いかに転ばないか、引っかからないかも勝敗のポイント。
走行後、着順がそのまま得点になる(1位なら1点、6位なら6点)
その点数が少ない順にメイン分けが行われ、予選組内でメイン分けは完結する。(例 1位、3位、5位なら9点)
2回目の予選からリバースグリッドとなり、1位の人は最後列からのスタートとなり、最下位だった人はトップスタートとなり勝てるチャンスが生まれる仕組みは実に素晴らしい。
3回の予選を終え、ワタシはグラホノーマルはDメイン、DTクラスはEメインからのスタートとなった。(ちなみにGメインまである)
パインビーチさんのスタッフの皆さまのプロフェッショナルな仕切りにただただビックリなワタシ。
決勝も予選と同様に行われ、3回終わった時点で上位2位までは勝ち上がりができる下剋上スタイル。
とにかくレース運営がスピーディでスマート。
タイムスケジュールはパンパンにタイト。遠くから来た参加者を早く帰せるようにという配慮はありがたい。
どのレースも見せ場、盛り上がりがあり、ノリさんの絶妙なMCが会場を大いに沸かせる。(オカミさんのMCも良かった)
高価なトランスポンダーを使わなくても、こんなに盛り上がるレースができるんだ!と驚きを隠せない。
ワタシのレースはどうだった?
グラホノーマルクラス、予選はなんと原篤志さんと同じ組。
あの原さんと一緒にグラホを走らせる日が来るなんて!!
この幸せを噛み締めつつ3位、4位をキープ。
原さん、グラホでも速い!!(半年ぶりに練習なしだそうですw)
決勝はDメインスタート。最近、相方石さんとここ、かしまを走り込み、ガチバトルしながら鍛えた甲斐があったのか、1位、2位をゲットして勝ち上がり、Cメインへ。
さすがにBメイン勝ち上がりは出来なかったが、実に満足感が溢れる。
「あれ?俺、やれんじゃん?」
優勝したワケでもないのにこの自己肯定感爆上がりのレースはどうだ。
そして溢れるグラホへの愛と信頼感。
グラホレース、マジ面白い!!
DTクラス。
息子氏が組み上げたホリデーバギーに京商ダートマスターのボディを被せてレース仕様へ。
これがまた良く走ってくれた!
当日に物販で入手したすこやかチューンモーターに換装し、すこやかなスピードで戦いの舞台へ。
予選はGBアサヒさんのグラホ2と凌ぎを削りながらEメインに滑り込んだ。
なんと、アサヒさんも一緒に(笑)
Eメインではアサヒさんと1位、2位を争って2人揃ってDメインへ。
DメインではTwitterでフォローしているほりぞんさんとサイドバイサイドのガチバトル!!
アドレナリン出まくり(笑)
勝ち上がりはならなかったものの走り終わった後、互いの健闘を讃え合って楽しくトーク。
なんてすこやかなひと時だろうか。
この「走り切った!満足した!楽しかった!」
という感想が全てだと思うのだ。
もっと精進して、大人のガチラジを極めたい!楽しみたい!と思ったのは言うまでもない。
この男、ついに覚醒!?
この日、一際盛り上がりを見せたのがラジコンマガジンにも載った有名人、銀黒ちゃん。
櫻坂46を、森田ひかるをこよなく愛する熱い漢(おとこ)
確かに、ラジコン好きではあるのだが、あまりにその推しのイメージが強すぎて、
レースの走りがどう、という話題にはならなかった男が会場を沸かせる。
グラホ2(ノーマル)で何故かDTクラスに殴りこみをかけて、勝ち上がりの大健闘!
その熱い走りに会場からは
「銀黒ーッ!!行けーッ!!」
「良いぞ!銀黒!!」
の大コール。
「銀ちゃん!!」
ノリさんのMCの煽りが素晴らしい!
「覚醒したんじゃね?」
「したよ、したした!」
GBメンたちが口々に囁く。
「指が攣るほどプロポを動かしました!」
「足が攣るほど操縦台に立ちました!」
すこやかに、熱いレースお疲れ様でした。
まとめ
キッチンカーも配備され、あったかい食べ物が身に沁みる。
パインビーチレースウェイ全面協力によるすこふぇすは参加者、運営の方々みんなの笑顔で幕を閉じた。
すこやかチューン380モーターという共通アイテムを通して、握り倒しても全然速くないスピードで繰り広げられる抱腹絶倒のドラマたち。
真剣だから笑えるし、真剣だからこそ満足できる。
大人のガチラジの一つのカタチを体験できたのだ。
イベントでは表に出ず、イチ参加者として楽しんでいる様子のこの男!!
「どう?凄いでしょ?楽しいでしょ?」
自らが経験した楽しさをかしまに!皆んなに!という熱い思い、届いたと思う。
パインビーチの皆様、オカミオーナー率いるかしまスタッフチーム他
人を喜ばせたい、楽しませたいという思いをヒシヒシと感じられる素晴らしいイベントだった。
また参加したい。そんな思いでいっぱいだ。
皆さまお疲れ様でした!!