ラジコンファンの皆様こんにちは。
今日はmetabonz宮親子が無謀にもエンジンバギーに挑戦する、と言う話であります。
皆さんはエンジンバギーと言うとどんなイメージをお持ちでしょうか。
かく言うワタクシはEPを始めたばかりの頃、タキさんと言うサーキットに通っておりました。
そこで初めてブンブン猛烈な爆音を上げて走る1/8エンジンバギーを見た記憶があります。
まあ、ハッキリ言って別世界のヤツ、って認識でした(笑)
ハチに例えるなら、EPバギーがミツバチならハチイチバギーはオオスズメバチ。カナブンとヘラクレスオオカブト。チワワとセントバーナード、アルトとアルファード・・・(もういい)
到底自分と息子には縁がない世界。
あれから2年が経ち、何故かハチイチバギーの聖地「けんちゃんサーキット」にいるのでありました。
なんでもやってみる
ホームサーキットのGBに通い、レースに参戦するようになったある日。
「お父さん、エンジンやらせましょう!エンジン良いですよ。見学に来ませんか?」
と、常連の怪しい2人組に声をかけられる。
「ああ、いやあ、今はEPで精一杯なんで・・」
と何度かはお茶を濁してきた。
年が明けて1月末のGB。
怪しい2人組の1人A氏に呼び止められる。
「今度、マシンを用意するので体験しませんか?無限と京商どっちが良いです?」
・・・・
話がより具体的になって来ている(汗
息子に聞いてみる。
「エンジンバギー、やってみたい?」
「やる。」
(えー、マジか。やりたいのかーい。やらないって言ってくれたら話は終わりなんだよー。えー、うちにはそんな余裕はないよー)
ワタクシの葛藤を他所に話は進む。
生粋のクルマ好きな息子は、あのエンジンのブンブンがずっと気になっていたと言う。
色々不安はある。いや不安しかない。
しかし、何事も経験だ。なんでもやらせてみる。やってみる。体験だし。
腹は決まった。
EPとは違うのだよ、EPとは
某日、けんちゃんサーキット。快晴のラジコン日和。
間近で見るのは初めてのハチイチバギー。
A氏が愚息の為にわざわざ用意してくれたマシンは無限精機のMBX7Rというモデル。
現行は8Rなので2世代くらい前のモデルらしいけど、戦闘力は高いらしい。
まずデカイ(笑)
そして
もうマシン全体から立ち込めるコンペティションな香りに咽そうだ(笑)
・・・レースか。最初からレース前提なのか。
体験って言うからもっと初心者向けのヤツかと思ってたワイ・・・
一通り説明を受けるも全然頭に入って来ない(笑)
はえー、ほえー、スゲー、
エンジン!プラグ!燃料!スターター!
受信機用バッテリー!エアフィルター!
EPとはまるで違う世界に、まずは圧倒される。
エンジンを始動。その儀式も初めて見るが、なんとも難しそうだ。
うっさ、めっちゃうるさい(笑)音デカイ!
ついに初走行
ひとしきりA氏によるウォームアップ走行。
パアアアアンという甲高い音を立てながら爆走するマシン。路面は乾いていて、土煙を上げならフルスピードで走る。
圧巻だ。
やっぱりハチイチはデカイから、見ていても迫力が違う。タイヤがしなやかに路面を捉える足の動きが遠くからも分かる。
そして音。白煙。匂い。
デモランが終わると、息子はプロポを手に操縦台へ。
正直、横で見ているワタクシは気が気じゃなかった。
エンジンがストールしないように小刻みにアクセルをあおりながら階段を登る息子。
こんなレーシングマシン、息子に操縦できるの?
壊したらどうしよう?!
そんな不安をよそにゆっくり走り出す息子。
さあ、どうなる?
続く次話はコチラ
metabonz宮