コラム

【親子ラジコンの】つくパー練習【分岐点?!】

さて、先週、今週と2週に渡ってつくばRCパーク(つくパー)でセット出し、練習をしている。

何故今つくパーなのか。

それは、10/26(日)にこのつくパーで行われる「ホビーウイングカップ2025」(詳細はリンク参照)に参加することを決めたからである。

参加するカテゴリーは、インビテーショナルクラスのストック2WDとストック4WD。

インビテーショナル(招待)。いわゆる各メーカーのサポートドライバーや腕自慢のプライベーターが競う修羅の世界ww

‥招待されたわけじゃないけれども(笑)

学業と部活を優先し、参加できるレースについての選択と集中を迫られた少年が選んだのがこのレースだった。

5月にここでラウンドレースに出た彼は知っている(ちなみに2WDで優勝したw)

つくパーに特化したスペシャリスト(猛者)がワンサカいて、皆ビックリするくらい速い。しかも今回は世界選手権に出場した選手も参戦するという。

モデではない、パワーの限られたストッククラス‥‥

ストッククラスは全日本でお腹いっぱいだったはずなのに、

わざわざ厳しい戦いを選ぶあたり、もはや変態かよなどと思うワタシである。

さあ、練習はどうだった?

カツカツにカツる!

つくパーに来るといつも思うのは、

親子共に、ついつい無口になってカツカツしてしまう(余裕がない感じになっちゃう)こと。

もちろん、キッズレーサー仲間、パパ仲間がいたりして雑談したりして和気藹々はするのだが、

どうしても、「もっと速く!もっと良くなるように!」と、ラップタイムに一喜一憂しながら、あれこれセットアップを繰り返してしまう。

我々が行ける日曜日は、エキスパートクラスは毎時23分からと53分からの7分間しか走る時間がない。

まさに、その時間に全集中!!

時間の貴重さもそうさせる要因かもしれない。

笑わせたら勝ち、笑ったら勝ちな雰囲気のホームGB(でも皆様、走りはビックリするくらい激しい)とは正反対な感じだが、

こういうトライアンドエラーを繰り返すカツりラジコンも時には必要なのだと思う。

特にパワーのないストック、かつ特殊なコースのつくパーでは、クルマづくりが非常に大切である。

それを一つ一つ、理解、体感しながら習得出来るのが、カツりラジコンの良さだろう。

まあ、ぶっちゃけかなり疲れるが…

親子、ぶつかる!

基本的にはかなりのことを自分でこなすようになってきた息子氏。

とは言えまだまだなところもいっぱいある。

特にタイヤ関係はまだワタシがやっていたりするし、走らせ方も独りよがりのところがある。

彼なりに一生懸命にやってるのは分かるが、ついつい口出しをしたくなる。

で、言い合いになったりする。

何故みんなと違うラインを走るのか聞いたところ、

「お前には分からんだろ!」

くらいの勢いで反論されカチーンww

本来なら避けるべきお金の話で大人げなくマウント取ったりしてさらに険悪な雰囲気に…

息子は自分の意見を持ち、自分の考えを言語化して言えるようになった。

つまり成長なのは分かる。

だがしかし、それでも腹が立つのだ(笑)

親の金でラジコンしてるくせに何を偉そうに!

とか思うwwwwワタシも相当大人げないが。

嫁氏にはもう少し、2人の距離をあけるように言われている。

そう、親子ラジコンは距離が近すぎるのだ。

これは気づかない盲点だった。

子どもが成長してきたら、親がスッっと引くべき時が来る。

金は出すけど口は出さない…

そうすべき時が来たのかもしれない。

(なかなか難しいけど)

クルマの仕上がりは

つくパーも集中的に通うのは2回目。

二駆、四駆ともに順調に仕上がりつつある。

クルマづくりの勘所もだいぶ掴めて来た。

ラップタイムも削れて来ている。

今ひとつ釈然としないのは、セットも腕ももちろん大事だけど、結局はタイヤじゃないかな?というところ。

散々悩んでたタイムも新品タイヤであっけなくクリアしたりして、

「やっぱりタイヤかーい」(お金かーい)

と叫びたくなるのをグッと堪えてセットを繰り返すのだ。

ガガさんも言ってたっけ

「心・技・タイヤ」

タイヤは大事なのだ。

つづく